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2019 05/22【 Tさんの トライアンフ ボンネビルのエンジンコンディションを整える 】





Tさんは‘06トライアンフ ボンネビルに一目ぼれして当時のトライアンフ正規ディーラーにて新車で購入。ボンネビルであちこち出かけるのを楽しみにされていました。

しかし納車された日から長い苦悩の日々が始まったそうです。

ボンネビルはアイドリング不調でエンストを繰り返し、本当に900ccあるのかと思うほど非力で乗りにくく、購入店で相談しても不調は解決せず、そのうちに乗るのが億劫になり、タマに乗る程度が、タマにエンジンをかける程度となり、ボンネビルはガレージの奥に1年近く眠ることになりました。


昨年、やはり好きなバイクなので・・・・とそれでも手元に置いていたボンネビルを何とか復活させたい気持ちが大きくなり、再度購入店へ相談に。

しかし購入した正規ディーラーはトライアンフの取り扱いをやめ、他メーカーに鞍替え。

すっかり様変わりしたディーラーを訪れて相談しても、もうトライアンフはやめたのでどうにもできないと言われてしまいました。


「ディーラーはあてにならん」、と自らネットで調べていろいろやってみますが、調子が悪かったうえに長期の放置期間も加わってどうにもなりません。

その後バイク屋数件に持ち込まれましたが、バイクは不調のまま。やはりアイドリング中にエンストする・・・・・。おまけに走行中にエンジンが止まるようになってしまい乗れなくなってしまいました。


作業のたびに5万、10万と請求されて 一向に改善しない現状に、ディーラー不信に引き続きバイク屋不信に襲われて、愛車復活を諦めていた時に、ノースウイングJCさんをネットで見つけられたのです。

見つけたとき「ここや!」とTさんは思われたそうです。


TさんがNWJCさんに電話で相談されたときの対応は、調子の悪い状態について大雑把に伝えると、症状からある程度原因が特定されたようで、あとは実車をみてからのことになるからと「ここは他のバイク屋と全然違う」と思われ安心されたとのこと。

岐阜まで乗って行くつもりで相談したところ「Tさんの自宅から近くて、空冷モダンクラシックが大好きで2014仕様のスクランブラーに乗っているバイク仲間のバイク屋を紹介するから一度訪ねてみて」とご紹介いただき、同時に高田社長から「ボンネビルのTさんという方が来られたらよろしくね」とお電話があり、その後すぐにTさんから連絡がありました。

これがTさんとRBRが出会ったきっかけです。


大変な思いをされていることを聞いて、すぐに車両を引き取りに行き、まず試乗してみるとクラッチを繋いだ瞬間にエンストしそうなほどトルクが無く、アイドリング中にエンストも数回。アクセルと開けても反応が遅く、「あれ?」と大きく開けると突然力がでるので、終始ぎくしゃくしてとても乗りにくく、250ccにも劣る力の無さもここ最近では一番ひどい状態で僕もビックリしました。

いつものようにRBRからNWJCさんに車両を持ち込んでエンジンコンディションを整えに行きました。



また、NWJCさんではエンジンコンディションを整えるとともに、正規ディーラーを含む何処のバイク屋でも直せなかったエンストの原因も、トライアンフ空冷モダンクラシックを心地よく楽しむコトへの拘りで、長年の実体験で培った独自のメンテナンスノウハウで解決されました。



試乗するとアイドリングは安定。スタートはクラッチを繋いだ瞬間から力強く加速し、(あ、やっと900ccになった!(笑))アクセルの開け方で自在にトルクを引き出せて、低回転でとても粘り強く、RBRの裏山の180度ターンの続く狭いワインディングをアクセルワークで楽しめる、いつものようにNWJCさんでエンジンコンディションを整えた絶好調のボンネビルになりました。



Tさんは絶好調になった愛車を見ながら、「実はNWJCさんが最後の頼みの綱だったんです。これでだめだったらバイクはやめて違うことを趣味にしようと思ってたんです。」と言われて、絶不調だったバイクを所有して、何ともやりきれない思いだった日々は、同じ空冷モダンクラシックを楽しんでいるライダーとして心が痛む思いでした。

「パワフルでよく走るしこんなにトルクがあって乗りやすい、本当に楽しいバイクに変わったというか、まさかこんな良いバイクになるとは夢にも思わなかった。いつまでも乗っていたいバイクに変わりましたよ。あの時NWJCさんに電話してRBRさんに会えて本当に良かったです。」

と大変喜んでいただきました。


それからはRBRにボンネビルでちょくちょく遊びに来ていただいていて、バイク談議に花を咲かせたり、近々一緒にツーリングに行く計画もたてたりとても仲良くさせて頂いて本当に楽しそうな姿を見ると僕も嬉しいです。

またNWJCさんでエンジンコンディションを整えたトライアンフ空冷モダンクラシックが1台増えました。出かけたいところも沢山おありのようですので、これからどんどんTさんのボンネビルの距離もほかの方のように伸びていくでしょう。(RBRの往復でも50kmありますから(笑))


最近NWJCさんのサイトでアップされた高田社長の新しい記事を読ませていただきました。

「持続可能なバイクライフ」は、長年乗り続けたトライアンフ空冷モダンクラシックのボンネビルやスクランブラーを絶好調でこれからも楽しみたい皆さんへ、「なるほど、本当にその通りやなあ」とRBRの全員も納得の内容ですので是非ご覧になってください。

↓文字をクリックです。

★バイク屋の備忘録 :「トライアンフ空冷スクランブラーでキャンプへ」


最後に私事で恐縮ですが、昨年後半から自宅で高齢者の介護にかかる時間が急激に増え始め、

なかなかツーリングやキャンプツーリングに出れなくなっていて今回の更新まで間が開いてしましましたが、相変わらずトライアンフ空冷モダンクラシックとカブ110NWJCコンプリートのお客様と仲良く過ごしております。

これからもNWJC2014仕様スクランブラーやカブ110NWJCコンプリートを通じてバイクの魅力を多くのライダーに伝えたいバイク屋ですが、一ユーザーとしても楽しんでまいります!

次回をお楽しみに。





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