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2017 04/14【 カブ110NWJCコンプリートで水曜散歩 】
先週、ノースウイングJCさんへの往復で400kmほど走り、
一回目のオイル交換と、帰りにずっと音の出ていたチェーンを交換することにしました。
以前高田社長にアドバイスいただいたとおり、オイルはカブ110NWJCコンプリートの為に用意されたEPLスペシャルオイル+PL500、チェーンはシールチェーンにします。
ものの数分で作業終了です。
すぐに店の前をテスト走行すると、こんなに早く効果が現れるのかと思うほどオイルの効果は絶大で、あれほど渋かったミッションの入りが嘘のように滑らかになり
シールチェーンと相まって今まででは考えられないほどのスムーズな走りになりました。
[ 水曜散歩に行こう! ]
待ちに待った定休日(笑)
深夜まで雨が降り続いた雨もやんで、店前の道も乾き始めました。
もうちょっと乾いてから・・・と散歩にはかなりゆっくり目の10時前のスタートです。
今回の水曜散歩はスクランブラーでよく走るルートを、カブ110NWJCコンプリートでトレースして日本海を目指してみようと計画していました。
本音を言いますと、NWJCさんでよくお話しするカブ110NWJCコンプリートのオーナーさんたちが
「最強のツアラー」と言われるのも、今だに半信半疑でして・・・・実力を知るにはこの方法が一番だと思ったからです。
スタート時間も遅いので日本海に到達できなくてもいいと思っていました。
[ 驚きの連続!「いつものルート」 ]
まだまだ空はどんよりしていて北の空は黒い雲に覆われて、いつ雨になってもよいように雨具を着込んでスタートしました。
すぐにスペシャルオイルとシールチェーンの効果を改めて実感。
岐阜への往復時と比べると全く別のバイクのようにスムーズで、エンジンもさらに上まで回るようになっています。
いつもの登りでもう違いがハッキリとわかります。
長い緩やかな登りで、速度が少しずつ落ちて力ない感じだったのですが
4速で速度を落とすことなくリアタイヤの駆動力を感じることができますし、さらに3速にシフトダウンすると絶妙なファイナルレシオとの相乗効果でぐんぐん加速していく・・・これには正直びっくり。
その後に続くつづら折れのワインディングも、いろんな場面で適切なギアを選びやすく、スムーズな変速操作が可能になった今回の走りの楽しいこと!
これほど操っている実感に溢れていて、こんなに気持ちよいペースを維持しながら走れるバイクだとは・・・・・まさに乗ってみないと解らない実力を感じます。
「いつものルート」を進むとさらに意外なことの連続です。
乗れば乗るほど伝わってくる走りの楽しさに加えて普段気付かなかった周りの風景が見えてきます。
視界が広がって何かを発見すると、そこはカブですからちょっと停まったり
Uターンしたり、気になる方向にどんどん進んで行けるんです。
大型バイクでは気付かなかったり、気になるものを見つけてもやり過ごしたりしていましたが
躊躇することなく、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ出来てしまう・・・・カブならではの気楽さ
事実いつもよりたくさん停まってUターンして写真を撮りました。
こんな気楽なツーリングしたこと無い!
降りだした雨、雪解け水、道に堆積した杉の葉で峠はぐちゃぐちゃ。
いつもなら走行中ずっと緊張する場面ですが、なんとも気楽。
登りは滑りやすくても、ゆっくりアクセルを開ければ自動遠心クラッチの絶妙な駆動力でぐんぐん登り、
下りは意外にコントロールの効くブレーキとなめらかなエンジンブレーキでスルスルと下っていくではないですか。
恐ろしく滑りやすい路面ですから丁寧な操作は必要ですが、しかしこの気楽さはなんなんだろう。
ビッグバイクよりも、
「行ける、行ける、この道も進める、大丈夫。」と思う場面の多いこと。
[ とうとう日本海へ ]
僕の好きな村の中を抜け、その先にある峠を越えて小浜のほうに抜けたかったのですが、峠の入り口まで来たら積雪で通行止め。
あきらめて戻り、国道へ出て熊川宿に到着。ここまで不思議な事に全く疲れていません。
今日の走行を思い返してみると
店→日吉ダム→美山道の駅→峠越え→熊川宿
いつもスクランブラーで走っているのとほぼ同タイム!
あらためてびっくり、僕の体も元気そのもの。
当然日本海を目指してスタートです。
その途中、綺麗な桜並木を発見して寄り道・・・。
とうとう日本海が見えました。そして家々の間を通り抜けて入り組んだ細い道を浜辺まで。
今まで大型バイクでは遠慮して入らなかったところまで来てしまいました。
「そうかー、カブだとこんなところまで来れるのか・・・」
帰りは以前良く使っていた477号線をこのカブで走ることにしました。
477号線の荒れた急登坂も、低いギアで引っ張ってみると予想外に登りますし、大型バイクでは要注意の車とのすれ違いも全く気を遣うこともありません。
477号線の工事通行止めだった区間は相変わらず通行止めで、Uターンして迂回路から帰ることにしましたが、そのまま帰っても面白くないので、新たなルートをウロウロ。
店に戻ったのは19時前でしたがこれはいつもより早い!!
走行350km、燃費は57.4kmでした。
丸一日「いつものルート+α」を走って、
カブ110NWJCコンプリートは一般道を淡々と走ることに関しては、スクランブラーとなんら遜色なく、
オーナーの皆さんが「最強のツアラー」と言うのが良くわかり、半信半疑だった気持ちは吹き飛んでしまいました。
小さな排気量でツーリングに出かけるなど悲観的な想像しかしなかった僕には、意外や意外の正反対の発見ばかりで嬉しくなってしまいました。
やっぱり乗ってみないと解らないものですね。
[ お気に入りが一台増えました ]
NWJC2014仕様トライアンフスクランブラーは270度クランク独特の鼓動感、19インチフロントタイヤでバイクを操る楽しさに溢れたとてもお気に入りの一台です。
今回手にしたカブ110NWJCコンプリートは、気負うことも無く走り続ける「気楽で気ままな旅」を与えてくれることが良くわかり、こちらも僕のお気に入りの1台となりました。
今年は2台でガンガン走ります!
僕のカブ110NWJCコンプリートがバージョンアップ続けながら、あちこち出かけて楽しむ様子をちょくちょくご紹介していきますので、またご覧下さい。
次回に続きます。
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