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2021 04/02【 お伊勢さん巡り そのCCB250R/NWJCツーリングマスターCompで行く 】
何かとバタバタする年度末もやっと落ち着いてきて、次のお伊勢さん巡りに行ける日を考えていま
した。しかし、この時期の天気は良かったり悪かったりでバイクで出かけるタイミングがなかなか
難しいですね。
天気予報による晴天と休みが重なったので、チャンス到来、お伊勢さん巡りに出かけることにしま
した。
今回は最後の6社を参拝です。行きはいつもの通いなれたルートを使って、帰りは久しぶりに紀伊
半島内のお気に入りの場所を時間の許す限り巡ります。
今日もまたお気に入りのCB250R/NWJCツーリングマスターCompの機動力と使い勝手
の良さ、マルチパーパスぶりを実感する一日となりました。
[ お伊勢さん巡りの最終日 ]
前回も書きましたが、こういう目的を持ったツーリングは今までにないもの。
昨年始まったお伊勢さん巡りも60になる節目の年に相応しいものになりました。
今日もまた参拝中に出会った皆さんありがとうございました。
今回の参拝で、お伊勢さんの125社すべてを無事に参拝させていただく事ができたことを感謝い
たします。ありがとうございました。
伺ったお社はこのページの最後をご覧ください。
[ CB250R/NWJCツーリングマスターComp=マルチパーパスを堪能する ]
参拝の後、走った三重から奈良、和歌山は住まいと同じ近畿圏ということもあって良く出かけて
たところで、それぞれに思い出があってお気に入りの道や場所があります。
CB250R/NWJCツーリングマスターCompは、そこをつなげて訪ね走るのにうってつ
けで、様々な路面すべてに対応でき、ライディングする喜びでいっぱいの幸せな気分に浸れるの
です。
まさにマルチパーパスで楽しめるバイクですね。
延々と続くワインディングを走りながら思うのは、今回のように雨具、工具、パンク修理キット
+小型のコンプレッサー、気温の変化に対応するウェアなどを積み込んだ軽量な荷物でも、以前
行ったキャンプツーリング時のフル積載時でも、どのような状況になろうと操安性に変わりなく
安心して走りを楽しめるのは、まさにトータルバランスの高さですね。
NWJCの高田さんが提案されている、カブ110NWJCコンプリート、SL230TM、X
R230TM SR500TM、そして、NWJC2014仕様トライアンフ・空冷モダンクラ
シックシリーズ(※TM=NWJCさんが造るツーリングマスターの略です)全てに共通して「
マルチパーパス」で楽しめるのが本当に良くわかります。完成間近のCB400SSTM、CL
400TMも楽しみです。
また、SRやトライアンフ空冷モダンクラシックもマルチパーパスである上に、トラディショナ
ルなシングル、ツインエンジンの素朴な乗り味も堪能できるのです。
[ CB250R/NWJCツーリングマスターCompで改めて思う ]
CB250R/NWJCツーリングマスターCompはシングル250cc、現代のバイクとし
ては、ちゃんと慣らしとメンテナンスをしたものに限りますが、シングルらしさを楽しめるのは
意外にも以前お借りしたSR500TMにも似た一面があるのを思い出すのです。
フル積載であってもこの扱いやすさと気軽さで、シングルらしいパルス感で、歯切れの良い加速
感は、飽きる事がありません。
実はシングルつながりでカブ110NWJCコンプリートも同じ楽しみを感じることができるの
です。フル積載状態でも積載状態でなくても操安性は変わりなく、同じ安定感で楽しむ事が出来
るのが他のカブとの決定的な違いで、カブ仲間の皆が認めるところです。
このように今や僕らにとって当たり前のことが、一般的にはそうでは無いことがほとんどである
こともあらためて思いしらされるのです。
SRと言えばかつて長い間かかわってきたバイクですが、昔は基本に忠実なメンテナンスなど二
の次の「カフェカスタム」流行り。僕も多くのカフェスタイルのSRを作ったものでした。
今思えば「カフェスタイル」というのは、SRの楽しめる範囲を狭めて特化させることで、切っ
た張ったと山ほどあるボルトオンパーツをありったけ付けることが「高性能」にできると皆が思
い込んだ時代だったのです。
お金になるSRカフェスタイルのカスタムには他業種からの参入も含めて皆が群がって、そこら
じゅうのカスタムショップからパーツが次々に造られ、雑誌を含む業界全体がそれを後押し販売
して一大ブームを作り上げていました。
SRカスタムを手にした人がその後どれだけバイクを楽しみ続けていることでしょうか、時計の
針が止まった時からリターンライダーとして再び動き出す時、カフェスタイルの続きでスペック
頼みの高性能にあこがれて、カテゴリーに特化したSSモデルでの暴走行為や事故など悲しい話
が後を絶ちません。
僕のブログでも紹介しています。下のリンクよりご覧ください。
50代バイクライフについて↓
50代のライダーのバイクライフについて思うこと
事故等についてはこちら↓
50代の僕がバイクを楽しむことを考える
事故は前回の記事でも触れています。↓
お伊勢さん巡り再開! そのBCB250R/NWJCツーリングマスターCompで行く
[ バイクを楽しむよりカスタムを楽しむ ]
余談ですが、CT125も似た状況になっていますね。
なんていうかCT125の場合、誰でも気軽に参加できる「プチ・アドベンチャーカスタム」
ですね。
昔と違って、SNSや動画など誰でも簡単に発信する媒体が多くあるので、溢れんばかりのパー
ツやこれでもかと、ブームになれと言わんばかりのメーカーはじめ業界人たちが利用し、ファッ
ション感覚の小道具のような人も多いようで「プチ・アドベンチャーカスタム」CT125が山
ほど紹介されています。
まさにカフェスタイルのSRカスタムや、アメリカン(今はクルーザと言うようです)のスティ
ードのカスタムと同じで、カテゴリーに特化させるカスタムブームが起こっているなと実感して
います。
僕も若かったその時代はそれでいいと思っていましたし、長距離を楽しむなど皆無で当たり前。
遠く行くから壊れるんや、なんて今思えば無茶苦茶ですよね。
バイクを楽しむのではなくカスタムを楽しむ時代だったというのが僕の結論です。
ですから、大体の場合「出来上がったら終わり」なんです。
CT125は車検も無く手軽で誰でも参加できますから、間違いなく同じ道を辿るでしょう。
今はSNSや動画などにより流行のスピードも早いが飽きられるのも早い時代です。
SRの頃のように、プラモモデル感覚でそこそこ形にすると、本来の良さが失せることも手伝っ
て飽きてしまった中古車であふれる兆しが、すでにもう見えてきています。
[※リンクのご案内]
グッドタイミングでNWJCの高田さんがカブ110NWJCコンプリートTypeVで出かけら
れた記事が4/4に更新されています。
時間に追われることなく悠々と楽しんでおられるのが手に取るようにわかります。
まさに高田さんがいつも言われている「速さより心地よさ」です。
カブ110NWJCコンプリートはこうやって楽しむ、というお手本になっています。
下のリンクから是非ご覧ください。
↓文字をクリックです。
★バイク屋の備忘録 :「 カブ110NWJCコンプリートで太平記 」
[ バイクを楽しもう ]
SRカスタムはカフェスタイルから終盤はトラッカースタイルなど、なんでもござれで改造に改
造・・・・・リカちゃん人形か、GIジョー(ご存じない方すいません)かの着せ替え人形化し
たSRは、組み替えと見て楽しむもので、乗って楽しめるものではなくなってしまうのです。
高田さんが提唱されている「速さより心地よさ」という言葉は歳とともに心に沁みてきますね。
心地よく走り続けるためにメンテナンスから徹底的に拘って作り上げた、究極の「可でもなく不
可でもない」絶妙の曖昧さを持つ、今回のCB250R/NWJCツーリングマスターComp
のようなバイクが、本当の意味で「バイクを楽しむ」ことができるのだと実感しています。
ラインナップも、NWJC高田さんがベース車両から吟味し、カブ110NWJCコンプリート
、SL230TM、XR230TM、CB400SSTM、CL400TM、SR400/50
0TM、NWJC2014仕様トライアンフ・空冷モダンクラシックシリーズなど、これからも
増えていく予定であるのが楽しみで仕方ありません。
僕自身、子供のころからバイク好きは変わりません。16から乗り始めて、競技に傾倒したり、
ビッグバイクに傾倒したり、SRのカフェカスタムなどもドップリ経験して遠回りもしましたが
、ここ10年、NWJC2014仕様トライアンフスクランブラーに出会ったのをきっかけに、
一般道でバイクを楽しむとはこういうことだったのかと教えられたように思うのです。
僕自身若いころにこんなバイクに出会っていたら、と思うのは、歳を重ねてバイク屋としても数
多くの経験をすることで価値観も変わったからこそ余計にそう思うのです。
カブ110NWJCコンプリート、CB250R/NWJCツーリングマスターCompを得て
これ以上ない充実したバイクライフを過ごしています。
ベテランはもちろん、これから乗り始めて充実したバイクライフを楽しみたい方にも、この楽し
さを提案すると同時に共有できるバイク屋RBRでありたいと思います。
次回に続きます。
[ 今回参拝したお社一覧 ]
滝原めぐり
多岐原神社 たきはらじんじゃ
瀧原宮 たきはらのみや
瀧原並宮 たきはらならびのみや
若宮神社 わかみやじんじゃ
長由介神社 ながゆけじんじゃ 同座 川島神社 かわしまじんじゃ
走行距離479km 燃費33.94km/L
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