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2018 11/10【 スクランブラーでキャンプツーリング!と+α! 】
暦の上では「立冬」となりましたが、ここしばらくなぜか少し過ごしやすい気温が続いています。
天気予報では11月中旬以降は気温が下がるらしく、段々と冬になって行きそうです。
この良い時期に、愛車、NWJC2014仕様スクランブラーをじっくり楽しみたいなあと思いました。
春にカブ110NWJCコンプリートでキャンプをしたときに、秋はスクランブラーでキャンプをしようと決めていましたが、ようやくその時が巡ってきて、今がチャンスと定休日を利用して一泊二日でキャンプツーリングに行くことにしました。
「行くぞ!長野方面で夜景を見ながらキャンプを楽しもう!」
スクランブラーでキャンプは久しぶり、楽しみです。
張り切っていたのですが・・・なんと当日は寝坊をしてしまいスタートが大幅に遅れてしまいました。
少しルート変えて一般道を走りながら、
「このルートやったらNWJCさんの近く通るし、ちょっと寄って挨拶していこう」
そう思い立ってNWJCさんへ。
ここからお話しは面白い方向に展開していきます。
僕の突然の訪問に驚かれながら、高田社長が「どうしたのその荷物。どこ行くの?キャンプ?」
「そうなんです。長野方面で夜景でも楽しみながらのんびりしようと思って」
「ずるいなあ〜自分だけ楽しもうなんて・・・・・夜景かあ、夜景ならこの近所に夜景の見えるキャンプ場があるよ。」
「そんなに近いんですか?」
「そう、30分くらいかな。そんなとこまで行かなくても存分に夜景を楽しめるよ。そこにしたら?」
朝寝坊で急ぎの移動をしながら、少し気分が萎えていたところだったので、渡りに船の話に思えて。(そんなに近かったら今から行ってのんびりできるなあ〜。)
行先変更!そこにしよう!
「社長、その場所を教えてください」
「ちょっと待って、俺も行く。」
「へ!?社長、平日ですよ!」
「大丈夫、大丈夫。すぐそこだから、大丈夫。俺はカブで行く。」
なにが大丈夫なのかわからないまま、周りを見渡すと、すぐロングツーリングやキャンプツーリングに行ける装備になったカブ110NWJCコンプリートTypeVがあるではないですか。
そう言えばカブに限らずSLやVTRなどすぐ出動可能になっているバイクが必ず1台はあるなあ・・・・・社長恐るべし(すいません)。
そう思っているとあっという間に準備完了。
「ああ、ちょっとみんなに連絡しといたから、だれか来ると思うよ」
皆さんお仕事では・・・・・。
カブ110NWJCコンプリートTypeVに先導してもらって、いざキャンプ場へ。
[ カブの実力を改めて知る ]
カブ110NWJCコンプリートの後ろをスクランブラーでついて行くと、一般道を走るペースはほとんど変わらず、全くストレスを感じない・・・。しかもカブもフル積載。
普段楽しんでいるカブ110NWJCコンプリートを後ろからスクランブラーで見ていると、ホントに良く走る!思わず「速いやないか!」と頭の中で叫んだほどです。
普段なかなかできない体験をしてカブの実力を再認識した次第です。
キャンプ場の登りも楽々登るカブについていき予定のサイトに到着。
ちゃちゃっと荷物を降ろして、テント設営開始。
さすがにキャンプ歴〇十年の高田社長はあっという間に済ませて、
「じゃあ、ちょっと店に戻るわ。ボチボチ テント張ってのんびりしといて。また後でくるから。」
と言ってまた店に戻って行かれました。
まだまだキャンプ初心者の僕のアタフタ設営が何とか終了してのんびりしていると、人影が。
「ちぶかさん??」
薄暗くなって見えにくかったのですが、声でSさんとわかりました。
高田社長から聞いて、「なんか近くで楽しそうなことやってるやんか」と仕事帰りにのぞきに来てくれたのでした。
SさんはNWJC2014仕様スラクストンで北海道ツーリングや最近ではNWJC SL230ツーリングマスターで日本一周をされた旅人で、カブ110NWJCコンプリートも乗っておられます。
「ちよっと こんなの作って持ってきた。みんなで食べようと思って。」
といって見せてくれたのが、後は火にかけるだけのところまで下ごしらえされた、Sさんお手製の炊き込みご飯でした。
さすがにNWJCさんのお客さんは皆さん真剣に楽しんでおられるので、みなさんこんなことをちゃちゃっと短時間でできてしまうのですね。
僕は「すごいなあ〜」と感心しきり。
自分もこれくらいできるようになりたいなあ〜・・・。
すっかり日が暮れました。
社長が来られるまでの間、サイトにはSさんにいてもらって僕は夜景をみにでかけました。
素晴らしい!とてもきれいな夜景にしばらく見入ってしまいました。こんな近くにこんな素敵なキャンプ場があるなんて羨ましい限り。ここに来てよかった。
僕が戻るとすぐに高田社長が来られて晩御飯が始まりました。
さすが社長とSさんはいろんなバーナーなどの調理器具が次から次へと登場して、僕は興味津々で見ていました。
僕は相変わらずのパスタで、社長もパスタ。Sさんの炊き込みご飯ができるまでパスタを分け合って会話も弾み楽しいひと時です。
すると社長が「じゃあ一品作るか!」とあっという間に豆のスープが完成。
炒めたり煮たりの手際の良さは手品を見ているようで出来上がりとともに拍手(笑)
これがまた美味しかった!
Sさんの炊き込みご飯もできあがり、Sさんによそってもらって食べるとこれもまた美味しい。
なんでもSさんの言う「秘伝の出汁」が最高。
ただ、炊き上げる時間が少し短く、美味しいところは運よく僕のところに(笑)
社長のところにはまだご飯に芯があったらしく、社長がSさんに「これ何・・」と言うと、
Sさんも「社長がはやくはやくって急かすからでしょ!」と爆笑の会話になりました。
楽しく過ごしていると、Kさんも仕事帰りに来てくれました。
Kさんは今年の冬、XR230ツーリングマスターとSL230ツーリングマスターで行った紀伊半島ツーリングをご一緒した方で、XR230TMはじめ、NWJC2014仕様スクランブラー、アフリカツインCRF1000、BMW R100GS/PD、カブ110NWJCコンプリートも乗って充実したバイクライフを楽しまれている方です。
楽しい野外の食卓はさらに楽しくなり、
芯があった炊き込みご飯は、もう一度炊きなおしてKさんもまじえて美味しく完食しました。(笑)
焚火台を囲んでKさんの差し入れのおやつを食べながら、みんなで談笑してると時間が経つのもあっという間。翌日も朝早くから仕事のSさんとKさんは帰って行かれました。
Sさんはじめ、KさんやNWJCさんでお会いする、キャンプやツーリングでご一緒させてもらう方々は、本当に楽しむための行動力がすごいのです。
僕が思うのはバイク屋とお客さんの関係というより仲間なんですね。
わずかな時間でも仲間と楽しもうという気持ちを感じて、皆さん良い意味で理想のバイクライフを送っておられるなあと思い、そのことについて聴いてみました。
すると「バイク屋ってバイクを売るだけではなくて、バイクのコンディションを整えることも含み、バイクライフをいかに充実させて楽しんでもらえるかが一番大切だと思うね」ネタ集めのために参加して、一緒だよ、同じことができる、と言っているバイクショップとは「似て非なるものだから」とポツリ。
1日目は会話と夜景を満喫して終了しました。
[ 2日目 ]
最近歳のせいか目覚めるのが早く、5時に起床。
すると外で物音が聞こえてテントから顔を出すと、高田社長がすでにモーニングコーヒーを楽しんでおられるではないですか!
聞くと朝4時には起きておられたそうで・・・・。僕にもコーヒーを分けてくださいました。
朝一番、きれいな空気の中で飲むコーヒーの美味しいこと。
空が明るくなってきて、朝日を見に行こうとすると、高田社長が「カブで行っておいでよ」と貸して下さいました。
カブ110NWJCコンプリートTypeVに乗るのは久しぶりです。
夜明け。素晴らしい光景が目の前に広がります。夜景といい、ここに来れて本当に良かった。
カブ110NWJCコンプリートTypeVに乗ると昨日スクランブラーから見て思ったことを実感することができました。新型はエンジンに力があってミッションのタッチもとても良くなって進化を感じさせます。
またNWJCさんで設定されたファイナルレシオも抜群で、どこを走るにもストレスを感じず軽快そのもの。キャンプ場の登りもぐいぐい登っていきます。
こうして楽しいキャンプが終わりました。
[ 愛車、NWJC2014仕様スクランブラーの健康診断! ]
NWJCさんまですぐなので、以前から気になっていたMyスクランブラーの健康診断をさせていただくことができました!
現在、83000kmを超えて、快調に走ってくれる長年の相棒、スクランブラーのチェックも4回目になります。NWJCさん拘りのメンテナンスの一つで重要なバルブクリアランスのチェックをします。
メーカーも2〜3万キロに一度はバルブクリアランスチェックが必要と説明していますよね。ですから見るのは当然の作業なんです。
8つのバルブをチェックすると、幸い3回目6万キロ時から変わっていませんでした。PL500とNWJCオリジナルのPLO−TTオイルの効果を実感して、やはり日々のメンテナンスが大切だと思いました。
走行距離の少ないころから比べてエンジンに当たりが付いて、狂いも少なくなっていることを目の当たりにすると、必ずしも新車の状態が良いとは限らないと思った次第です。
そしてこのメンテナンスでは反省点も見つかりました。
エアクリーナーエレメントが予想以上に汚れていたことです。
すぐ新品に変えて試乗すると、やはりアクセルレスポンスが良くなりました。
「少し違和感があったのはこれだったのか・・・・・」
何か感じたときには必ずすぐチェックしなければ!
[ 中身の濃い2日間 ]
当初は一人で長野に行こうとしていて、まさかこんな展開になるとは夢にも思いませんでした。
平日というのにSさんやKさんにも会えたし、ボチボチしなければ、と思っていたメンテナンスもできるなんて・・・・・。
スクランブラーのメンテナンスが終わると、仕事で行けなかった、という方々もNWJCさんに集まり始め、村田先生はじめ、料理長のNさんやカブ110NWJCコンプリートのTさんも来られて、夕方からまたワイワイ楽しい時間が始まりました。
お話を聞いていると皆さんそれぞれ一人であちこち出かけていて、本当にバイクを楽しんでおられるのが良くわかります。
この場をお借りして、突然伺ったのにも関わらず、高田社長はじめ皆さんに2日間本当に楽しく過ごすことができましたお礼申し上げます。
僕はこれからも、愛車NWJC2014仕様スクランブラー、カブ110NWJCコンプリートでRBRの仲間とどんどん楽しんで行きますよ!
ところで村田先生と高田社長とKさんは、なにやら相談をされていて、どこかツーリングに行かれるのかなぁ?怪しい・・・・・(笑)
次回に続きます
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