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2018 0915【 ホンマかいな!? 】
まずは水曜散歩から
先日、バイク仲間のTHさんと休みが合ったので、カブ110NWJCコンプリートで一周り散歩をしようということになりました。
目的地は、お気に入りルートを繋いで前回見つけたとても眺めの良い場所です。
当日は雨が降ったりやんだり。スタート時は雨が降っていたのですが、それでも中止にならない。
雨天で威力を発揮する専用スクリーンをはじめビッグバイク並みの積載力など、それが旅仕様カブ110NWJCコンプリートの良いところです。
お気に入りのルートを繋いで、
神鍋高原→城崎→久美浜→天橋立→綾部→丹波篠山を巡る426kmを2台で楽しんできました。
7時RBR出発、20時RBR着と、日帰りツーリングでは毎度おなじみの無理のない所要時間です。
道具を一式積んで、ランチとコーヒータイムを楽しみ、何かを見つけてはアッチへフラフラ、コッチヘフラフラ、お気に入りルートから枝葉のように分かれる三桁県道に入ってみたり。
おっさん2人は悪天候にもかかわらず旅仕様カブ110NWJCコンプリートならではの一日を満喫したのでした。
ホンマかいな!?
おかげさまでRBRサイトは多くの方にご覧いただいていますが、最近少し気になることをお話します。
このようなカブ110NWJCコンプリートで出かけたレポートなどを読まれている方とメールや実際に店頭でお話ししていると、何故か疑わし気な反応があり、それが何なのか気になっていたのです。
カブ110NWJCコンプリートでツーリングに行った人は僕を含めて例外なく大満足なのですが、
この楽しさが、レポートや話になると伝わる人が極少数で、大多数の人がヤラセかと言わんばかりに「ホンマかいな!?」と言われることは残念で、なんでやねんと思っていました。
よくよく考えてみると、僕自身も当初は「ホンマかいな!?」と思っていたことに気付きました。
それは、長年のお付き合いがあり、つながりの深いノースウイングJCの高田社長が、
カブ110NWJCコンプリートで日本列島(鹿児島県佐多岬から北海道宗谷岬まで)を5日間(!)で縦断をされた記事を読んだときのことです。
そのときのことを思い返すと、「あらあら、おっさん(社長すいません)が、無理して何をやってるんやろか?」と正直思ってました。
お会いした時に「さぞ大変でしんどかったでしょう??」とお話をすると、
「いやいや、ぜんぜん!!楽しかったよ〜」と言われる??
この時も、「まだなにを強がりを言ってるんやろか?」と思って内心あきれていました。
超人的な体力があるか、ちょっとオカシイのかも知れない・・・・・(社長ほんとにすいません)
しかしどんなにお話ししても本当に楽しそうなので、なんだか気になってしまって・・・・・。
カブ110NWJCコンプリートを見つめてると興味がわいてきました。
その時、「ちょっとしばらく乗ってみる?」と、言っていただいて、
JA07型の「初代カブ110NWJCコンプリート」をしばらくお借りする機会をくださいました。
これが、強く「ホンマかいな!?」と思っていた僕の固定概念を大きく覆すきっかけでした。
乗ってみないとわからない
良く大型バイクで行くツーリングと同じ距離をカブ110NWJCコンプリートで走ろうとすると、
一般的には、想像だけでは走る前からしんどそう、と思うのが普通ですよね。
高田社長の、あの余裕の謎を解明するのに、JA07型の「初代カブ110NWJCコンプリート」でよく走るお気に入りのルートを使ってみようと思いました。
これはスクランブラーや過去の大型バイクで使ったルートで、両車の差がわかりやすい状況で試してみようと考えたからです。
その結果、JA07型の「初代カブ110NWJCコンプリート」で日本海まで行ってみると、大型バイクとほとんど変わらないペースで走っていることに気付きます。
110ccなので2速や3速で全開の場面も多々ありますが、それも結構楽しく、想像していたより数倍の速さ、疲労感のない状態で目的地に到着。
「なんや、一般道で同じ距離なら移動時間もリッターバイクと変わらんやないか」「疲労感はビッグバイクほどではない!」「なんでやねん・・・??」走りなれた定番ルートは走行距離が長くても距離感もわかるからか、カブ110NWJCコンプリートならぜんぜん変わらない!!
これがわかった時は正直ビックリでした。
おまけにコンパクトさと軽さと大型に負けない積載力でこっちの方が断然気軽で楽しさが倍増することは想像もしていませんでした。
また、バイクツーリングで高速道路を主に楽しむ、というのは僕の頭には無く、「それなら軽自動車を使う方がマシ。バイクツーリングの醍醐味は一般道のワインディングや良い景色の中で季節感を味わえる」と思う方なので、俄然カブ110NWJCコンプリートが良いことが解ったのです。
最初は疑念だらけだったのでこの衝撃は大きく、高田社長のあの余裕の謎が解明されました(笑)
今回のツーリングで同行したTHさんも、お借りしていたカブ110NWJCコンプリートを見たとき、
昔お仕事でカブPROに乗られていた経験がおありなので
「カブか〜、散々乗ったからだいたいわかるで〜」とそっけないお言葉。
エンジンコンディションを整えた空冷ボンネビルも乗っておられる方ですが、
ノースウイングJCさんの列島縦断記事を読まれた時は僕と同じ感想で、
「ホンマかいな、ようやるわ」だったそうです。
その時にはスッカリ絶賛モードに切り替わっていた僕が何を言っても通じないので、
「まあまあ、そういわんと乗って見なはれ」
と試乗してもらうと、待てど暮らせど帰って来ない。
やっと戻ってくると、
「ナニコレ!全然違うやん、これホンマにカブか?これは良いわ〜最高。乗ってみんとわからんもんやね〜」
と僕と同じ絶賛モードに(笑)
そして、今や2人ともカブ110NWJCコンプリートTypeUのオーナーとして楽しんでいます。
「こんなもんですよ」と同じこと
これは前回のトライアンフ空冷モダンクラシックの記事で書いた、「こんなもんですよ」と言われてしまうと、自らが体験することがないと「こんなもんか」と思い込んでしまうのと同じです。
「ホンマかいな」も自分で体験しないと「ホンマかいな」と思い込んだままになってしまう。
エンジンコンディションを整えたトライアンフ空冷モダンクラシックもカブ110NWJCコンプリートも同じで、やはり乗って見ないとわからないということですね。
これでないとダメなんです
最近は忙しくてなかなかキャンプにも行けずじまいですが、
いまではカブ110NWJCコンプリートに荷物を満載してキャンプしながら旅をするのが夢で、そのうち高田社長のように列島縦断を、もっと時間をかけてゆっくりとやってみたいとも思っています。
それを考えると、カブと言ってもやはり「カブ110NWJCコンプリート」でないとダメなんですよね。
今年の初めに淡路島へソロキャンプに行ったときに思いましたが、大型ツアラー並みに荷物を積めて、まるで空荷のように安定して走れるし、いい歳のおっさんがそれだけ荷物があっても、いろんな道を求めて自由気ままに軽々取りまわせる魔法のバイクはこれしかありません。
「乗ってみないとわからない」、ということになりました(笑)
僕の愛車カブ110NWJCコンプリートTypeUはいつでもRBRにあります。
「ほんまかいな!?」と、気になっていた方は是非体験してください。
また、この楽しさは皆さんのバイクライフをグッツと広げることになるかも、知らないのはちょっと損をしているかも・・・と思います。
お待ちしています。
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