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2017 05/14【 カブ110NWJCコンプリートで蒜山キャンプツーリング 】



ちょうど一ヶ月ほど前、

ノースウイングJCの高田社長がカブ110NWJCコンプリートで九州ツーリングに行かれるとの話をお聞きしました。

カブ110NWJCコンプリートでキャンプに行きたいと思っていた僕は、
初日に途中合流させてもらって、しまなみ海道の見近島で一緒にキャンプ!

翌日、僕は仕事の都合でNWJCの皆さんとお別れし帰阪する予定でした。


しかし日程がかわり、NWJCの皆さんの出発が早まったので、10、11日しか休めなかった僕は、

NWJCの皆さんが九州から帰られる際にどこかで合流しキャンプする事になりました。


当日の朝、高田社長から連絡があり、お互いに蒜山まで300kmの位置にいることがわかり、

キャンプの場所は蒜山に決定。

僕のカブ110NWJCコンプリートでの初キャンプの旅が始まりました。


[ 同じルートでも一味違う ]



以前ボンネビルに乗るトライアンフ仲間のTHさんと、さまよいながら蒜山に行った時のルートをそのままトレースして進みます。


アルミボックスの中の荷物は、キャンプ本番となるとあれやこれやともって行くものが増え

先日フル積載でNWJCさんへテスト走行した時より余裕で重くなり、これには自分自身で苦笑い。

「まあ、入ったし持っていこ」

生憎の天気で雨が降ったりやんだり。

レインウェアを脱ぐ事が出来ないまま走り続けます。

悪天候の中、これだけの荷物を載せているのに相変わらずの安定感。

僕なりにカブ110NWJCコンプリートを楽しみ、あっという間の300kmでした。

しかし帰りNWJCの皆さんと一緒に走ると、更にカブ110NWJCコンプリートの奥深い楽しみを実感する事になります。






[ 雨でキャンプを諦める ]



蒜山に近付くほど雨脚は強くなり土砂降りに。

少し早く着いたのでキャンプ場を見に行くとグチャグチャ・・・・・。

「あら〜、これはテント無理やわ」

丁度高田社長からお電話をいただいたので 相談の上近くに宿をとり、

僕のカブ110NWJCコンプリートで初のキャンプは次回に持ち越しになりました。





[ カブ110NWJCコンプリートにフル積載の女性ライダー参加者! ]



今回NWJCの女性スタッフの伊藤さんが、JA07NWJCコンプリートのプロトタイプから新車のJA10カブ110NWJCコンプリートに乗り換えて九州ツーリングに参加されていました。

しかも両サイドにバッグをつけて高田社長と同じボリュームのフル積載です。
(当然僕よりはるかに重く・・・)

合流場所でお会いするといつもと変わらない感じで疲れた雰囲気が全く無い・・・

ここまで1500kmくらい走ってるんですよね・・・。

300km走った僕の方がなんとなく疲れているみたい(笑)


お話しすると、

新車でおまけに初のフル積載と言うことで、機械と人間の「慣らし」をしながらの走行だったそうですが、全く疲れ知らずで本当に楽しく充実したツーリングだったそうです。

とにかく取り回しが軽くて楽、フル積載していても一人で押し歩きが出来ることも魅力で、ここまで誰の手も借りることなく、駐輪のとり回しなど全てお一人でされているとのこと。

NWJCの伊藤さんは、小排気量車からBMW R1100やトライアンフ・ボンネビルなどのビッグバイクを乗り継ぎ、今でもCT110はお気に入りで所有されています・トレッキングごっこをはじめオフも走られるバイク歴30年の超ベテラン。

しかしベテランの伊藤さんも、最近では体力に自信が無くなり一人で出かけるのが億劫になってきた悩みがあったそうですが、フル積載したカブ110NWJCコンプリートでロングツーリングにチャレンジされて、悩みが解消されたとのこと。

ニコニコお話されていて、カブ110NWJCコンプリートで旅する楽しさはまだまだあるようです。




[ カブ110NWJCコンプリート独特の世界を実体験する ]





翌朝、かなりのんびりと10時半ごろ出発。

高田社長を先頭に走り出すと、ペースがかなり違う・・・・。

走り方もそうで、何もかも僕が一人で走っていたときとまるで違う。


ブラブラ、のんびり。

車の流れにあわせて、すり抜けもしない。

長い登りで後方に車の接近がわかると左によってやり過ごす。


一部、僕が来た道を通りましたが、

こんな建物あった?など新しい発見の連続。




NWJCサイトファンの方ならご存知、高田社長は田園風景とトラクター好き。

走行中にトラクターを見つけると

「ちょっとごめんね」と停まって写真撮影。

それが頻繁にあるのですが、不思議にそれをなんとも思うことなく

逆に何を見つけたんですか、と一緒に見に行ったり、また違うものを写真に撮ったり。

普通のツーリングではありえないことに和やかになって、なんとも不思議な感覚。

ルートは絶妙で素晴らしい風景が広がる静かで穏やかな道もあれば国道も。




国道9号線に出てからは福知山までを走りましたが、

こんな調子で淡々と走り続けていると知らず知らずのうちに結構進んでいて


「もうこんなところまできたんや」


ここまで高田社長のペースで走っていると

「なるほどそうか・・・これがカブ110NWJCコンプリートの楽しみ方か、これがEnjoy Cub Worldなのか・・・」

と気付きました。


小さい排気量だからと必死になって走らせるのではなく、

カブ110NWJCコンプリートならではの独特の楽しみ方があったのです。


帰り道がこんなに楽しいなんて!

「自分は蒜山まで、それがわかっていなかった・・・・・・」

新車納車から蒜山到着までの1700kmを悔やみましたが、今日解ってよかった。

それに思ったのは、ビッグバイクでは車のゆっくりした速度にあわせてバランスを取ったり、追越したり、取り回しに気を遣うことばかり。

それに今回と同じ量の荷物を積んでいたらなおさらで、神経をすり減らしてとても疲れてしまいます。

カブ110NWJCコンプリートはその疲労から開放されるばかりでなく

よく言う、「ライディングの上手い下手」、「早い遅い」からも開放される唯一無二の乗り物である事を実感しました


[ 女性ライダーにも最適な1台 ]



高田社長を先頭にNWJCの伊藤さんの後ろからカブ110NWJCコンプリーならではの走りを実践した事で、女性ライダーの伊藤さんが苦も無く、本当に楽しそうに走られている理由が理解できました。

女性である伊藤さんがこんなに荷物を積んで長距離を楽しみ、狭い林道でUターンを一人で悠々とこなしているのをみると、カブ110NWJCコンプリートのポテンシャルは、まさに最小にして最強のツアラーです。

尚、伊藤さんの走りは、後方から見ていると、ライン取りや車間の取り方はさすがにベテランのスキルの高さを感じさせます。RBRで一緒に走る皆さんにも伝えて安全に役立てたいと思います。

バイクライフを長年楽しんできたベテランライダーでも体力に自信が無くなった方や、経験が浅くロングツーリングに不安を覚える老若男女でも、気負うこと無くバイクライフを楽しむにはカブ110NWJCコンプリートが最適であることを確信しました。

勿論、現役バリバリの僕にもカブ110NWJCコンプリートは、新たなバイクライフの拡がりを予感させています。

[ 移動時間を最高に楽しめる ]



どっぷりとNWJCカブワールドに浸りながら ちょいちょい停まって写真を撮ったり、風景を楽しみながらしばらく淡々と走ったりと気ままにブラブラ。

もう時間の流れ方が今までとまるで違います。

バイクに乗りながら、これだけ落ち着いて穏やかな時間を楽しんだのは

長くバイクに乗ってますが初めてです。

しかも大型バイクで走っても移動時間はほとんどかわらないのです。


あと少しで小浜に入る午後4時ごろ、こんなことがありました。

「腹減ったからちょっと食べようか」と高田社長。

そういえば、キャンプ用に用意していただいていた食材が残っていました。

道沿いに丁度良い場所があり、椅子や調理道具を広げて

あっという間にナポリタンスパゲッティが出来上がり。



ほんとに美味いのなんのって(笑)

食後はコーヒーを飲みながらしばらく談笑して過ごしました。

夕方の穏やかな時間の中で焦りなど無く

だれともなく「ボチボチ行きますか〜。」

時間に追い立てられることもなく気軽にこんな事もできたのは初めてのことです。



[ 速さより心地良さで走り続ける楽しさ ]



再スタートして27号線で小浜を抜けるときも車の後ろについてブラブラ進みます。

またあっという間にNWJCの皆さんとの最後の休憩ポイントの熊川宿に到着。



ここからNWJCの皆さんは303号線を東に、僕は367号線に入ってお別れしました。

その後も高田社長のペースをそのまま続けていると、今まで避けていた1号線や171号線も全く苦にならず、走れるではないですか。

そしてRBR着・・・・うーん、熊川宿から予想よりかなり早い。

これは、まさに高田社長が提唱されている「速さより心地良さで走り続ける楽しさ」そのもので、カブ110NWJCコンプリート独特のEnjoy Cub Wordを垣間見て走り方を身につけることなど、貴重な体験をする事が出来ました。

高田社長が数年前にカブ110NWJCコンプリートで九州の佐田岬から北海道の宗谷岬まで日本列島縦断を5日間で走破されたことも、はじめはかなりハードに走り続けられたことと思っていましたが、今回のツーリングで無理なく悠々と走られたことが納得できました。


今回の走行距離 738km

平均燃費 53km/?


[ ますます楽しみが広がるバイクライフ ]



大好きなNWJC2014仕様スクランブラーは270度クランクの鼓動感で

心地良い走りを楽しめるバイクで、今まで長い時間を楽しませてもらっています。


ここにカブ110NWJCコンプリートが加わり、ますます充実したバイクライフを送れる幸せを実感しています。

今度、NWJC2014仕様スクランブラーで走ったルートを、カブ110NWJCコンプリートで走ってみたいと思っています。どんな新しい発見があるか今から楽しみです。

またご報告しますね。

☆NWJC高田社長のカブ110NWJCコンプリートでのツーリングがアップされました!是非ご覧ください。(その2で私が登場します(笑))☆

「カブ110NWJCコンプリートで九州へ 」


今回僕がツーリングで楽しんだ、カブ110NWJCコンプリートはRBRにございます。

なかなか言葉で伝わらない部分もございますので、店頭で見て、触れて、乗ってみてください。

お待ちしています。

次回に続きます。





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