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2018 04/05【 初!カブ110NWJCコンプリートでソロキャンプツーリング!】
[ どうしても行きたかったキャンプツーリング ]
「キャンプツーリングに行きたいなあ〜、カブで行きたいなあ〜」
NWJCオリジナルサイドラックやNWJCで改良されたサイドバックなど、
フル積載できる装備が整ったこともあって、僕のキャンプ熱は沸点に達したのです。
しかし、雨や冬の異常な寒さに阻まれてなかなか実現しませんでした。
3月後半になってようやく春めいてきても、年度末は自分のもっとも苦手な事務仕事がどっさり増えます。またしても出かけられない悶々とした日々が続きます。
そして3月も終わりに近づき、ようやく頭のショート状態から解放される日が来ました。
おまけに気温も上がって「春の陽気」で天気もしばらく良さそう。
そうなったら何としても「キャンプに行きたい!!」
[ 行先は近くて旅気分の味わえる・・・ ]
今回のキャンプは、よくよく考えてみれば初めてのソロ キャンプツーリングです。
店から山を越え、フェリーで海を渡り、海沿いやどこへ向かっているのかよくわからない初めての山の中をプチ アドベンチャー気分で走り、海を見ながらキャンプ・・・・。
近くて旅気分の味わえると言えば淡路島。
なんともワクワクする「旅」ではないですか、ここに決定(笑)
[ 愛車カブ110NWJCコンプリートをフル積載にする ]
出発前の深夜、左右のサイドバックにいっぱいに詰め、リアボックスも満タンになったのでボックスの上にバッグを固定。
シートの前にも汎用のバッグを装着。以前、高田社長といつものメンバーのキャンプにご一緒したときに見て、「これは良いなあ」と自分も装着して地図や小物を入れました。
しかしシート前の自分で考えて付けたバッグは、後ろにずれてきます。同じものなのにどうやって付けてるんやろか、と高田社長に電話で聞くと、バッグを加工されているとのこと。
細部に至るまで違和感や問題点をきっちり解決する、NWJCならではの拘りがここにも活きているのですね・・・・・。
とりあえず今回は脱落しないように何とかつけて行くことにしました。
実際にあれやこれやと荷物を積んでみるとすごい積載量。
こんなに積んで行けるんやろか・・、と我ながらびっくりです。
NWJCさんで企画されたリアボックスと、サイドラックに装着されたサイドバッグにもたくさん入るのはもちろん、脱着が簡単なうえにとてもしっかり固定できる工夫が随所に見られて、NWJCファンとしてはいつもながら使い手のことを良く考えている作りに嬉しくなります。
こうして明日のキャンプに向けてカブ110NWJCコンプリート・RBR号の準備が完了しました。
[ フル積載で初めて走る ]
しげしげと愛車を眺めながら、
「たくさん積んだなあ〜」
さてどうなるんだろうか、「初」がいろいろ詰まったツーリング、期待と不安でキャンプ場へスタートです。
店を出て走り出すと、普段乗っている感じとほとんど変わらないのに驚きます。
バイクはとても安定していて右左折も何ら普段と変わらない。
広い国道に出てもアベレージが上がってもそれはかわりません。
流れに乗って走れますし、なんならリードもできる、シグナルスタートも周囲の車と変わりなく法定速度まで加速するし、ブレーキもよく効きます。
これだけ積んでいるにもかかわらず、荷物を完全に忘れさせる走りを実感すると、何故カブ110NWJCコンプリートのベース車が、何故他のカブではなく「PRO」になったのかが本当によくわかります。車体やタイヤがヨレることなくしっかりしています。
それは六甲山のアップダウンのある連続したコーナーでも全く変わらず普通に楽しんで走れます。
本当の意味での「積載力」って、ただ沢山荷物を詰めるだけで無く、こういうことも含めたことなんだということに気付きました。
また安定した走りも、エンジンは110ccのカブですから、登りでは3速で引っ張り続ける乗り方を多用します。慣れないうちは「このまま引っ張り続けて大丈夫か?」と思うほどですが、その心配事にはエンジンオイルを良い物を選ぶことによって対応しています。
フリクションが小さく、高負荷にも耐えるNWJCオリジナルのカブ110専用のEPLオイル+PL500を使っていて、このような状況にも安心して走り続けることができます。滑らかなシフトタッチも楽しいツーリングには欠かせないポイントですよね。
[ 行く先々でカブ110NWJCコンプリートならではの楽しさ ]
過去にはビッグバイクでたびたび訪れた淡路島ですが、ちょっと停まって写真撮影、
気になるものがあればちょっとUターン、この道に行ったらどこに行くんやろ、
興味のある所へ、どんどん進むことができるのです。こんなに楽しいのは初めてです。
キャンプ場は浜辺。砂地で歩いていても靴半分沈むようなところですが
荷物がフル積載でもバイク全体の軽さは取り回しが楽々で、エンストしない自動遠心クラッチにモノを言わせて足をバタバタつきながら入って行ったんですが、
スタックするわけでもなく海に近いサイトに行けました。
フル積載にしたクロスカブは、硬い路面でもサイドスタンドでは安定感がなく、倒れそうになるから
重い荷物を積んでセンタースタンドを立てることになり使い勝手が悪いと、
クロスカブで日本一周した方から聞いたことがありますが、
カブ110NWJCコンプリート・RBR号は、
フル積載でも、ふかふかの砂地でも、サイドスタンドで立つではないですか。
テントの設営が終わって、周囲の探索にでかけます。あっちへウロウロ、こっちへウロウロと、ビッグバイクでは決して味わえない気軽さで、気楽なもんです。
日も暮れてきて、管理人さんに教えてもらった「夕日ビューポイント」へ移動、素晴らしい夕日を眺めてしばらくボーっと良い気分です。
一夜明け、夜明けとともに起床。2日目も淡路島をウロウロです(笑)
名産のタマネギ畑を眺め、ダムの公園で花を見て、滝を探しに行ったり、視界に入る興味深いモノを見て回り、今度は東側から西側へ山越えです。
漁港を見て海岸線を北上しながら山側から海の見えそうなところを見つけて移動して・・・・。
ビッグバイクでは、行く気にもならない、知らなかった道を延々繋げて淡路島を堪能。
カブ110NWJCコンプリートならではの、すばらしい2日間で、走行距離は関係なく、ツーリングの充実感というのはこういうことを言うんやなと思いました。
[ カブ110NWJCコンプリート・ワールドのススメ ]
ソロツーリングなので当然僕一人なんですが、なんと言うかこのカブとなら2人で旅してるように思えてくるから不思議です。
坂を登りながら「がんばれー」と励ましてみたり、「もうちょっと行けそうか?」「おー行けた、エライエライ」などと対話の多いこと(笑)
対話する回数が増えてその時間が長くなると、走り方を工夫してカブに少し楽をさせることができたり、お互いに協力し合って旅をしている気持ちになるのです。
バイクがこんなに身近に思えることはなかなか無いことです。
初心者の方も気軽に楽しめて、ベテランライダーでも大いに楽しめる数少ないバイクであることが、今回のキャンプツーリングで実感できました。
特にビッグバイクでは思うようにならないことがたくさんでも、このカブ110NWJCコンプリートならではの、自由気ままな新たな楽しみが皆さんを待っています。
[ 旅の終わりに ]
とても楽しい、充実した2日間でした。
フル積載で楽しく走れるところなど、NWJC2014仕様スクランブラーでキャンプに行った時と同じで共通点がたくさんあることに気付きました。
速さより心地よさという一貫したテーマがあるからできることで、NWJCさんの仕上げるバイクの好きなところです。
フル積載のカブ110NWJCコンプリートは目を惹くのか、あちこちで質問されたり、時にはスマホカメラを向けられたりしました。
どこでも好意的に思われるのが不思議な感じで、地元の人とこんなに話したことも、カブならではで初めての経験でした。
また仕事に追われて時間が無くて、なかなか旅に行けないなあ、と思っている方も、カブ110NWJCコンプリートなら今回の僕のように近場であちこち探索して、十分に旅気分に浸ることができます。
バイク屋RBRからの提案ですが、
落ち込んでいるとき、仕事のストレスで疲れたとき、手軽なカブであれば自由気ままに楽しんで、僅かな時間でも気分をリフレッシュすることが出来ると思います。
今回のカブ110NWJCコンプリートRBR号による、淡路島キャンプツーリングは、新鮮で僕自身リフレッシュできたと実感しています。
次回に続きます。
☆ 4/5追加情報とリンク ☆
実はお客様から聞いて知ったのですが、今回のキャンプに行っている頃にNWJC高田社長もカブでぶらぶら出かけていた記事が載っているとのこと(!)
読むと僕のキャンプツーリングの記事についても触れてリンクを貼っていただいてました。
NWJC高田社長のカブツーリングの記事はこちらから是非ご覧ください!
文字をクリックです↓
「バイク屋の備忘録:カブ110NWJCコンプリート2代目JA10型でぶらりぶらり」
また読み進めると新型のカブのNWJCコンプリートができているではないですか!
カブのツーリングも含めて、何も聞いてなかったけどなあ〜・・・・・。
というわけで4/4定休日を利用してNWJCさんへNEWカブ110NWJCコンプリートを見に行ってきました。
画像はこちら!↓
新型用に作り直されたフロントキャリアがスリムでカッコ良いですね!。
JA42型は日本国内組立などいろいろ良くなっているとのことですが、もちろんNWJCさんによってバージョンアップされています。
スクリーンも旅仕様には必須のパーツでこれも新しい物が用意されていました!
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