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2017 07/14【 カブ110NWJCコンプリートに乗って思うこと。スクランブラーで奈良県十津川へ 】


例年なら梅雨真っ最中で、ツーリングや水曜散歩も「一休み期間」なのですが、

今年はなかなか梅雨らしくなりません。降水確率もコロコロ変わってあてにならず、


「降られたら降られたでええやないか」と予定通りに出かけることにしました。


今回は、カブ110NWJCコンプリート仲間でもありボンネビルでいつも一緒にツーリングを楽しむTHさんと

NWJC拘りのメンテナンスで絶好調となって以来、最近良くツーリングでご一緒するNGさんと3人で今年初めての奈良県十津川方面にツーリングに行って来ました。


紀伊半島へは例によって高速で大阪市内をワープ。

久しぶりに通るルートは工事中で新旧が入り乱れて右往左往。

ワインディングを期待していたので少々がっかり。


休日の高野山の混雑を抜けると急に交通量も減り快調に進みます。

シーズン中の龍神はバイクと車で混雑を予想しましたが

今にも降り出しそうな曇天と言うこともあってバイク・車も少なく、久しぶりに快適でした。

龍神が初めてのNGさんも楽しんでおられました。



最近は様々なルートの組み合わせで道中を楽しむツーリングになっているので、相変わらず休憩の際には地図を囲んでわいわい。


こうして十津川の山中をウロウロして夜まで空冷モダンクラシックを楽しみました。






[ 走り方に心境の変化 ]



NWJCの皆さんと蒜山ツーリングで一緒に走ってから、自分のカブ110NWJCコンプリートの楽しみ方が激変したのは、前回、前々回の記事をご覧いただいた方はご存知の通りです。


その後トライアンフ空冷モダンクラシックでの最初のツーリングだったのですが、

「カブ110NWJCコンプリート効果」とでも言うのでしょうか、

驚く事に自分のNWJC2014仕様スクランブラーに対する感じ方も大きく変わっていることに気付きました。

バイクから得る情報が格段に多くなっているのです。


今までも超お気に入りの愛車でしたが、よりその良さを改めて実感する場面が多く

270度クランクの鼓動感や、ハンドリング、など全てわたり、「NWJC2014仕様」の奥深さを今更ながら知ることになりました。


以前なら、NWJC2014仕様スクランブラーは決して遅いバイクではないので、ペースをそこそこ上げて走る場面も少なからずあったのですが、すっかり飛ばす事への欲求は無くなって

一層感じるようになったNWJC2014仕様の懐の深さを味わう走りが楽しくなりました。


自分では予想もしなかったことですが、ライダーとしてもバイク屋としてカブ110NWJCコンプリートの影響により新たな感覚を得た事に気づいた事は今回のツーリングの大きな収穫でした。


カブ110NWJCコンプリート仲間のTHさんも同様に、其々が持つ独特の乗り味に何ともいえない気持ち良さを感じておられて、NWJC2014仕様ボンネビルを今まで以上に楽しんでおられました。


[ 相乗効果 ]



カブ110NWJCコンプリートを得る事によって

バイクとの会話が多くできるようになり、バイク屋としてライダーの目線に奥行きが生まれたと思いました。


このツーリングは改めてNWJC2014仕様トライアンフ空冷モダンクラシックが教えてくれる、NWJC拘りのメンテナンスによる最高のコンディションの大切さを一人でも多くの人に知ってもらいたいと言う気持ちを強くすることになりました。


カブ110NWJCコンプリートとNWJC2014仕様スクランブラーの相乗効果によって、僕のバイクライフは飛躍的に豊かになりました。

また、THさんのように同じ目線で楽しむ仲間も増え、これからも一緒にどんどん走って楽しんで行きたいと思っています。


[ ノースウイングJCさんで拘りのメンテナンス ]



トライアンフ・空冷モダンクラシックをRBRからNWJCさんに持込んで行なう「NWJC拘りのメンテナンス」は皆さんおなじみのことと思います。


後日、NWJC拘りのメンテナンスを実施するために岐阜市のNWJCさんに行ってきましたが、今回は普段とちょっと違うメンテナンスでした。


それは、NWJCさんの中古車で「NWJC2014仕様ボンネビル」をRBRのお客さんが熱望され、

NWJCさんのご好意もあり、成約となった車両の追加メンテナンスを行なう、と言うことでした。





NWJC拘りのメンテナンス後の車両は皆さん嬉々として乗り続けるので滅多に中古車として出ることがありません。

それだけに決まった時、お客さんは大喜びされていました。本当に良かったですね。

一緒にモダンクラシックを楽しむ仲間がまた一人増えました。


[ NWJCさんに出かける本当の意味 ]



同業者やバイクのメンテナンスに興味のある方でしたらお解りかと思いますが、

サービスマニュアルがあったところで、本当に重要で肝心なところは何も書いていません。


一般的なメンテナンスは分解手順や何ミリ、何ニュートン、などの数値データーだけで、分解組み立てはできるのですが、何かが違う・・・・・自分がNWJC2014仕様スクランブラーに初めて乗ったときにバイク屋としてこのことを痛感。この経験が発端でした。

外食のフランチャイズで求められる「同じ味」ではなく、その店でしか味わえない美味しい拘りの味。そこに加えられる一手間とはなんだろうか、隠し味はなんだろう、どうやっているのだろうか、

全ての面で経験やノウハウの豊富さ、質の高さがある人のもとに行って、僕は「見て触れて」多くのことを盗む事にしています。

それは、レシピを得れば同じように出来ると思っている人もいるようだが、それだけでは同じにはならないから、実体験を繰り返して盗むしかないネ!と言われたことでもあります。

盗むというとイメージが悪いですが、これはバイク屋として「拘りの味を求めてNWJC高田社長のもとに行く」ということなのです。

見て触れて盗む事の終わりは無く、目指すところは果てしなく遠い世界ですが、これからもずっと続けて行きます。

「よくNWJCさんに行くねえ〜」と言われますが僕としてはまだまだ行き足りてないのです。


今回もいろいろ勉強させていただいて作業終了。

今日体験した貴重な事柄を、頭の中で反芻しながら大阪に戻りました。


[ 全国からNWJCにやってくるトライアンフ空冷モダンクラシック ]





僕の作業中も後ろのリフトの上では、関東から来られたボンネビルが「NWJC拘りのメンテナンス」中でした。

その直前には富山からも来られていたそうで、僕が行くたびに他府県ナンバーのトライアンフ・空冷モダンクラシックの何かがサービスピットで作業中と言うのがずっと続いていています。


今でも空冷モダンクラシックのスタイルやエンジンが大好きな人が多いと思いますが、

何となく調子が悪く、遠くには出かけられないと思い、ディーラー等に相談すると「こんなもんですよ・・」と言われると、いろんな意味で手放そうかと悩んでいる人もお見えのようです。

本来の良さをお伝えできないのは残念でなりません。


しかし、こうやってNWJCで本来の良さを手にしたユーザーは「やっぱり空冷モダンクラシックが一番」と別物のように生まれ変わった愛車と共に楽しいバイクライフを手にしています。

RBRから車両を持込んでNWJC拘りのメンテナンスをした皆さんも、空冷モダンクラシック本来の良さを楽しまれています。

全国のトライアンフ 空冷モダンクラシックファンの皆さん、ベストコンディションで空冷モダンクラシック本来の良さを共に楽しみましょう。


次回に続きます。





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