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2017 11/25【 11月はカブとスクランブラーでツーリング 】
今年の秋は天候が安定しない日が続き、ツーリング日和に恵まれることがなく、少々の降水確率なら出かけてしまおうと、
11月4日はカブ110NWJCコンプリートで兵庫県砥峰高原へ、11月12日はNWJC2014仕様スクランブラーで
南伊勢方面へ2週連続でツーリングへ出かけました。
[ 11月4日 カブ110NWJCコンプリートツーリング ]
今回一緒に走ったのはカブ110NWJCコンプリートに乗るTHさんと以前ご一緒したCT110のMHさんと僕の3台です。
本当は砥峰を経由して日本海に出るはずだったのですが、途中から雨が降り出し日本海は断念。県道をつないで東に戻り、
昼食後途中の峠に有った東屋で雨宿り兼コーヒータイム。
初めてのバーナーやケトルを購入して「マイ・コーヒーセット」を揃えたTHさんはとても楽しそう。
雨の降る中、暖かいコーヒーでのんびりしたひとときを過ごしました。
本降りになったので、あまり遠くにはいけませんでしたが、カブ110NWJCコンプリートはフェアリング効果も高くやっぱり最高でした。
またCT110と走ることで気づいたこともありました。
カブ110NWJCコンプリート & CT110
CT110はカブのアドベンチャーモデル・・・?のような外観で、110ccのエンジンもタタタタッと単気筒エンジンらしい
パルス感さがあって走らせることを楽しむには良いバイクのようです。
CT110が最新モデルであった時代から、数十年の時を経て今のカブ110があるんやなあと、
並んだ新旧カブシリーズを見ると、しみじみバイクの歴史を感じます。
僕の身近な人にもCTファンがおられます。
NWJC南店の伊藤さんは20数年まえからCT110に乗り始めて、現在も素晴らしいコンディションを維持されています。
また、僕がカブ110NWJCコンプリートで参加した先日のキャンプツーリングにSL230NWJCコンプリートで参加された杉山さんは、
カブならCT110でしょ!!と言われるほどの大ファンで、給排気系から足回りに点火系まで手を入れたCT110をとても大切にされて、
ソロでのんびりとツーリングを楽しまれているとのこと。
そんなお二人なのですが、
伊藤さんはNWJCサイトファンの方ならご存知のように、ご自身のカブ110NWJCコンプリートで九州ツーリングに行かれたお話を聞くと
カブ110NWJCコンプリートは、CT110と比べると後ろを気にすることなく流れに乗って走れるし、キャンプ道具など荷物を満載しても操安が変わることも無く、
使い勝手も良いので普段使いからロングツーリングまでカブ110NWJCコンプリートを楽しむことが増えているとのこと。
CT110大ファンの杉山さんは、キャンプの時にお話しされていましたが、
キャンプ道具などを満載してカブ110NWJCコンプリートのペースでCT110を走らせるのは、
しんどいからSL230NWJCコンプリートで参加されたとのことでした。
CT110大ファンのお二人が、何故そう云われたのか分からなかったのですが、CT110と一緒に走ってみて、「なるほどなー、そういうことやったんや」とよく理解できました。
カブ110NWJCコンプリートとCT110は排気量こそよく似ていますが、積載力、動力性能、ブレーキ性能など大きく違うようで、やはりそれぞれに合った楽しみ方があるんですね。
そこで普段のチョイ乗りから荷物をたっぷり積んでのロングツーリングも気負うことなく楽しむのであれば、オールラウンドプレイヤーのカブ110NWJCコンプリートになるということです。
僕はどちらかと云うとこれからのバイクライフの大きなテーマが「旅」ですから、気持ちに余裕をもって「カブならではの良い1日を過ごすこと」を大切にしているので、
カブ110NWJCコンプリートの方が僕のバイクライフに合っていることを改めて実感したのです。
近いうちにカブ110NWJCコンプリートに荷物を満載してソロのキャンプも計画しています。
[ 11月12日 RBRツーリング ]
この日はトライアンフ空冷モダンクラシックのツーリングでしたが、最新アフリカツインの飛び入り参加もあり南伊勢に行ってきました。
針から伊勢街道を東へ走り、昼食後の帰りは海岸線を西へ戻るというルートです。
この日は伊勢街道の山中で怪しかった天気も南伊勢に入るころには素晴らしい天気となり、穏やかな海が輝いて見え、
スクランブラーから発せられる270度クランク特有のパルス感と人車一体となっての軽快な走りを楽しみました。
NWJC2014仕様スクランブラーと最新アフリカツイン
先頭を走る僕の後ろには最新のアフリカツインが続いています。
ミラーに映る姿は威圧感抜群です(笑)
休憩中にスクランブラーと並んだアフリカツインの大きな車体を見ながら、以前NWJCさんで試乗させていただいたことなど、
いろいろ思い出していました。
「この2台はオフロードバイクの進化の過程のように見えるな(笑)」
昔のオフロードバイクというよりトレールバイクは、足がべたべた着くような「オンロードバイク+α」からはじまって、
マフラーが下にあるとボンネビルとなり、アップマフラーになるとスクランブラーとなり、更に進化してサスペンションストロークも長くなり、
ツインショックからモノサスへと進化して、シート高も高くなり今のオフロードバイクの形になったように思います。
目の前のアフリカツインはまさに今一番進化したオフロードバイクというより大陸横断するようなアドベンチャーバイクのようです。
そのアフリカツインと一緒に走ることで、
僕にはオンでもオフでもないようなモダンクラシックのNWJC2014仕様スクランブラーが、ジャストサイズで足がべたべたつき、
270°クランクの鼓動を感じながら気負うことなく楽しめるので、好みにピッタリ合ってることを再認識しました。
最後の休憩で、今回のルートでアフリカツインに乗っておられた方は少し苦労されたところがあったとの話を聞いて、
オフロードのカテゴリーに特化したアフリカツインとはこれだけの違いがあると、
トライアンフ空冷モダンクラシックと最新のアフリカツインでは楽しむフィールドが違いすぎるんだなあ、と思いました。
このように11月のツーリングは、バイク選びや楽しみ方とかいろいろ考えさせられることがあって、とても良い経験になりました。
これからの空冷トライアンフツーリングとカブツーリングにこの経験を活かしていこうと思います。
次回に続きます
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