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2016 2/26【番外編 HONDA CRF1000L アフリカツインを見てきました 】
公私共に例年以上にドタバタしている年度末・・・。
先週は予定していたキャンプツーリングを延期しなくてはなりませんでした。
今週の定休日は「自由時間は無いやろなぁ・・・」とあきらめていましたが
なんとか午前中に予定していた仕事が終了!
と言うわけで岐阜のNWJCさんに遊びに行ってきました。
伺ってサービスピットにおられた高田社長にご挨拶すると、社長から思いがけないお話がありました。
「アフリカツインが北店に届いたけど見てくる?」
「え!!ほんまですか!見てきます!」
前回のトライアンフ・ストリートツインの試乗といい、
今回の憧れのアフリカツインといい、なんと言う幸運。
なんだかここ数年分の幸運を使い果たした気分・・・(笑)
[ 素晴らしい「本物のアドベンチャー」アフリカツイン ]
オフロード好きの僕がその昔憧れたアフリカツインが新型になって目の前に現れました。
「おお!かっこいい!!」
新型車を前にこんなに興奮したのは久しぶりで、僕の好みでもあるトリコロールカラーを見つめて
「やっぱりこれやな、アフリカツインは。」(笑)
そして細かく観察を続けているとホンダが造るとこうなるのかと感心するところばかり。
最近増えている電子制御系のパーツやETCまでも上手に収められて、車体には余計な出っ張りは無くてキレイに内側に追い込まれています。
部品一つ一つの造りの良さも見れば見るほど流石ホンダ。
ボディパーツの脱着もよく考えられていてメンテナンス性も良さそうです。
接地面積の大きなサイドスタンドにメーカーの本気を感じつつ
「これは期待以上に素晴らしいバイクやな!!」
海外のモーターショーで、「泥だらけ」でちょいと思わせぶりに展示されて以来、
気になって仕方なかったアフリカツイン。
久しぶりにホンダが造った「リアル・アドベンチャー」は想像を超えてスゴイバイクだったのです。
欲しい、どうしてもアフリカツインが欲しい。
[ 欲しい!!頑張ってオーナーになるぞ! しかし・・・・・。 ]
さて、憧れのアフリカツインは跨ってみるとどんなだろう?
普通に跨ろうとすると、
「あれ?右足がリアキャリアに当たりそうやぞ・・・・跨れない・・・」
展示車を傷つけるわけに行かないので思い切り足を上げてなんとか着座。
シートに座ると更にショックが・・・・足がつま先しか届かない・・・・・。
「今のシート位置は2段階の低い方です」と店長の細川さん。
「そ、そうなんですね・・・・・。」と僕。
更にローシートもメーカーで用意されているようですが、
それでは走行中ひざの曲がりが今よりもキツくなるのでは・・乗りにくいだろうし・・。
この日伺った僕のいでたちは完全に普段着で靴も普段履いているもので、ライディングウェアではありませんでした。それでこのありさま。
オフロードブーツなど、アフリカツインにふさわしい装備を身に付けていたらどうだったろう?
「もっと跨れないし、足も届かなくなるのでは・・・無理か・・・。」
遠のくオーナーへの道。
ふがいない自分の体格(笑)を恨みつつ、素晴らしいアフリカツインを見つめながら、ガックリ。
アフリカツインを前に体格に合わない現実を突きつけられて、冷静になった僕は根本的な疑問がわいてきました。
「これを楽しめるのは、どこやろ〜」
[ 愛車NWJC2014仕様スクランブラーとアフリカツイン ]
あらためて、愛車スクランブラーの魅力を思うと
アフリカツインとは真逆である事に気付きます。
アフリカツインは素晴らしいオフロード性能を与えられた本物のアドベンチャーバイク。
すごいスピードで悪路を突っ走る動画を見るとかっこよくて憧れてしまいます。
しかし愛車スクランブラーは飛んだり跳ねたりできるとか、悪路でやたら速いとかの特技があるわけではありません。
アフリカツインと唯一同じところはパラレルツインの270度クランクだけ・・・?
ツーリングで遭遇するあらゆる場面で操る実感に溢れる心地良さ・・・。
「可も無く 不可も無い」普通のところがこの魅力を引き出しています。
過去のツーリングを振り返っても
「楽しかったなー、フラットダートも、ワインディングも、あの砂浜も・・・・」
アカンアカン、そんな事を考えていると、なんだかアフリカツインへの憧れがしぼんで行くではないですか。
どんどん夢が膨らむはずだったのに・・・・・
[ 近日試乗予定 楽しみです! ]
今回アフリカツインは、お店に到着したばかり。
これから新車整備、登録をされ、
なんと後日試乗させていただけることになりました。
諦めの悪い僕は、試乗してみたらなんとかいけるかも・・・何か違う発見があるかも・・・・
なんて夢を見ていまして・・・・。
さてどうなるでしょうか。
次回試乗記をお楽しみに!
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