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2023 01/ 29【 カブ110NWJCコンプリートType2、Type3でキャンプツーリング 】
なかなかキャンプツーリングに行けずに悶々と過ごしていましたが、
ようやくドタバタが落ち着いたので「よし、行くぞ!」と令和5年の走り始めです。
たまたま休みの合ったGenさんと一緒に行くことになりました。
行先はGenさんおすすめの和歌山のキャンプ場です。
ホントに久しぶり1年ぶりなので、体を慣らすにはちょうど良い感じの距離。
前夜はいそいそとカブ110NWJCコンプリート(以下カブ110−COMP)に荷物を積み込み、あっと
言う間にフル積載です。
最近、安眠道具として加えた「コット」もアルミTOPBOXに入れ、寒さに備えてエアマット、折り畳みマ
ットも持っていきます。
暖かい時期より防寒のため荷物が増えるのですがこれでもまだ余裕があるので、改めてその積載力に感心しま
す。フル積載でも操縦性や安定感はそのままで道を選ぶことも無く嬉々と楽しめるのがカブ110−COMP
なんですね。
嬉しくて前夜なかなか寝付けず、
「61のじいさんになっても子供と変わらんのか」、とカミさんと苦笑い。
「楽しいんやからしゃあないやないか(笑)」というと
「大きいバイクに乗ってる時より楽しそうやわ」 ですと。
わかりますか、やっぱり(笑)
スタートから愛車カブ110−COMP Type2は絶好調。
大阪北部の集合場所でType3のGenさんと合流。
外気温表示は−2から−3度ですが、NWJCオリジナルスクリーン+レッグシールドによる防風効果であま
り寒くなく、2台は嬉々として走り続けて気付けば「大塔の道の駅」までノンストップ。
何度も言いますが、フル積載でも、カブ110NWJCコンプリートは荷物の存在を全く感じさせず、110
ccのパワーを自在に使いこなしてコントロールする楽しさは距離や時間を忘れます。
行きはキャンプ場まで167kmを4時間ほどで到着。
ビッグツアラーからカブ110−COMPにダウンサイジングしたGenさんと僕は顔を見合わせて
ビッグツアラーと比べても「所要時間が全く変わらんし、全く疲れてないのはこれ(カブ110−COMP
Type3)でしかありえんですね」と楽しかった走りとルートを振り返ります。
予定より早い到着でさっさと設営を完了して、余った時間であちこち買い出しでウロウロ。
予想通り、気温は低く夫々に温まる食事を作り、焚火を見ながら談笑して夜が更けていきます。
雲一つ無い星空がとてもきれいで、周囲を山で覆われたキャンプ場はプラネタリウムのようで、なんともおっ
さん二人であることが悔やまれます(笑)
Genさんは昨年、何度もソロツーリングやキャンプツーリングを楽しんでおられますが、僕は本当に久しぶ
りでほぼ1年ぶりのキャンプは待ちに待ったようで嬉しいですね。
翌朝の気温は−3.7度。最も気温が下がる明け方は−5度になりましたが、備えはバッチリでしたので快眠
できて翌日もおっさん二人は元気いっぱい。
ささっと撤収してお昼前に出発。
帰りは違うルートを走り途中で林道らしき入り口を発見。
「ちょっと行ってみますか!」と侵入。小一時間ほど彷徨った挙句、「なんかさっき見た景色になったな」と
思ったらスタート地点に戻るという奇跡。
これには2人とも爆笑です。「こういう経験はカブ110NWJCコンプリートならではやで。また道に詳し
くなれて良かった(笑)」
こうして帰りは少し遠回りして帰阪、2日間、とても良い時間を過ごすことができて大満足でした。
走行距離389km 平均燃費62.7km/L
[ 深化し続けるカブ110NWJCコンプリートシリーズ ]
僕のType2は、NWJC高田さん拘りのバージョンアップとメンテナンスはこの7年の間で最新のステー
ジ5まで、GenさんのType3は最新のステージ3まで深化しています。
初期のころから心地よさはどんどん増していて最高の状態を維持しています。
これからもバージョンアップによる深化は続きます。
焚火を囲んで、Genさんは「乗れば乗るほど、積めば積むほど素晴らしいバイクは初めてや」とカブ110
NWJCコンプリートType3を絶賛です。
全域で強化されたエンジンは、スタートから力強さが増していて、車速ののりがとても良くて各ギアのつなが
りが今までにも増してすごく良い。
また、アクセルを戻した直後に再び開けたとき、JA10型のSTDでは失速するのですが、グッとくるツキ
の良さとトルクが増していますので車速もぐんぐん上がっていく気持ちよさが倍増。
遭遇する登りでもこれだけの荷物がありながら走る障害物とはならず、交通の流れをリードすることができま
す。
深化した足回りは、フル積載でもフロントの接地感は抜群です。
リアもかなりの重量があるにもかかわらず、適度な接地感でトラクションもバッチリかかります。
何より前後のバランスがとても良いので、右へ左へ切り返すワインディングではドラムブレーキでありながら
より微妙なコントロールが可能で、まさにスポーツライディングも楽しめる。
スポーツバイクでもちゃんとセッティングしていないと味わえない、狙ったラインを思った通りにトレースす
る楽しさはホントにこれがあの「カブ」なのかと自分のバイクを見返す始末。
[ バイクと良い時間を過ごす丁度良い大きさとは ]
Genさんと話が弾んで、過去に乗ってきたビッグバイクの話になりました。
Genさんはじめ、RBRのカブ110NWJCコンプリートを楽しまれている皆さんは、様々なバイクに乗
ってこられ、ビッグバイクの経験者であり、ビッグバイクも所有されている方もとても多いです。
[ Genさんからのバイクよもやま話 ]
今思うと、1400に乗っているときは超高速でないと楽しめんかった。
ある時ツーリングで高速走行中に車に割り込まれてフルブレーキ!もうあかん!と思ったけど何とか回避した
とき、人間(自分自身)の限界を感じたんや。
こんなにパワーがあって速くても、ただそれだけのバイクやと気付いたんや。
それに、加齢による判断力や体力の低下で思うようにならなくなることを感じて、
これならば、と購入したR1200RSは電子制御の介入が多すぎて、バイク任せに動かすことを強要されて
いるようでまったく楽しくなかったんよ。
でかいし荷物を積んだらもう押しても動かされへんし(笑)
NWJCさんのサイトで見つけたとき、これや!(笑)このバイクからバイクの楽しさを教えてもらったと思う。
カブ110NWJCコンプリートType3にしてホントに良かった。
昔ビッグバイクで出かけた一般道をカブ110NWJCコンプリートType3で行くと、見える景気がまる
で違って、次々と新しい発見があるのにビックリして楽しさが倍増したんや。
コーヒー好きなんで途中景色の良いところで椅子を出して、挽きたてのコーヒーで一服なんてサイコーの癒し
なんよ。でもビッグバイクでは立ち止まる事が出来なくて素通りするのが当たり前。
でもね、昔のツーリング仲間にカブ110NWJCコンプリートの楽しさがなかなか通じんのよ。
買う時も、ビッグバイクばかり乗ってきたのに、やめときとか、すぐに飽きるでとか、もう散々や(笑)買って
からも毎週のように嬉々と遠方へ出かける姿は、周囲から見ると狂気の沙汰で、超人的な体力と精神力の持ち
主やと思われてて(笑)
ビッグバイクよりもはるかに楽々でも、これだけは乗ってみないとわからんのよなあ〜。自分でも良いとは思
ってたけど、乗れば乗るほどドンドン楽しくなっていくのに驚いてるからな〜。
それに違和感や問題を感じると、旧いからとかで乗替えを勧めるのが普通やからな〜、でも違和感や問題を対
策するバージョンアップも長いバイク歴の中で初めてのことで少し驚きのことやけど、やるたびに良くなって
いくのはビックリ!!愛着が湧いてありがたいことや〜。
[ THさんからのバイクよもやま話 ]
そう言えば今回のツーリングにはご一緒できませんでしたが、Type2とCB250R−TMに乗るTHさ
んからも以前、Genさんと同じような話をきいたことが・・・。
「高速道路だけやったらでかいのもええんやけど、それやったら車でええしね。一般道のバイクで走りたい道
になると大柄で重いのが災いして走り難くて、あこがれたバイクも厄介者のように感じるし、転倒した時は怪
我のせいもあったけど、一人でバイクを起こせなかったのが手放すきっかけになった」と、言われていました。
[ 僕もGenさんやTHさんのバイクよもやま話に同感です。 ]
今では免許も取りやすくなって、一度バイクから離れた50代前後の「リターン」とよばれるひとたちも、ほ
ぼ100%、1000cc以上のバイクを選ぶようです。
僕もそうでしたが、若いころのあこがれとか、良い歳なのでこれぐらい乗ってないとカッコつかんとか、正直、
自分を惹き立てるアクセサリーと思う気持ちが大部分だったりします。
あこがれを手にした皆さんの中にも、僕やGenさんTHさんのように感じておられる方が少なからずおられる
のではないでしょうか。
日本の四季をバイクで旅を楽しむのは、軽量コンパクトで大きくても400cc位まで。それもビッグバイク
と同じかそれ以上の荷物を満載していても途中で立ち止まることもOK、気軽に様々な道を走り、アナログで
バイクを操っている充実感も自分たちにジャストフィット。
そんなバイクは「カブ110NWJCコンプリート」と「持て余すことのない使いこなせる250、400ク
ラスのコンパクトツアラー」というのが僕やGenさん、THさんはじめRBRのお客様方皆さんの意見です
が、このサイトをご覧の皆さんはいかがでしょうか。
こんな願いが叶ったバイク、RBRにもCB250R−TMがありますし、NWJC高田さんが自ら選んだ車
両をベースにNWJCさんからNWJCツーリングマスターとして次々と登場しています。
(SL230TM、XR230TM、SR500TMは以前僕も試乗記を書かせていただいていますが、こち
らもNWJC高田さんによってバージョンアップを重ねて素晴らしいコンパクトツアラーNWJCツーリング
マスターに仕上がっています)
[ 僕のお気に入りコンパクトツアラーNWJC CB250R−TM ]
ご存じのようにRBRにはもう一台、僕やTHさん、KHさんはじめ皆さんお気に入りのNWJC CB25
0R−TMがあります。
カブ110NWJCコンプリートと同じコンセプトで開発されていて、使いこなせるエンジン性能は更にレス
ポンスが良く、さらに剛性の上がった軽量コンパクトな車体は、防風効果抜群で、フル積載でもバイクの楽し
さを存分に味わうことができてツーリング中に遭遇するフラットダートなど走るところを問いませんが、メー
カー出荷のSTDでは決して真似ができない違いがあります。
※下のリンクから記事をご覧ください。文字をクリックです↓
★CB250R−NWJCツーリングマスターについて★
数日間旅に出られるような時間がたっぷりあって、一般道を延々と楽しむとき、カブ110NWJCコンプリ
ートが最強のツアラーと思っていますが、仕事や家族のことなどがあって、そうもいかないことがありますよ
ね。不測の事態で、出先から急に帰らねばならないとか。
実際、僕の場合、母親の介護をしているときに家でトラブルが起き、高速に乗って急いで帰れた時はCB25
0R−TMで出かけていてよかったと思いました。
[ バイク屋の在り方を改めて思う ]
あらゆる面でバージョンアップを繰り返し、たとえ旧タイプになったとしても、Type2はType3と一
緒に楽しめるよう深化して、Type3も新型のType4と一緒に楽しめるようバージョンアップしていて、
要するにカブ110NWJCコンプリートは新旧問わず全て同じように楽しめるようメンテナンスやバージョ
ンUPはNWJCの高田さんによって続けられます。
高田さんは、売ることが最終目的の提灯記事では疑似体験でも情緒的なことでも何ら問題はないが、バイクは
乗り出してからの実体験より始まるから、バイク屋として培ってきた時代の流行り廃りに流されることのない
価値観と実体験に基づいた裏付けが求められている。と、よく言われていましたが、カブ110NWJCコン
プリートに乗り続けたことでとてもよく分かり大切な事だと思います。
カブ110NWJCコンプリートを7年乗り続けて、同じ型のTHさん、Goさん、Nさん、Type3で4
万キロ近いGenさんやKHさん、Mさんもバイク屋RBRとしてメンテナンスやモディファイを提供するこ
とで乗り換えるのではなく良き相棒として大切にしたいと思われています。
うちはまだまだですが、乗り出してから途切れることのない楽しみを提供できるバイク屋であってこそ、それ
がバイク屋の本当の姿だと思うのです。
そして僕はこれが本当のリユースであると思います、リユースの勘違いされがちな本質の説明にもピッタリで、
古いバイクを用意するだけとは大きく違うことがお分かりいただけると思います。
カブ110NWJCコンプリート、NWJCツーリングマスターシリーズをはじめ、今お乗りのバイクも乗り
出してからが始まりですから、何かご相談やご質問がございましたら、お気軽にご連絡ご来店ください。
※NWJC高田さんの新しい記事を見ました。今年も楽しまれます! リンクからぜひご覧ください
↓文字をクリックしてください!
★おっさんライダーのバイクライフ2023★
※2/5リンク追加※
以前キャンプでご一緒したNWJCさんのお客様の里見さんのキャンプツーリングの記事がアップされました。
ぜひ下のリンクからご覧ください!文字をクリックです。
★今回の愛機はカブ110NWJCコンプリートType2★
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