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2021 03/13【 「お伊勢さん巡り再開! そのBCB250R/NWJCツーリングマスターCompで行く 】


近畿地方は緊急事態宣言がようやく解除となりましたが、しかしそうでない地域もありやや複雑な

ツーリングシーズンの幕開けとなりました。


緊急事態宣言が解除になり出かけられるようになったら、今シーズン一発目はCB250R/NW

JCツーリングマスターCompでお伊勢さん巡りに行くことを決めていました。


前回が昨年の8月だったお伊勢さん巡り。

あれから世間も自分も色々あってようやくです。

もう気になって仕方がなかったので、やっと行ける・・・・・!


普段の使い勝手の良さにも満足しているCB250R/NWJCツーリングマスターCompでの

道中はどんなに楽しいやろか・・・今年60になる「小ジジイ」は地図とにらめっこしてヘラヘラ

するのでした。


[ 三回目のお伊勢さん巡り ]





前回までで125か所中66か所を参拝して約半分です。今回は海沿いを中心にめぐるルートで、

早朝出発で高速移動しできるだけ多くのお社にお参りできるようにしました。


こういう目的のツーリングは精神的に緊張感があり凛として心が充実しますね。

何か食べに行くことや観光もインターネットで得た情報を確認するだけのようでもあり、バイクも

移動の手段としてよりも、目的地までの道中を楽しむことであればバイクライフはいつも新鮮です。


今回は53箇所のお社を参拝させていただきました。また、参拝中に出会った皆さんありがとうご

ざいました。


※お参りしたお社の画像はこのページの最後をご覧ください。


[ 相変わらず楽しい道中 ]



行きは高速で一気に移動して、市街地ではお社を探して右往左往、帰りはワイディングや一部ダー

トなど様々な道を走りながら、これほど乗っている実感に溢れていてこんな楽しいバイクは、今ま

での永いバイクライフの中で初めてかもしれません。




荷物満載でもあらゆる道で楽しめるのは以前記事に書いた通りですが、久しぶりに距離を走ると改

めて実感しますね。CB250R/NWJCツーリングマスターCompは素晴らしい。


有り余る時間をじっくり使って、何泊もツーリングができる状況であれば、カブ110NWJCコ

ンプリートが最強最適ですが、まだ仕事や家族もあり、それなりに老朽化した自分自身を素直に受

け入れてダウンサイジングを考えれば・・・。


高速も走れるカブ110NWJCコンプリートのように道を選ばず使い勝手の良いCB250R/

NWJCツーリングマスターCompは今の自分にジャストフィットするバイクなのです。


荷物を載せられればよいという安易なものではなく、ボルトオンパーツではこの操作感と抜群の安

定感のある味は出せないのも良くわかります。




このバイク、ワインディングOK、ツアラーとしてもOK、林道もOK、それぞれで荷物を満載し

ていてもOKで楽しく走れてしまう曖昧さは、悪く言えば特別得意なところがないのが良いところ

(笑)。


今まで体感したことの無い曖昧さというか絶妙な中途半端さが、最高のマルチパーパスなのだと教

えられたバイクです。


[ 自分自身の経験から伝えたいこと ]



いままでいろいろ乗ったバイクを振り返って見ると


●レーサーレプリカは

ワインディングとサーキットは楽しいけれど他はダメ


●オフロードバイクは

短い林道等ダートを飛んだり跳ねたり、それこそエンデューロやモトクロスコースでは楽しいけれ

ど、荷物を載せて長距離ツーリングでは運動性を高めたシート幅では腰やお尻の負担も大きく、ダ

ート専用のストロークのある足回りでは高速走行では足がフワフワで前後のバランスも悪く安定せ

ず全然ダメ。(元々長距離を楽しめる積載は前提ではないから当然か)


●アドベンチャーモデルも含むBIGツアラーは

そもそも日本の道には不向きで、見栄を張れる以外は絶えず持て余し気味で、道によっては後悔の

連続で楽しさとは程遠くアメリカン同様で単調な道を移動することだけで、今年60になる「小ジ

ジイ」には今のような充実感は得られない。


●初心者や女性ライダーに人気のアメリカンは

ワインディングにダートなんてもってのほかで単調な道以外では楽しめない。足を前に投げ出した

ライディングポジションは、工事中などの荒れた路面でもスタンディングすらできず、限られた乗

り方を強いられるので、腰の負担が大きく驚くほど長距離に不向きで、自身のライディングのスキ

ルアップにも全く役に立ちませんでした。


自分でいろいろ乗ってきた結果、それぞれのバイクはメーカーが意図したカテゴリー=得意なフィ

ールドに特化した結果、それ以外の使い方ではまるで楽しめないという結論に至りました。


これではどれを選んでも結果は見えていて、最近返り咲いた年配のライダーが「買ったはいいけど

最近乗ってないんだよな」と億劫になったり、早々に手放したりする気持ちにもつながっているよ

うに思えるのです。


僕もこの年齢になり、持て余すことなく楽しめるダウンサイジングを本気で考え始めたときにバイ

ク選びに悩んだのは、「車検も無くておサイフにも優しい軽量コンパクトな250で、荷物が積め

てどんな道でもそれなりに楽しく走れる」そんな要件に合致したバイクが無いことでした。


そこへ現れたCB250R/NWJCツーリングマスターCompは、最初はUFOを見たかのよ

うに「なんやこれは?」と正直理解できませんでした。


製作者(NWJC 高田さん)の意図が理解できたのは、慣らしを終えて、当サイトの記事で言え

ば剣山ツーリングに行ったときで、雨のスーパー林道で「あー!!なるほど!!そうか!!」(笑)


自分自身長年2輪業界にいますが、この発想は無かったというか思いつきもしないことなので、ち

ょっとした感動を覚えたのです。




剣山ツーリングで感じたことは、

荷物満載で高速を安定して走り、ワインディングも荷物を意識せずとても楽しく、ダートも積載を

考えればオフロードバイクより安心して快適に走れ、ライディングポジションも自然で操っている

実感に溢れていて、走っている間ずっと楽しい、


まさに先ほどの必要要件に合致していて、ダウンサイジングにはこれしかない現行モデルの1台で

あることに気づいたのです。


現行モデルと書いたのは、同じような使い勝手で楽しめる生産終了のXR230をベースとしたN

WJCツーリングマスターCOMPをツーリングで走らせたことがあるからです。


オフ車ベースで当たり前のように違和感も無く、なるほどこれもいいなと思ったことを思い出しま

すが、足回りからポジションまで違和感のないモディファイがされていたんですね。


よく考えてみると、あのXR230NWJCツーリングマスターもCB250R/NWJCツーリ

ングマスターCompと同じ目的で作られた1台であることがよくわかります。


[ RBRで広がるCB250R/NWJCツーリングマスターCompの高評価 ]





今まで経験してきたカテゴリーのバイクは、それぞれの得意分野に特化してしまったがために、楽

しめる範囲を狭くしてしまっていたのです。

特化した中での楽しさを突き詰めていくと結局のところ優劣を競い合うことになります。


若いころの競技志向であればそれで良かったのですが、まさかこの歳で一般道ではけっしてありえ

ないことです。


大きさもちょうど良く、走る場所の好き嫌いが無くてどこでも楽しい。なんてネ、そんなバイクは

今までなかったですし、初めてで、特化することが最高の楽しみ方だと疑うことなど1度もありま

せん。


自分が経験したように「乗ればわかる」で試乗したバイク仲間たちは絶賛。同年代で同じようにダ

ウンサイジングの目標になったようで、THさんは購入を決定。


こうしてRBRの仲間たちにCB250R/NWJCツーリングマスターCompの良さは、じわ

じわ浸透中です。




[ 味わい深い乗り味で楽しい一日 ]



久しぶりのお伊勢さん巡り。

CB250R/NWJCツーリングマスターCompは、最高に楽しかったです。


意外にシングルらしい一面もあって、なにかSRに通じるものがあるのも面白いですね。


メーカー出荷時のCB250Rでは体験できない乗り味であることも、なるほどここまでやると、

シングルの良いところが出るんやなあと改めて感心しきりです。


飛ばすのではなく、一般道での常用速度域でストレスを感じることなく、楽しく長時間ライディ

ングを満喫できるのは、愛車NWJC2014仕様トライアンフ・スクランブラーとカブ110

NWJCコンプリートと全く同じ。




お借りしてツーリングに行ったSR500NWJCツーリングマスター、XR230TMも操作

感はそれぞれに違いもありますが、楽しく走り続けられる感覚は同じでまさに「速さより心地よ

さ」でした。


NWJCの高田さんが提唱されている「速さより心地よさ」をコンセプトとして仕上げられるツ

ーリングマスターシリーズのおかげで、僕と仲間たちの充実したバイクライフは延々と続くので

す。




余談ですが速くて気持ちいいのが好きな方はサーキットをお勧めします。いい歳になると気づか

ないうちに鈍くなってますから公道で暴走すると周りに迷惑がかかりますし、バイク事故も多発

してますからやめときましょうね。


最近、暴走行為で検挙されているオヤジたちのニュースを良く聞きます。


今のバイクはスピードに特化していることがこんな事態を招いているのでなないでしょうか。

サーキットのように公道を走るなど論外、常識では考えられないことです。


警視庁が発表しているバイクの死亡事故の1位は50代ですよ。単独の事故原因ではスピードの

出し過ぎとなっています。


良い大人なんだから、もっとおおらかにバイクを楽しんではいかがかと思いますが、皆さんはど

う思いますか?


次回に続きます。


[ 今回参拝したお社一覧 ]



機殿・斎宮めぐり

神麻続機殿神社 (神麻続機殿神社末社八所)かんおみはたどのじんじゃ





神服織機殿神社 (神服織機殿神社末社八所)かんはとりはたどのじんじゃ






大湊・神社めぐり

河原淵神社 かわらぶちじんじゃ


河原神社 かわらじんじゃ 同座 毛理神社 もりじんじゃ


志宝屋神社 しおやじんじゃ


御食神社 みけじんじゃ



二見めぐり

御塩殿神社 みしおどのじんじゃ




堅田神社 かただじんじゃ


江神社 えじんじゃ


神前神社 こうざきじんじゃ 同座 許母利神社(こもりじんじゃ) 荒前神社(あらさきじんじゃ)


粟皇子神社 あわみこじんじゃ



鳥羽・磯部めぐり

赤崎神社 あかさきじんじゃ


伊雑宮 いざわのみや


佐美長神社 さみながじんじゃ 佐美長御前神社四社




五十鈴川めぐり

月読宮 つきよみのみや


月読荒御魂宮 つきよみあらみたまのみや


伊佐奈岐宮 いざなぎのみや


伊佐奈弥宮 いざなみのみや


葭原神社 あしはらじんじゃ


宇治山田神社 うじようだじんじゃ 同座 那自売神社 なじめじんじゃ


大土御祖神社 おおつちみおやじんじゃ 同座 宇治乃奴鬼神社 うじのぬきじんじゃ


国津御祖神社 くにつみおやじんじゃ 同座 葦立弖神社 あしだてじんじゃ


鏡宮神社 かがみのみやじんじゃ


朝熊神社 あさくまじんじゃ


朝熊御前神社 あさくまみまえじんじゃ


加努弥神社 かぬみじんじゃ


倭姫宮 やまとひめのみや



走行距離486km 燃費32.26km/L






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