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2025 09/ 11【 カブ110NWJCコンプリートType2に乗り続けて思うこと 】

暑い日が続いています。
冷房設備も無く大型扇風機だけでは危険を感じる暑さで、この異常気象は日本とは思えない状況が
続いていますが、この暑さももうしばらくの事かと思います。
暑さの為のバテ気味で、行きかえりだけでも涼もうと最近は軽トラ通勤が多くなっています。
普段はカブ110NWJCコンプリートType2が通勤快速であり、諸手続きなどの役所巡りも
カブですね。
駐輪場に留めたカブ110NWJCコンプリートType2を眺めながら、通勤快速からバイク旅
まで楽しませてくれる「コイツとも長い付き合いやなあ」と思うと、2017年4月からですから
9年目になります。

今までメンテナンスとバージョンアップでコンディションを整えて、自分の一番使い慣れた道具に
なり、乗り換えたり手放したりという気に全くならない自分にとってかけがえのない1台となって
います。
同時期に購入されたTHさんやGOさんは8万キロ、9万キロオーバーで楽しんでおられ、僕と全
く同じく、バージョンアップとメンテナンスにより、日常の通勤、お買い物、キャンプツーリング
にと全方位に楽しまれています。

カブ110NWJCコンプリートはType2だけではなく、Type3、Type4お乗りの皆
さんも同じで、所有年数や走行距離に関係なく、良き相棒として楽しんでいただいているのを見る
と、バイク屋をやっていて良かったと実感します
僕がカブ110NWJCコンプリートType2により実体験したメンテナンスとバージョンアッ
プでコンディションを整えることをお客様にフィードバックして、良き相棒として楽しんでいただ
いている事が定番化していった、というのが正直なところです。その広がりは他のバイクにも広が
りつつあります
[ まだまだ乗れますよ ]

バイク屋をやっていると様々なバイクがやってくるのですが、一番多いのは通勤通学に使われてい
る50〜125ccのスクーターです。
初めて来られたお客様との会話で「このバイクいつまで使えますか?もうすぐ3万キロなのでだい
じょうぶでしょうか?」という質問が最も多いように思います。
「いや、ちゃんとメンテナンスをして消耗部品の交換をしていれば10万キロだって使えますよ」
と答え、車両のメンテナンス写真などをお見せすると、「え?そうなんですか?」
「他のバイク屋さんで、なんか色々変えなきゃダメだからって乗り換えを勧められるのでもうだめ
なのかと思ってました」と驚かれてしまいました。

実はこのような内容の会話はホントに多いのです
走行距離は申し合わせたように2〜3万キロで不思議に思って考えてみると、
恐らく、そのころになるとスクーターでしたらベルト交換などの消耗品交換が必要となり、症状と
しては出足が悪く走りも何となく・・・、それに合わせて乗り換えキャンペーンをするお店が多い
のかなあと思うのです。

結局バイク業界全体が未だ台数至上主義ですから、新製品の方が良いなど様々な理由を付けて乗り
換えさせようとしているとも思えるのですが。
ベルトなどの駆動系が原因であれば、関わる消耗品交換とメンテナンスをすれば、走りも良くなり、
「調子よいですわー、まだまだ乗れますね」と言っていただく方がほとんどで、お客様も喜んでお
られました。

当然、乗り換えよりはるかに安く済むわけですし、乗りっぱなしにせず、走行距離に見合ったメン
テナンスを定期的に実施することで何万キロもずっと使えるのですから、経済的にもこちらの方が
良いですよね。
「まだまだ乗れますよ」と見させていただいているスクーターも、カブと同様に5〜6万キロが増
えてきており8万キロ越えも。まだまだ年数距離ともに伸びそうです。

それと、「長い間毎日行動を共にした、使い慣れたバイクは愛着もどんどん増しますし、良いこと
づくめですね」、と言われることもあります。
僕自身今もカブ110NWJCコンプリートType2で楽しんでいる体験からその通りだと思う
のです。

偉そうなことを語っていますが、カブ110NWJCコンプリートとの出会いによりバイク屋とし
ての実体験があればこそ、お客様をあの手この手で乗り換えさせようとすることよりも、メンテナ
ンスでコンディションを整えて長く乗り続けるのはいかがでしょうか。
普段の足として大切なスクーターも使い捨てではありません。
今一度付き合い方を考えてみて、もっと乗れるだろうか?と思われたら気軽に相談してください。

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