▲戻る

B2011 06/17 【ノースウィングJC タイガー800 第一回】

(☆おしらせ:この試乗記をご覧頂きありがとうございます。この後、同車両を2014年7月10日に下記のテーマで再度試乗しておりますので、下の文字をクリックして引き続きご覧下さい)
(トライアンフ タイガー800のエンジンコンディションについて)
Triumph タイガー800試乗記
私好みのオフロードスタイル、しかし見掛け倒しではないかなりの実力の持ち主。
期待以上の総合性能をお伝えします。

もちろんノースウイングJCさんでバルブクリアランスを含めた新車整備が施された車両で、只今慣らし中とのこと。
オフロードからバイクの世界にのめり込んだ私にとって、個人的に好みなジャンル
タイガー800にはこれの他に、さらにオフよりにされたXCも存在します。
いつも感心するのですが、トライアンフと言うメーカーは使用用途に合わせて細かく設定を変更しているのです。
同じ名前でも1050とは全く別物、またトリプルエンジンシリーズの中でも性格を変えられ、オフで充分使えるものとなっています
[軽量・コンパクト]


ハンドルを掴んでサイドスタンドをはらうと、今までに無い押し引きの軽さを感じます。
またがるとスリムな作りも手伝って、LOWで810mm、HIGHで830mmのシート高は
いずれでも170cm程度の私でも足つきは全く問題ありません。
ポジションは相変わらず遠めですが他のグレードよりは近く、スタンディングした際も違和感が少なく好感触です
恐らく相当オフロードを意識してのポジション設定で、どのようなライディングにも対応可能にしています
しかし、いかんせん日本人との体格差がなんとも・・・対応が可能なところですので心配はしていませんが
少なくともオフ経験者が改良しなければなりません。
[コントロールの楽しさ満点のエンジン]


個人的にはトリプルエンジンのシリーズ中、最良と思います。
675ベースにストロークアップで799にされたエンジンはコンパクトで低速から高速までフラットなトルクを発生して
6速クロスミッションとの相性も良く、ベテランでライディングの「引き出し」のたくさんある方なら相当に楽しめます。
オリジナルのままでファイナルがショートに感じるトルクの豊かさは、
クロスした各ギアそれぞれで乗り手の狙った微妙なトルクを引き出せ、あらゆるシチュエーションに対応可能。
唐突さの無い、いつでも予測可能な出力特性はライダーに高い安心感を与えてくれます。
更に6速で1000rpmを少し下回る30km/hから、少々ラフに開けてもスムーズに加速するほどのフレキシブルさ。
(もし、すでにオーナーの方で私の感覚と異なる印象をお持ちの方は是非エンジン調整をしてみてください)
[これからの改良が楽しみなサスペンション]

トライアンフ・シリーズ中、最長のホイールトラベル持つタイガー800
まだテスト中でオリジナルの状態でもストローク感があります。試乗車はキャスト仕様でXCより少し短いですが
それでもF=180mm、R=170mmもありますので様々な路面に遭遇するロングツーリング向きですが、
そこはまだ手付かずで、これからノースウイングJCさんによって改良されるにあたり最も期待されるところです。
[キャストなのかスポークなのか]

今回の試乗でキャストの大きな可能性を感じました。
好みで言えばフロント21インチのXCですが、実際に自分がオーナーならどう使うかを考えるとキャスト有利になっていくのです。
悲しいかなそれを思い切り楽しめる場所が少ないのと、そこへ行くまで数100km必要となればその間が楽しい方良いと思われます
ホイールサイズもフロント19、リア17とタイヤも以前テストしたメッツラーの良いのがあり、
かなりのオフロードまで入り込む事が可能なのは実証済みですのでメンテなどの面からもキャストを選ぶ可能性大です。
[真のオールラウンダー・タイガー800]

まじめに考えて、よい車両を作ってくれたなー、とトライアンフに敬意を表します。
もちろん「素材として」と言う観点からですから、改良により日本に素晴らしくピッタリなオールラウンダー誕生です。
リッターレプリカのディチューンエンジンを強引に載せたネイキッドより良い車両である事が証明されると思います。
この車両にはこの先様々な改良が加えられていきます。今回これだけのポテンシャルを感じさせるとは思いませんでした。
次回、また改良後に試乗する機会がありましたらご報告します。

2011 07/15 【ノースウィングJC タイガー800 第二回】

[ポジションの変更]


トップブリッジのハンドルバークランプにライザーを取り付けて良好なポジションに変更です。
もともとコンパクトな車体ですので他メーカーより現実的ではありますが
やはり遠く低いハンドルバー。
そこで画像のような専用ライザーを装着しハンドルバーの位置を若干上へ。
もちろん手前にも移動していてオールラウンドなライディングに対応してくれます。
スタンディングもちょうど良くて僕には抑えも効く良い線にあります。
普段の使いやすさも向上しますのでお勧めのアイテムです。
[リアインナーフェンダーのテスト]


只今テスト中の新兵器です。
ノーマルより大型で取り付けも簡単でかなりしっかりした造りです。
特にチェーンカバー部が後方に50mm以上延長されている為、トライアンフによくある
チェーンオイルの飛散に泣かされることが無くなります。
トライアンフでのツーリングファンには欠かせないアイテムです。
充分なテストを行ってから正式なご案内をいたします。

2011 07/31【番外編・さらに良いもの見つけてテスト中!!】

@フロント延長フェンダーキット(仮称)

どれくらい後方に伸びるか画像で見てください

JCさんでテスト中で好評いただいています。
装着はメーカーの指示では不十分とのことで、一工夫しています。
まもなく発売です。
Aブラックアルミ・ラジエーターガード

ドイツ・ツアラテック社が早くもラインナップしました。

こちらもJCさんでテスト中
どちらも林道を含めたロングツーリングには必ず付けたいところです。

2011 08/08【タイガー800リアインナーフェンダーのその後】

私、R.B.Rの乳深は、ノースウイングJC、高田社長の東北ツーリングの記事にてご紹介にあずかりました。
(本日、JCさんサイトにてアップされています)。
ツーリング記事は楽しく、読み応えございますので皆さん是非ご覧ください。
当サイトのリンクからすぐご覧いただけます。
さて、タイガー800用のリアインナーフェンダーは社長ご指摘の通り、まだまだテストが必要だと実感いたしました。
このようにしてガンガン走ってテストし、本当に良いものをお客様に提供する姿勢は一貫しておられるので、
トライアンフ・ファンの私にとってパーツの探しがいがあります。
トライアンフのために世界中とコンタクトする楽しみは何にも代えがたいものです。
(☆おしらせ:この試乗記をご覧頂きありがとうございます。この後、同車両を2014年7月10日に下記のテーマで再度試乗しておりますので、下の文字をクリックして引き続きご覧下さい)
(トライアンフ タイガー800のエンジンコンディションについて)

▲戻る △ページの先頭へ