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2019 02 14【 カブ110NWJCコンプリートでキャンプツーリング 】



前回、お話しましたように、いろいろな事情が重なってじっくりバイクを楽しむことに間が開いてしまいました。

これはバイクに乗ることが一番の楽しみの自分にとっては、苦しくせつないことでした。

最近、生活の状況にも少しずつ落ち着きを取り戻しつつあって、愛車カブ110NWJCコンプリートで久しぶりにキャンプツーリングに行こうと思い立ちました。

ある日、たまたま店に遊びに来ていた、THさん(カブ110NWJCコンプリートとトライアンフ空冷モダンクラシックT100を楽しむ仲間でもあります)と「キャンプに行きたいねえ〜」と話していたら僕の都合の良い日とTHさんのお休みの予定が合ったので一緒に行こうということになりました。

お気に入りのカブ110NWJCコンプリートは現在Type Vとなりましたが、僕らは旧型となったTypeUを楽しんでいます。

日常のチョイ乗りから、非日常のキャンプツーリングでも気軽に使えて、考え抜かれた積載性は自分の持っていきたいものをすべて積み込んでも何ら変わらない感覚で、雪景色を楽しむことも含めて四季を問わずライディングを楽しめる、僕らにとってのスーパーツアラーです。






 雪と雨 





目指す場所はツーリングでよく使っているルートにあり、以前から目をつけていた程良い距離にあるキャンプ場。

当日は天気のはずが到着時には冷たい雨。

路肩には雪が残り、雨は降り続き、キャンプ場の入り口付近は一部泥沼のようになっていました。

こういった場面でもカブ110NWJCコンプリートは本領発揮で、少し泥に埋まりながらゆっくりと地盤の良好なサイトへ何ら苦も無く進みます。

昔乗っていたビッグツアラーでは冷や汗もので、乗り入れをためらっていたと思い、2人で思わず、

「カブ110NWJCコンプリートで良かったな〜!」



その日の利用者は僕らとジープタイプの車の2組だけ。

日が暮れると雨はみぞれ交じりになり、雪へ。

気温は氷点下、焚火で暖をとりながら食事を作り、なかなか体験できない状況をおっさん二人で爆笑しながら楽しく過ごすことができました。



就寝時はNWJCの高田社長からのアドバイスを試して暖かく快適でした。

翌日は午後から晴天に恵まれ、ワインディングを楽しんで帰路に付きました。


 カブにまつわる根拠のないうわさ 



自分のカブに乗りながら良く思い出すことがあるのですが、以前ツーリング先で駐車中のJA10型カブを指さして、「このカブは中華製でアカンやつや」と話す年配のライダーを見かけたことがあります。

JA10は歴代のカブの中で唯一、生産を中国に移したモデルではありますが、現行モデルのJA42型もパーツは大半が海外製でカムカバーを開けると漢字で何やら書いてある。

決してアカンやつではありませんが、メンテナンスによるコンディションの違いは何ともしがたいものがあります。

自分自身オーナーであり実際に楽しんでいるバイク屋、という立場で言いますと、

例えばエンジンから異音が出始めてもすべて対策ができるので、このJA10カブだけが他の年式のカブと比べて特別に何かあることはないのです。

しかし、音が出れば中華製は「こんなもの」とか距離が伸びれば「旧いからこんなもの」と無責任な話がもっともらしく語られているのが現実です。

例えば、旧くなって異音がでれば、買い替えを勧めるべきか、原因を究明してメンテナンスを施すのか、売るための提案か、楽しむための提案か、カブに限らず総てのバイクでコスト等も含んで、ライダーの目線で考えてみるのが本当ではないでしょうか。

当店のカブ110NWJCコンプリート仲間の車両はJA10のTypeUも現行JA42TypeVも全車原因不明のトラブルなど皆無で、オーナーの通勤や買い物、ツーリング、キャンプツーリングにと快調に大活躍しています。


 反響大きいです 





今回、平日からのスタートでしたので、参加できなかったカブ110NWJCコンプリート仲間から是非キャンプツーリングに参加したいとの要望が多くあり、現在日程調整中です。

次回のキャンプツーリングの模様はまたここでご報告します。

お楽しみに。





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