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2024 08/ 27【 カブ110NWJCコンプリートならでは 】
[ Type4を初めて楽しむ ]
NWJCさんのサイトで、「僕んちのバイクライフ カブ110NWJCコンプリートに思う」がアップされました。
飛騨のアツシさんによる「僕んちのバイクライフ」を読み進めると、Type4とType3を乗り比べると全然違う
と書かれているではないですか。
それもType4に乗ってからType3に乗るとType3はどこか調子悪いのではないかと思うほどだと言われて
いる。
※アツシさんの最新記事は下のリンクから是非ごらんください!
↓文字をクリックしてください!
★僕んちのバイクライフ カブ110NWJCコンプリートに思う★
正直に言いますと、これを読んで僕の感想は「え?そんなにちがうの?・・・知らんかった・・・」でした。
RBRからもType4をお届けしていますが、NWJCコンプリートとしての新車のセットアップ完了後のチェック
でチョイ乗りしかしていないことに今更ながら気付きました。
やはりチョイ乗りだけではわかりませんよね。これは何としても確かめなければ!NWJCコンプリートとしての新車
のセットアップ完了後のチェックでチョイ乗りしかしていないことに今更ながら気付きました・・・皆さんすいません
・・・トホホホ。
しかし、そんな違いがある事は知らず、NWJCの高田さんからも詳しく聞くことも無く今日までNWJCのType
4をお借りする機会はいつでもあったのに、その違い気づかなかったのはお恥ずかしい限りですが、アツシさんのよう
にご夫婦で乗られているとその違いはすぐに気づかれたことも良く判りますね。
バイクに乗らないバイク屋よりも実際にバイクライフを楽しまれているライダーの皆さんのほうが、違和感や問題に気
づかれることが多いも事実です。これが現実ですね。
[ 試乗のきっかけはHさんのType4の点検とご厚意 ]
ちょうどよいタイミングでType4を楽しまれているHさんの点検があり、お預かりするときに、正直にType4
を楽しんだことが無いことをお話しすると、Hさんから「どうぞどうぞ、乗っていただいてかまいませんよ。」とTy
pe4の試乗を快諾いただきました。この場を借りてHさんにお礼申し上げます。ありがとうございました。
Hさんはバイクフリークで長年楽しんで来られたベテランライダーで、現在はType4とともにNWJC2014仕
様ボンネビルを楽しまれています。
Hさんは以前CT125にもお乗りだったのですが、趣味の釣りやキャンプで荷物を載せるとサイドスタンドで立たな
いばかりか、走行中の不安定さと腰高で足つきの悪いポジションの扱いにくさに苦慮していたところType4の存在
を知り「これだ!!」と乗り換えられた経緯があります。
もちろんType4には大満足で趣味にお仕事にとフル回転で楽しまれておられます。
※今回のType4試乗記をご覧いただく際のご注意点
カブ110NWJCコンプリートシリーズは、全てお届けする際に、拘りのメンテナンスやファイナルレシオの最適化
などにより細かくセットアップされており、工場出荷時のベース車両カブPROや他のカブとは基本的に全く違います
ので、あくまでもカブ110NWJCコンプリートType3、Type2との比較となりますのでご留意ください。
[ まさかこんなに違うのか!と驚く ]
アツシさんが言われる、その大きな違いを確認するために試乗当日をむかえました。
僕の昔からの定番ルートでお気に入りの場所へ、工具や湯沸かしセット、椅子などのいつもの荷物を積んで走ります。
Type4とType3・2の違いについてはスタート時点ではまだ半信半疑といった気持ちだったのですが・・・・
・。
さて準備を整えType4に跨って、改めてメーターを見ると常時表示のギアポジション、セレクトボタンで時計、ト
リップメーター、平均燃費が表示されるのは普段使いからツーリングまでホントに便利。
スタートして距離を重ねるごとに、驚いたのはその走りでした。全く別のバイクのようです。
110ccだとは思えないほどエンジンは下からのトルクが太く、スピードのノリがとてもいいし、軽く上まで吹けあ
がり良く回る。
アクセルの開閉にもレスポンスよく、開けた瞬間に感じるトルクの太さにビックリ。
ミッションの入りの良さも素晴らしい!変速が楽しい!軽く確実で停止した状態で1速を出すのも簡単。
従来より強力で「もうひと回し」が可能なエンジンとファイナルレシオの最適化と相まって、各ギアの守備範囲の広さ
は正直、Type3とType2とはこうも違うものかと驚くことばかり。
特に2速3速の使い勝手が素晴らしく、変速に今まで以上に迷いがなくなり、まるで荷物満載ツーリング用のクロスミ
ッションのようでめちゃめちゃ気持ち良い!!
足回りはキャストホイール、チューブレスタイヤ、フロントディスクブレーキも大きな変更点です。
ステアリング周りの剛性が飛躍的に高くなっていると感じるしフロントフォークも全く違う印象です。
コーナー進入時にフロントが沈んでもそこからまだストロークがあるので、路面が荒れていても突き上げることがほと
んど無い。乗り手が望む姿勢で曲がり始め、
コーナリング中、立ち上がりでフロントが伸びる際も路面の凸凹に影響されることがなく、チューブレスになってタイ
ヤとリムによる剛性がUPして、従来と同じサイズのタイヤでも接地面積が増えたかのように驚くほど安定しています。
リアはサスペンションに変更はありませんが、キャストホイールとチューブレスタイヤによる高剛性で接地面が増えた
かのような安定感が倍増しています。
ディスクブレーキは悔しいですけど最高としか言いようがありません。
Type2、Type3はドラムブレーキとはいえ、カブ110NWJCコンプリートなのでフル積載でもコントロー
ル性が高く不満は無いのですが、キャストホイールとの相性も良く、強力な制動力とより細かいコントロールが可能に
なっています。
[ カブ110NWJCコンプリート史上最高のType4 ]
あまりの違いにビックリしたのがお分かりいただけると思いますが、
走行中に感じる車体の剛性の高さと一枚も二枚の上のエンジンフィーリングで、僕が乗ってるType2やType3
が更に進化したカブ110NWJCコンプリートに感じます。
メーカーにより進化したカブは、NWJC高田さんによって「速さより心地よさ」「何かに特化しない曖昧さ」「和洋
折衷のおおらかさ」をコンセプトにカブ110NWJCコンプリートType4へと深化して、たっぷり荷物を積んで
走る場所を選ばない、どこにでも気楽に立ち寄って、いつまで乗っても疲れ知らずの最強の旅バイク、カブ110NW
JCコンプリートシリーズの中でも最高だと思いました。
よくよく考えたらType4は僕が乗るType2やType3はバージョンアップがされています。
これから更なる深化が高田さんによって進んでいくのが本当に楽しみです。
今回は350kmの走行でしたが、改めてやっぱりこれくらいは乗ってみないとわからないなあ〜と反省するとともに、
上手くType4についてお伝えできていなかった事を深く反省しております。ごめんなさいね。
しかし、燃費が65.3km/lですって。それなりに走ったのですが、これにも驚いてます。
[ ここで走破性のお話を ]
僕の愛車Type2で剣山のスーパー林道、雪道など様々な路面で楽しんできていますが、これらの記事は僕の自慢話
ではなく、カブ110NWJCコンプリートならではの誰でも楽しめますよ、ということをお伝えしたかったので書い
たのですが、上手く伝わってなければごめんなさい。
※詳しくは当時の僕の記事を見てください。文字をクリックです
「 カブ110NWJCコンプリートで剣山スーパー林道へ 」
カブ110NWJCコンプリートType4が最高最強のツアラーであると僕自身実体験してきたのですが、
歴代のカブ110NWJCコンプリートシリーズはフル積載でも荷物を感じさせない。
季節や道を選ぶことも無く自由にフィールドを拡げるバイク旅でも、良き相棒との一体感など楽しさにあふれた最強の
ツアラーです。
17インチのカブとシートからステップまでの距離はほぼ同じでも、14インチでシート高が低く小柄な方でも足つき
に不安がありませんし、低重心で安定してますから悪路ではライテク云々よりも、「二輪二足」で足をベタベタつきな
がらエンストしない自動遠心クラッチで楽々と前へ前へ進むことができるのです。
初心者、ベテランや上手い下手にかかわらずライテク云々よりも、誰でもが簡単に二輪二足できるカブ110NWJC
コンプリートならではの高い走破性は、季節や道を選ぶことの無い最強のツアラーだと思うのです。
[ 乗ってみないとわからないことだらけです ]
今回Type4で実体験したことによって、Type4の素晴らしさが良くわかりました。
やっぱり乗らないとわからないことだらけだなあと、これでType4について色々な事を伝えられると、今までなか
なか出来なかったことを深く反省する次第です。
バイクに乗らずして、適当な記事で情報を流すとか、ユーザーの違和感に対して「そんなもんや」とか、あれこれ部品
の組付けや乗り換えを勧めてみたりするのはあってはならない行為ですもんね。
試乗させていただいたType4のHさんはCT125からの乗り換えですが、CT125を購入する際にはネットや
雑誌の情報をみて自分の楽しみ方にバッチリ合うと選んだそうですが、購入して使ってみると何か違う。
購入して使ってみると何か違う。使いにくく乗り難い。大きなキャリアですが荷物を積むとサイドスタンドでは立たず、
出かける際にはセンタースタンドで立てますが荷物で重い。
高いシート、重い車体でどうもネットにあふれている評価とはかけ離れた違和感が出てきたとのことでした。その違和
感の解消方法は誰に聞いてもわからなかったそうです。CT125に嫌気がさしたころ、
そんな時に運よくカブ110NWJCコンプリートType4と出会えたとおっしゃっています。
乗るまでの情報は豊富にあるのに、乗ってから後の肝心な話はどこにもないのが現状です。
僕らバイクにかかわる仕事をしているものは、乗り始めてからの楽しみのお手伝いができるよう心掛けたいと思います。
[ 余談ですがNWJCオリジナルアルミリアボックスKITのお話です ]
今回車両を試乗するにあたって、アルミリアボックスを僕の使っているものに交換していきました。
やはり良くできてるなあと改めて感心しました。
アルミボックスには強固なフレームが組み込まれていて、車体側の取付も専用アタッチメントは脱着可能なだけでなく
とても頑強な出来となっています。
取付位置も絶妙で乗っているときに背中に当たらないクリアランスがあり、アルミボックスは73Lと大容量なだけで
なく、転倒時に車体を守るクラッシュバー的な役目もあって、実際僕がアイスバーンで転倒した時に車体のダメージが
ほとんどなくて驚きました。
ちまたでよく見かける箱の底に穴をあけてキャリアにボルト止めするような仕様とは雲泥の差があることをお知らせし
ておきます。
カブ110NWJCコンプリートではNWJCオリジナルのスクリーンとともに装着率ほぼ100%の逸品です。
[ 今回の経験をもとに ]
皆さん新車で購入されたType2、Type3ともに、NWJC高田さんによるバージョンアップを重ねながら5万
キロ〜9万キロと楽しんでおられますが、旧いから・・・ということで新型に乗り変えという方はほぼ皆無で皆さん愛
着をもって楽しまれているのは嬉しい限りです。
僕自身もType2がとてもお気に入りで良き相棒です。
乗り始めてから始まるバイクライフをこれからも応援したいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
通勤快速から、道を選ぶことも無く気づくとこんな遠くへ・・そんなバイク旅まで、これからカブで楽しもうという方
には、カブ110NWJCコンプリートを提案したいと思います。
今回の試乗をもとに様々な楽しさをお伝えできると思いますのでご質問等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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