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2017 05/05【 水曜散歩 RBRのカブ110NWJCコンプリートが更にバージョンアップ 】
通勤や仕事でも活躍中の我がカブ110NWJCコンプリート。
驚くほどの実力を発揮し、アルミボックスがついたことで益々利便性も向上しています。
こうなると旅への夢も現実味を帯びてきて、地図を見て妄想に耽ったり、
NWJC高田社長の列島縦断をはじめ、カブ110NWJCコンプリートも楽しんでおられる精神科医の村田先生のコラムを読み返したりしています。
その画像に出てくるカブ110NWJCコンプリートには荷物が満載。
僕も一度キャンプツーリングに持っていくものをフル積載して走ってみたくなりました。
そんな中、ゴールデンウィーク中NWJC南点は営業されていると高田社長からお聞きしており、
丁度僕のカブ110NWJCコンプリートのメンテナンスの相談もしたかったので
フル積載してノースウイングJCさんへ伺うことにしました。
どんな走りをするのか楽しみです。
[ 安定した走り、カブ110NWJCコンプリート ]
76Lを誇るアルミボックスの中に、僕のキャンプ道具が全部入ってしまったのにビックリしました。
テント、シュラフ、タープ、イス、テーブル、バーナー、ガスボンベ、パンク修理セット含む工具のセットなどなど、とにかく全部すっぽり収まりました。
アルミボックスごと持ち上げて体重計に乗り、自分の体重を引き算すると丁度30キロ。
数日かける旅になると、これに着替えなど必要なものも増え、大人一人分の重量になる事も想像できます。
今後を考えるとNWJCオリジナルのサイドバッグキャリアとウルフマンのバッグのセットは是非欲しいアイテムです。
そのアルミボックスを積んで自宅をスタート。
結論から言いますと「余裕」で、カブNWJCコンプリートは何事も無かったかのようにスイスイ走るではないですか。
最初だけ乗り手の僕の慣れがほんの少し必要でしたが、14インチの車体は剛性感があってがっちりしていて不安定さなど微塵もありません。
僕は17インチのカブの経験が乏しいのですが、
タイカブのウェーブ125やドリーム125も乗られていた経験豊富な村田先生やKさんにお聞きしたのですが17インチでのフル積載は非常に不安定になり、ブレーキ性能も落ちるとのことでした。
17インチでは積載時は不安定でサイドスタンド側に転倒することもありセンタースタンドを立てる不便さもあると言われていました。
今回の実体験では高い安定性はもちろんですが、76Lのトップケースにキャンプ道具など満載でもサイドスタンドでしっかり駐輪できるのも良かったです。
カブ110NWJCコンプリートのベース車両選びにおいても、高田社長をはじめ皆さんの実体験も含み長年の経験が活かされているんだなあと実感した次第です。
[ 更にバージョンアップ ]
今回の水曜散歩のもう一つの目的、メンテナンスの相談ですが、
高田社長のアドバイスをいただいて
インジェクションモデルでは特に重要なバルブクリアランスの調整とフロントフォークオイルの交換をすることになりました。
今回はNWJC北店の細川さんも南店にお見えで、郵政カブや働くカブの整備の経験が豊富な細川さんにアドバイスを頂きました。
バイク屋であれば想像できる作業のように思えるのですが、細川さんにアドバイス頂くと実は全く違って
勘所や進め方など、今更ながら改めてとても勉強になるものでした。
まさに「やったことがある」と「できる」の大きな差を体験させていただきました。
僕のカブNWJCコンプリートのバルブクリアランスの計測値は
INが0.13、EXが0.12、と最大値でしたが、基準値の0.1mmにすることができました。
フロントフォークについても同様で、オイルはもちろんオリジナルで作業同様こだわりを感じます。
作業前と後ではフロントフォークだけで動かした時のスムーズさが格段に良くなっていて、走りがどう変わるか楽しみです。
[ 激変する走行性能 ]
作業後のテスト走行は驚きの連続でした。
エンジンは下からトルクアップしていてパワフル。
アクセルのツキもよく
各ギアで引っ張った時の回転の上がりが格段に早くなって加速も抜群、
排気量アップしたような変わりよう。
フロントフォークはとてもしなやかになって、荒れた路面では路面追従性も大幅にアップしてとても乗りやすくなり、ブレーキも使いやすくなっているのにも驚きました。
「こんなに変わるんや・・・・!!」
小さな排気量が伝えるメンテナンスの大切さ
試乗中の激変ぶりに大興奮でしたが、
よくよく考えてみると、特別な加工をしたとか、アフターマーケットのボルトオンパーツをつけたとかではなく、
「NWJCこだわりのメンテナンス」を実施して本来持っている実力を引き出したのです。
100分の1ミリにこだわったメンテナンスを110ccの小さなエンジンに施すと、やる前と後の差はこれほどあからさまにわかる・・・・・再認識です。
ビッグバイクだと少々コンディションが悪くても排気量の大きさで誤魔化されてしまうことがあって
「こんなもの」で、そのまま何もしないのがほとんどですよね。
NWJC2014仕様スクランブラーに乗っていると、メンテナンスの大切さは身に沁みてわかっているつもりでしたが、
小さな排気量のカブ110NWJCコンプリートのオーナーになる事でバイク屋として、何が大切な事か・・・改めて知ることが出来ました。
[ 目の前に広がる滅多に見ない光景 ]
僕がNWJCさんに伺ったとき、たくさんのカブ110NWJCコンプリートにお乗りの方にお会いしたのもビックリでしたが、
皆さんビッグバイクもお乗りでトライアンフ空冷ツインのスクランブラーやボンネビルT100にも乗って楽しまれている方が多いのもビックリです。
しかも、今僕の気になるバイクNO,1のSL230NWJCツーリングパッケージ仕様にお乗りの方が何人も・・・。
こんなお店見たこと無い・・・・・。みんなとても楽しそうです。
[ 帰りは楽しすぎて・・・・・ ]
行きは171号線→1号線→8号線→21号線の王道ルートでした。
帰りは時間も遅いので (調子に乗って長居してスミマセン) そのまま逆向きに帰ろうかと。
途中までそのルートだったのですが、あまりにも調子良く、関ヶ原の登りも気持ちよく加速しますし、4速でも今までよりスピードダウンが少なく活発に走るもんですからついつい・・・・。
それで8号線米原から湖岸道路へルート変更し「さざなみ街道」を南下。
信号の少ない道を淡々とカブ110NWJCコンプリートで走るのがとにかく気持ち良いんです
あとは気ままに琵琶湖大橋→367号を南下→京都市内 川端通り南下→1号線→171号線→西国街道→RBR
夜中の走行でしたが、それでもあちこち立ち止まって写真を撮る気になるのも、 コンパクトなカブ110NWJCコンプリートならでは・・・・。
カブ110NWJCコンプリートが最小にして最強のツアラーであることを予感・・・、とにかく気持ち良いんです。
今回走行距離345km、燃費55km/? でした。
[ 思っても見ないチャンスと次回予告 ]
実はこの日、社長の欲張りなおっさん仕様「SL230NWJCツーリングパッケージ」に試乗するチャンスをいただきました。
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☆この記事は下の文字をクリックするとご覧いただけます☆
「SL230 欲張りなおっさん仕様」
この試乗記は次回ご報告致します。
また、トライアンフ空冷ツインのスラクストンとSL230ツーリングパッケージのオーナーで僕も仲良くお話させて頂く、NWJCのお客さんのSさんが日本一周の旅をしておられます。
ブログが連日更新されていてとても楽しい内容ですので皆さんも是非!
下の文字をクリックして頂くとご覧いただけます。
Sさんのブログ 「徒然日記」
[ 今回の終わりに ]
本当に得るものの多い、充実した一日でした。
いろいろ教えて下さったNWJCの細川さん、
いつもお会いしては仲良くお話させて頂くKさん、作業を手伝って頂いたり、先輩オーナーとしていろいろ教えて下さってありがとうございました!
次回に続きます
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