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2019 01 20【 カブ110NWJCコンプリートで白い季節を楽しむ 】
前回のお話の続きです。
カブ110NWJCコンプリートにスノータイヤを履かせたTHさんとGさんと僕。
年が明けて北の方に雪が積もったとの情報が入り、今回はGさんと僕の2台で「雪見ツーリング」に出かけることになりました。
Gさんは雪道デビューで興味津々。僕も一昨年近畿地方に積雪があった時に走って以来2回目で決して雪道ベテランではありませんが楽しみで仕方ありません。
当日Gさんは前日スノータイヤを履かせた超お気に入りのカブ110NWJCコンプリートは満面の笑みで店に来られました。そして雪の中での走行は過酷なところもあったかと思うのですが心配していた転倒もなく、とても楽しそうに「これでカブ110NWJCコンプリートなら、いつでもどこでも行けるわ!」と自信をつけられたようで、話をしながら僕も嬉しくなりました。
フル積載のカブ110NWJCコンプリートで雪道を走る。
僕は今回試したいことがあってとても楽しみにしていました。
もともと雪道を走りたいと思ったきっかけは、NWJCさんの高田社長はじめNWJCさんのお客様方が雪道を延々と走る冬のツーリングを楽しまれている記事を読んでからでした。
この時の僕は「ホンマかいな」と懐疑的でどうも雪道をバイクで走るという発想はなく、逆に「これは正気の沙汰ではないな」(すいません)と思っていたのでした。
しかし読めば読むほど楽しそうで・・・・・一度是非走って確かめてみたい。
一昨年の近畿地方の積雪の際は半信半疑で出かけたのですが、実際に走れるばかりか楽しめることを体験してカブ110NWJCコンプリートのオールマイティツアラーとしての実力を実感しました。
この時、雪道をカブ110NWJCコンプリートで走る楽しさにどっぷりハマった僕は今年の冬も雪が積もるのを心待ちにしていました。
(一昨年の雪見ツーリングです)
このツーリング直前に高田社長とお話しした際に「キャンプに行くつもりでフル積載で走ってみると良いよ」とアドバイスをいただきました。
そう言えば一昨年の雪道走行はアルミケースに自炊できるくらいの荷物のみ、とかなり軽装だったので、その差をぜひ体感したいと思いキャンプ道具一式と工具やチューブなどを積み込みました。
スタートしてしばらく続く少し濡れた路面では、後ろの荷物を全く感じさせない軽快さは相変わらずワインディングを楽しく走れて、地元のお馴染みの急登坂も制限速度を下回ることなく本当にストレスなど皆無です。
9号線を超えて北へ進み、あるトンネルを抜けると雪景色になりました。
一昨年とは違うワクワクと心配が入り混じる不思議な気分になってきましたが、進むにつれ雪はどんどん深くなっていきます。
安心感でホッとする。
僕が危惧していたのは、走りにしても取りまわしにしても、後ろの重い荷物に振り回されるのではないかということで、凍った路面では即転倒を想像していました。
しかし完全に白くなった道を走り出してすぐに想像が取り越し苦労だったことに気付きます。
ここでもカブ110NWJCコンプリートは後ろの荷物を感じることがありません。76リットルのアルミケースと左右につけた防水バッグが気にならないのです。
驚くことに荷物の少ない時よりリアタイヤはしっかりグリップして前へ押し出し、雪の坂道発進もじわっとアクセルグリップを開けるだけでスルスルと登りだし、下りも適切なファイナルレシオのおかげで、やんわりエンジンブレーキがかけることができて、ドラムブレーキも微妙なブレーキングができてロックすることがなくてコントロールできるので怖くない・・・・・!
NWJCコンプリートならではの足がべったりつく安心感と荷物の搭載位置で、フル積載でも低重心で安定して走り、不安定になっても両足をぱっとついて転倒を防ぐことができます。
実際に凍った轍にフロントタイヤをとられた際に何度カブ110NWJCコンプリートの扱いやすさに助けられたことでしょうか。14インチホイールによる扱いやすさと雪道を走るにはフロントタイヤとフェンダーの隙間も重要です。他のカブではこうは行きません。
進むうちにあまりに慎重になりすぎている自分から解放されて、何故か笑ってしまい、頭の中のバイクを楽しむスイッチが入ってそこからは嬉々として雪中ならではの「体に伝わってくるタイヤのグリップに集中しながら、前へ進む」を堪能して、カブ110NWJCコンプリートという素晴らしいバイクを手にしている自分に嬉しくなります。
カブはカブでも
オーナーさんが口をそろえて言われる、
「カブ110NWJCコンプリートは、最小にして最強のツアラー」という言葉に改めて納得。
僕の稚拙な文章で何度もお話しして恐縮ですが、これはカブ110NWJCコンプリートに乗って見ないとわからないのです。
ただメーカーから入庫したカブを店頭に並べて売っているだけの車両とは大きな差があります。
僕もバイク屋ですから商売柄、他のお店で買われたカブも見たり乗ったりしますが、こんなに違うものかと思います。
本当にバイクが好きで経験豊富なライダーであり、バイク屋のバイク乗りとして自らが楽しむために企画できるNWJCさんだからこそ誕生したバイクであることは明らかで、その楽しさをバイク乗りとして多くの皆さんに実体験からフィードバックされています。
※NWJC高田社長の新しい記事がアップされており、皆さんに読んでいただきたい内容になっています。是非ご覧ください!
↓文字をクリックです。
バイク屋の備忘録:バイク屋のバイクライフ2019
RBRもそのお手伝いをしながら、多くの皆さんに一過性や流行りで廃ることの無い、色あせることの無いバイクライフを楽しんでいただきたいと思っています。
2019年が始まりました
僕が愛してやまないNWJC2014仕様トライアンフ・スクランブラーとカブ110NWJCコンプリート。
どちらもNWJCさんで丹精込めて仕上げられた素晴らしいバイクです。
ブランドやスペックだけでは語れないバイクの奥深さや面白さは、
僕のバイク人生も大きく180度変わりとても楽しいものになりました。
僕の周りでもゆっくりと少しずつではありますが、それに気づいた仲間が増えています。
仲間たちも嬉々として走り回り、僕が驚くほど距離を重ねて、「ホンマに楽しい!NWJCのバイクを知って本当に良かった」と言っています。
豊かで楽しいバイク人生を得られることをもっと皆さんに知っていただきたい、そしてRBRはその楽しさを知ったみなさんと、走り続ける楽しさを皆で分かち合える場所でありたいと願って日々過ごしています。
2019年も今まで以上に走り、このことを皆さんに伝えていきたいと思います。
ご期待ください。
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