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2020 10 30【 カブ110NWJCコンプリート 仲間と今年3回目のキャンプツーリング 】


四国の剣山スーパー林道で、キャンプ道具などフル積載のCB250R/NWJCツーリングマスター

Compののポテンシャルをチェックして、想像を超える現実離れしたその実力には驚きもあり、アドベ

ンチャーなどのカテゴリーに関係なくこれからの新たなバイクの楽しみ方が見えてきました。



その後はカブ仲間とカブ110NWJCコンプリートでキャンプです。


店でカブ110NWJCコンプリート仲間が顔を合わせる度に「まいど、キャンプ行きましょね」は合言

葉になっていて(笑)人数が多い少ないは関係なく、ずっとキャンプツーリングは続いています。

不定期だったキャンプツーリングも、世の中の騒動も落ち着き始めて定期開催に移行する勢いで

す(笑)




今回のキャンプツーリングはGENさんに以前から誘っていただいていた「ハチ北」へ行くことに決

定です。天気が良ければ満天の星空が・・・・・


ルートは9号線一本。これも久しぶりで、片道210kmを休憩とりつつ所要時間4時間ほど。

ハチ北の道の駅までは先導しましたが、そこからGENさんを先頭にベストポイントまで案内しても

らうことにしました。



 
ハチ北ってこんなに近かったっけ??改めて3人でそんな話をすると、どうやらカブ110NWJCコ

ンプリートに乗るようになってから、「ここまで何百キロ走った、よく走ったな」という数値より、「知ら

ない間にこんなところまで来てしまった」となり、どこへ出かけても遠いと思わない感覚に変わった

そう(笑)


晴れたり曇ったり小雨がぱらついたり、標高の高いところはコロコロ天気が変わりますが、皆上機

嫌です。




現場に着くと、昨今のキャンプ流行りを象徴するかのような混雑ぶりでしたが、

何とか空いてるスペースに設営し、GENさん、THさん、僕の3人で楽しく過ごすことができました。




ずっと晴れたり曇ったりのなか、満天の星空は午前3時頃にトイレに起きた僕だけが見れたようで

すが・・・・・(笑)


翌日は晴天に恵まれてとても気持ちの良い目覚めで、荷物満載でも走りが楽しめるカブ110NW

JCコンプリートに大満足。3人で和気あいあいと楽しい2日間を過ごしました。

今回はGENさんお気に入りのポイントで、美味しいコーヒーのおもてなしをいただき、ありがとうご

ざいました。






 カブ110NWJCコンプリートは元祖マルチパーパス 



CB250R/NWJCツーリングマスターCompがマルチパーパスで楽しめる驚愕の事実を実感して、

道を選ばず自由にどこへでも、フル積載で雪道だってOKのカブ110NWJCコンプリートのすごさ

を改めて思うのです。


今やカブ110NWJCコンプリート フリークとなったGENさんの本音トークを聞きました。




今までを振り返って考えてみると、どうも巷にあふれる情報を鵜呑みにしていたようだとのこと。

一度は乗って見たいと思っていた大型バイク、それがさも最高でこれしかないと、ネットでも尋ねた

ディーラーでも言われれば、自分のチョイスは間違っていない、と自信をもって買ってしまった、で

も・・・・・こんな苦労が待っていようとは。


実は若い時からアウトドアとバイク、車が趣味で、バイクもいろいろ乗って直近ではZZR1400、B

MW R1200RSと乗り継いで来られています。


思えば大排気量で大パワーのバイクだけが自分の求める楽しみ方ができると思って購入したけど、

現実は高速移動が楽しめるだけ。それ以外の一般道や尋ねた場所では大柄で重い車体では取り

回しも大変で苦労の連続。積載も時間がかかるうえ大変で、とくに自宅から出るのが一苦労。


やがてちょっと時間が空いても乗るのが億劫になって、あまり乗らなくなることを繰り返しておられ

たようです。


BMWは3年で1万キロ足らずしか乗らず、車検をきっかけに「大きいのはもうしんどいので、本当

に楽しめるバイクが欲しい、それもキャンプツーリングが存分に楽しめるバイクがええなあ」と物色

し始めて、ネットでカブ110NWJCコンプリートの存在を知り、「これや!!」と思われたそうです。


バイクで自分のやりたいことを素直に考えて探してみると、カブ110NWJCコンプリートが見つか

って、NWJCさんのブログを読んでみると、求めていたものはまさにこれ。


すぐNWJCさんに連絡すると自宅に近い大阪のRBRさんを紹介されて、カブ110NWJCコンプリ

ートTypeVを購入して現在に至ります。




乗って見ると本当に楽しくてしょうがなく、何の苦労もなく自宅から出るのも楽々、行った先でも

楽々、今まで気づかなかったところも新たな発見であり、気楽にダートに入り込んでどこに続く道

か試したりと、楽しみが何倍にも膨らんだそうです。


1年9か月で走行距離は歴代最多でまもなく15000km。行先も「大型よりも遠くまで行ってる」と

笑っておられます。


僕も含めて乗っている人はみんな同感、フル積載で道の状況を気にすることも無く、どこを走って

も楽しいカブ110NWJCコンプリートは最強のマルチパーパスだと思うのです。




 楽しめるバイク選びに正しい情報は皆無 



RBRの店頭やキャンプ地でも、みんなのバイクライフについて話すと、ダウンサイジングしてから

嬉々として各々にキャンプやツーリングに行ったり、盛んに乗っておられてホントに楽しそう。


でもみんな、大型バイク所有者か所有経験があり、もれなく大型バイクを楽しまれて、寄る年波に

は勝てず体力的なことも含み苦労されているのが実情ですが、カブ110NWJCコンプリートへダ

ウンサイジングして、今までとは一味違う新たなバイクライフとの出会いで何もかもが楽しい。


でも、カブ110NWJCコンプリートに行きつくまでには、小排気量ではクロスカブ110など他のカ

ブもいろいろ選択肢があってかなり迷われたとも聞きます。


決めたきっかけは、NWJCさんのブログ「バイク屋の備忘録」を読んで、本当に長年乗って楽しん

だ実体験で、ダウンサイジングへたどり着きカブ110NWJCコンプリートを誕生させたのも、同じ

ように年を取っていくことも実感できて感覚的にも判ることもあり信頼できたといわれています。


自分たちも時間があれば乗りたいと思う方なので、カブ110NWJCコンプリートに乗ればよく判る

こととしてフル積載での感覚は不思議で積載を感じさせない安定感は「これは良い」と納得できた、

と言われています。


正直、バイク屋の僕もその一人なのでとてもよくわかるのです。

ただ、僕らのようにいろんな情報で右往左往させられても何とかここにたどり着けた人は良いので

すが、そうでなければ何度も同じことを繰り返すことに嫌気がさして結局乗らなくなり、年齢によっ

てはバイクから離れることになるのではないでしょうか。




 メーカーは現実とは違う妄想を膨らませる 



巷では大流行りのCT125をみると、どうみても過去のCT110とは似ても似つかない、それに当

初クロスカブがCTの後継の位置づけではなかったでしょうか。CTの名前をとりあえずつけてみた

だけの別のバイクと言えます。


よき道具となるような作りではなく、たまたま海外の市場用にタイで生産した125のラインナップの

1台として作ったものを、日本で売るために流行のネオレトロ調のイメージを植え付ける要素として

CTと名付けたのではないかと思うほどです。


大柄な車体で妙な腰高なポジション・・・・・。スリムなCT110とは似ても似つかないバイクで、CT1

10を乗っていたライダーが口をそろえて「これはCTじゃない」と言われて、スペックよりも感覚的に

受け入れがたいものがあるようです。


大きなキャリアがあっても大きく張り出したアップマフラーはサイドバックの取り付けには難ありで、

たっぷり積むと重心位置が悪くなり、サイドスタンドも使い物にならない。

タンデムも、と言いながらアフターマーケットでないと用意されないピリオンシートなども不可解。


流行のバイクを手にした満足なだけで、大流行したバイクはある日突然のように姿を消して、定番

化することも無く長続きしないのが現実ではないでしょうか。


結局今のバイクの販売はいかにユーザーにメーカーの都合の良いイメージを植え付けて1台でも

多く稼ぐかが最重要項目となっているようです。


 バイクに乗っていますか? 



ユーザーさんにではなく、業界の人、特にメーカーの人に聞いてみたいことです。

先日アップしたCB250R/NWJCツーリングマスターCompの記事でも書いたのですが、カブ1

10NWJCコンプリートで出かけたとき、ある舗装林道で立ち往生するアフリカツインの横をカブ1

10NWJCコンプリート数台で通り過ぎたのです。


その時、こんな大柄なバイクで荷物を満載して日本の林道を楽しめるものではないのに、このライ

ダーは何故ここに入ってしまったのだろうと思いました。


僕のような日常的にバイクに接している人間ならわかることで、フル積載のカブ110NWJCコンプ

リートやフル積載のCB250R/NWJCツーリングマスターCompだからこそ林道も安全に楽しく

走れるのであって、巨大で重いアフリカツインで積載して林道を走るなんて無理で、限界もあり危

険だとすぐわかりますし、まっぴらごめんです。


別に仕事を持ちバイクに乗ることが非日常の一般ユーザーさんだったら、「これならどこでも行け

る!」などと、メーカーや業界周辺から発せられた妙なイメージを信じ込んでしまうようです。


アフリカツインならアドベンチャーだからどこへでも・・・と思い込まされて、危ない思いをするばかり

か、転倒して大けがでもすれば家族にも職場にも多大な迷惑をかけて人生が変わってしまう事だ

ってある、そんな危険な乗り物となってしまうこともあるのです。


メーカーが生み出すイメージは、虚飾と空想に溢れた情報ばかりで、顧客がバイクを購入するま

で攻め立て追い込む手法は残念ながらまだまだ続きそうですね。


 購入後に乗り始めてからが大切 



メーカー系専売店は一度売ってしまえば、ユーザーが後悔しようが、思考停止となりどうしようが

知ったことではありません。売るまでのOMOTENASIが仕事ですから。

「あれこれ考えて、買うまでが楽しいんだよなー」という言葉、良く聞きますが、これってメーカーの

販売戦略が浸透している証と僕はとらえています。実際そうであれば買った後は時間とともに楽し

くなくなる、思考停止が待ち受けているのですから最悪ですよね。


NWJCの高田さんのように購入してから楽しむために、バイク屋のライダーとしての経験からの独

自のメンテナンスや提案が、バイク屋としての仕事であり正しく良いことですから、僕やRBRのカ

ブ110NWJCコンプリート仲間はずっと幸せなんですよね。バイク屋の僕も大賛成です。


もちろんトライアンフ・空冷モダンクラシック仲間もそうですし、CB250R/NWJCツーリングマス

ターCompもこれから始まります。


こんな僕の話に興味がありご理解いただける方はお気軽にお越しください。実際に乗って楽しん

だ体験談や本音を語り合えればと思います。お待ちしています。




さて、次回のキャンプツーリングは11月28日、29日です。





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