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2018 01/15【RBRカブ110NWJCコンプリート 平成30年の始まりはカブでNWJCさんへ】
昨年年末ぎりぎりの12月27日にカブ110NWJCコンプリートで雪道を楽しみ、
年が明けて、いつものようにNWJCさんのウェブサイトで新しい記事を読んでいると、細川さんの記事で、どうも高田社長が今まで使っていたカブになにやら手を入れているようなことも書いてありますし、
村田先生のゴールドウイングの記事は、ご自身のカブ110NWJCコンプリートやXR230に触れられて、カブからゴールドウイングまでバイクライフをいかに楽しむか、バイク乗りとしての目線で語られています。(ゴールドウイングでない方も素晴らしい内容なので是非お読みください!)
「気になるなー、今どうなってるんやろか?」
とても気になったので、愛車カブ110NWJCコンプリートでNWJCさんへ行ってきました。
それと折からの寒波で途中では雪道も楽しめるかもしれません(笑)
[ NWJCさんが手がけたバイクは深化し続ける ]
道中、雪は全く無く(笑)いつものように約4時間をとても楽しく過ごしました。
到着すると旧型となったJA10のカブ110NWJCコンプリートと細川さんが試し乗りをされた新型のJA42型の試作が展示されていました。
新年のご挨拶をして、高田社長といろいろお話しました。
細川さんの記事にありますように、旧型となったNWJCコンプリートは新型の登場と共に試乗車という役目から解放され、いつも言われている「バイク屋のバイク乗りが自ら楽しむ為に」カブ110NWJCコンプリートもカブ110TM(ツーリングマスター)へ深化させるとのこと。俄然興味がわいてきて、
「なにするんですか?」とお尋ねすると、
「ナ・イ・ショ」と言ってニコニコ。
(うわー、でたー、ナイショやー)
完成したら試乗させていただけるので今からとても楽しみです。
旧型となったJA10ですがまだまだ深化することは、同じくJA10型のNWJCコンプリートを楽しむすべてのオーナーの方々と僕にとってとても楽しみですし心強い限りです。
[ バイク屋自らの実体験から ]
JA10を前にして、日本製だから新型が出たから旧型よりも色々な点で良くなっているからと代替を勧めるのは、バイク屋じゃなくてバイクに乗らないバイク流通業の仕事じゃないの。と話が始まりました。
古くはCT110が国内販売されていたころから始まり、タイカブ125ではサイドパニアを装備した仕様まで、数多くのカブシリーズでトライ&エラーを繰り返してカブ110NWJCコンプリートが出来上がった経過をいろんなカブでツーリングやキャンプを楽しんでいる写真など見ながら話をうかがいました。
カブもスタンダードのスーパーカブ110・クロスカブ110・カブ110プロと3機種あるが、カブ110NWJCコンプリートはロングツーリングでは絶対不可欠の積載力があり積載状態でも他のカブと比べると、クロスカブも含めて他のカブより一番安定感のある走りでロングツーリングを楽しめることが明らかなことなんや、とカブ110NWJCコンプリートでバイクライフを気持ちよく楽しむことへの裏づけやコダワリを熱く語っていただきました。
僕も通勤や仕事の足としても使い、ロングツーリングでは荷物を満載した状態でも気持ちよく走り続けられて、この間ははじめての雪道ツーリングも楽しんでカブ110NWJCコンプリートが色々な場面で優れていることはバイク屋としてライダーとしても納得です。
「生活必需品としての車とは違ってバイクは趣味の乗り物だから、新型だから、旧型だから、というのではなく、バイク屋自らが実体験で得たものを同じバイクを楽しんでいる皆さんへフィードバックして、皆さんが素敵なバイクライフを満喫できることがバイク屋の仕事だと思う。 」とノースウイングJCさんのバイク屋として在り方について語られました。まったく同感です。
「カブは中国製だからダメ、日本製だから良い」 というのが話題になっているが、どちらもホンダ製で日本の熊本生産か中国生産かの違いだけで、ホンダの生産ラインがどこにあってもホンダ製というのが当たり前じゃないか。それに日本で組み立てるといっても部品すべてが日本製ではないし、すべてが日本製と思われているCB400のパーツだって中国製が使われているんだよ、これはバイクに限らずどの工業製品にも言えることだろ?
それをカブに限って、日本で組み立てると良くて、中国や他国で組み立てると悪いなんて言うのは今流行のフェイクニュースと同じで先入観を植え付けているに過ぎないし、
バイク屋のバイク乗りとしての実体験をベースとしたメンテナンスやモディファイはどんなバイクでも楽しめて良くもなるし、新しいだけでは最初は感動もするが時間が経つと感動も色あせてつまらないバイクになるんじゃないのかな・・・。
トライアンフだってタイ生産だし、BMWだってドイツ以外でも生産されてるでしょ。BMWのスクーターやG310がどこの国で作られているか調べてみれば・・・。
ブランドと思われているバイクは良いものとして受け入れられて、カブの中国生産は悪いとか、トライアンフでも空冷より水冷になってこんなに良くなったとか、アフリカツインは初心者でもアドベンチャーを楽しめるとか・・・、もっともらしいインプレやスペック等でいかに新規販売や代替促進をするために都合よくユーザーを欺いているだけじゃないの?
[ バイク屋とバイク乗りの目線 ]
村田さんのゴールドウイングに関するコラムでも、カタログの内容は販売促進のためのことで、実際にメンテナンスでコンディションを整えて乗り続けている感想はカタログの内容とはまったくべつものだろ。ゴールドウイングを販売することだけで実際に乗り続けていないメーカー系販売専門店には違いも何も解らないのが現実じゃないのかな・・・。カブに関しても同じことだよ。
バイクに乗らない販売店よりも乗り続けて楽しんでいるバイク乗りの目線は鋭く的確だから見透かされてしまうんだよ。村田さんはじめKさんや里見君などいつものメンバーが、カブ110・SL230・VTR・スクランブラーなどで上辺は良く似ている某バイクショップを見透かしているようにね。と、一瞬凍りつくような話は衝撃的でした。
「見透かす」・・・バイク屋として怖い言葉ですね。
高田さんはもう二度とゴールドウイングに乗ることはないね、ゴールドウイングを楽しめる適齢期を過ぎたから。とサラっと話されてそれも驚きでした。長年ゴールドウイングを楽しんできたから気負わず心地よく楽しむには体力をはじめ色んなことでそろそろ引き時だと実感されたそうです。
「引き時」・・・・バイク乗りとして深く重い言葉ですね。
ゴールドウイングと同様で皆が「中国製」というJA10のカブ110NWJCコンプリートでも空冷のモダンクラシック2014仕様でも何ら問題なく、最高に楽しめるバイクになっているだろ。
僕も全く同感です。ホンダ製のカブを中国製だの日本製だのと、乗りもせずコンディションを整えることもしないバイクについて無責任な評価をしようなんてのは馬鹿げた話です。
事実、僕のJA10・カブ110NWJCコンプリートは、ダメなところなど無いばかりか、自分のバイクライフ大きく広げてくれたバイクでとても愛着が湧き、こうやって頻繁に楽しんでいて、スクランブラーと同様にこれからもずっと乗り続けて行こうと思うほどです。
[ バイク乗りとしてのダウンサイジング年齢 ]
話は変わりますが、以前試乗中にこれ欲しい!と叫んだSL230ツーリングマスターに続きXR230ツーリングマスターができあがっていました。
NWJCさんによるSL230、XR230の「ツーリングマスター」は、積載力を高めてロングツーリングを楽しめる仕様へ深化してダウンサイジング年齢に入った僕にとってこれほど朗報はありません。
現実にカブ110NWJCコンプリートによって楽しさを満喫していると、また違った楽しみをもたらしてくれるダウンサイジングされたバイクの登場を心待ちにしていました。
残念ながら僕の時間の都合でホントにちょっとだけの試乗でした。次回またゆっくり試乗させていただけるとのことで今からとても楽しみです。インプレッションはまたその時にお伝えします。
今回のNWJCさんの訪問は想像以上に中身の濃いお話を聞くことができ、バイク屋としてバイクを楽しむ一人のライダーとしても全く同感だと思うことばかりで本当に良い一日を過ごしました。
これからも僕自身がカブやトライアンフスクランブラーを楽しみながら、同じバイクに乗る皆さんと楽しさを分かち合いたいと思います。
みなさん、今年も楽しみましょう!
ご紹介した記事はこちらから!是非ご覧ください!文字をクリックしてください
精神科医の村田先生の記事はこちらです↓
「バイクは健康療具:ゴールドウィングで北海道へ」
細川さんの記事はこちらです↓
「七馬力紀行:Newカブ110 JA42型 試し乗り」
次回に続きます。
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