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2017 04/08【 スーパーカブ110NWJCコンプリートのオーナーになりました 】
「スーパーカブNWJCコンプリートを楽しむぞ!」
と決意表明してからと言うもの、
いつものメンバーやお客様はじめ周囲の皆さんから、
「やっとですね!」とか「待ってましたよ〜」
などと声をかけられて、質問攻めにあうなど、あらためて反響の大きさにビックリ。
僕と同じ思いの人がたくさんおられました。
そしてとうとう自分のスーパーカブ110NWJCコンプリートを見て感無量・・・・(笑)
しかし購入する際に躊躇したところもあったのです。
[ 突然のリコール ]
思いもよらないリコールの発表は
決意表明後の盛り上がる僕の頭から水をぶっかけられた気分になりました。
内容もミッションのカウンターシャフトが折れるという信じがたいものでした。
しかし、NWJCさんのお客さんの車両でそんなトラブルを聞いたこともないし
もちろん皆さんビッグバイクとスーパーカブ110NWJCコンプリートをガンガン乗られるヘビーユーザーさんばかり・・・
高田社長は列島縦断されたりしておられるが、トラブルに関して聞いたこともないし・・・
なぜProだけなんだ?
うーん、注文しようかどうしようか・・・・・ここは高田社長にお尋ねするのが一番と思い聞いてみました。
リコール対象車種となったスーパーカブ110PROと同じエンジンを使っているクロスカブや17インチモデルも、問題があるとされる部品は全く同じものを使っていて、部品番号まで同じとのこと。
また、NWJCさんでメンテナンスしている車両は全車全く問題なく快調に動いており、社長ご自身もクロスカブや同エンジンの他車種が対象にならないのか不思議だそうで、
「低いギアでゴー&ストップを繰り返す業務用車輛は、コストを抑えることが最優先だからオイル交換やその他いろいろコスト優先のメンテナンスにも問題があるのではないか」と言っておられました。
そんなわけで一安心して気分も盛り上がり(笑)、NWJCさんにスーパーカブ110NWJCコンプリートを注文となったわけです。
[ やってきた新しい愛車「スーパーカブ110NWJCコンプリート」 ]
納車の際はノースウイングJCさんに伺って、NWJCコンプリートの組み立てから参加させていただきました。
フロントのキャリアを兼ねたヘッドライトマウントは美しく精度も高くとても良くできていて、
NWJCさんのオリジナルパーツの、トライアンフのキャリアやスクランブラーのエンジンガードと同様の質感で素晴らしいです。
高田社長によるとヘッドライトは高い位置の方が相手からの視認性が高いとのことで、カッコいいと同時に安全性も高い、僕のお気に入りのデザインです。
レッグシールドはノーマルの白からガンメタにして頂いて
後は徐々にバージョンアップ予定で一番スタンダートな状態で大阪に持ち帰りました。
店頭においたスーパーカブ110NWJCコンプリートは大人気。
週末はいつもの仲間の試乗にフル稼働でオーナーの僕が全く乗れてない!(笑)
閉店後に近くをウロウロしながら、楽しさにニコニコ。
早くバージョンアップを進めたいと思いました。
[ 慣らしをかねてNWJCさんへ水曜散歩 ]
やっと丸一日乗れる定休日がやってきました。
スーパーカブ110NWJCコンプリートカブでノーマルとの走りの違いを楽しむことに。
雨の予報もあり、荷台に雨具をくくりつけてスタート。
ここから徐々にNWJCコンプリートの実力を体感することになります。
ノーマルのファイナルレシオは店周辺で体験済みです。
意外に早くふけきる傾向で、スピードになかなか乗らずに国道など流れの速いところでは四苦八苦。
今回のファイナルレシオでは、各ギアの守備範囲がとても広くなり
余裕を持って交通の流れに乗れる変貌ぶり。
しかも力強さもあり、同じエンジンとは思えない走りっぷりを体感できました。
よくある安直なファイナルレシオ変更ではなく効果は期待以上
とても程よいところをついておられるのもNWJCさんならではです。
Rスプロケットはオプション設定で「ISA」を使われるところも大賛成で、
精度の高さなどの性能の良さから、110ccのバイクでは特にスムーズな走りを体感できます。
チェーンはあえてノーマルを使いましたが、高田社長の指摘どおりに
走行150kmあたりから「ウォンウォン」と片伸びを示す異音が出始め
大阪に戻ったらすぐにシールチェーンに交換しようと思います。
走りもさらにスムーズになるそうで楽しみです。
コンパクトな車体の気軽さは走りなれた道の風景も変わって見えて
魅力的な場所も見つけやすく、すぐに停まったりUターンできるなど
NWJCさんのスーパーカブ110NWJCコンプリートオーナーの皆さんが
嬉々として楽しんでおられる理由を徐々に実感。
これは楽しい!
あちこち立ち寄り、美濃一宮 南宮大社に参拝に伺ったとき
駐車場でスクーターに乗る地元の女性に声をかけられました。
僕のナンバーを見て驚いたようで、
お話を聞いているとその方のお姉さんが茨木市にお住まいとのこと。
それも僕の自宅の近所。
しばらく話し込んで別れましたが
こんな交流は大型バイクではなかなかないことですよね。
丁度お昼にNWJCさんに到着。
自宅を出てからフラフラと約4時間半を楽しみました。
このときの燃費は54.9km/lでした。
[ NWJCオリジナル アルミケース ]
水曜散歩のもう一つの楽しみは、憧れのNWJCオリジナル アルミケースを装着することでした。
やはり普段の使い勝手からもリアケースは必需品ですし、しかも無いとかっこ悪い(笑)
実はNWJCオリジナル アルミケースは当初予算の都合で諦めていて、
お安めの一般的な汎用のケースを購入してとりあえず使っておくつもりでした。
しかし、ホームセンターで売られている汎用のプラスチックケースでは剛性も無く取付けも難有りのようですから、バイク専用のケースから選ぶことにしました。
できるだけ内容量の大きいケースを見てみるとかなりのお値段。
これにはびっくりで、最大容量では58Lどまりで、
ケースと創意工夫が必要となるであろう汎用取り付けアタッチメントも含めると10万円を超え!
70Lを超える内容量と使い勝手の良さ、しかもかっこよくて取り付けも専用のステーでワンタッチ。
比べてみると明らかにNWJC オリジナル アルミケースの方がはるかにお買い得であることが良くわかり、もう迷う事はありませんでした。
[ NWJCの拘りの詰まったスーパーカブ110NWJCコンプリート ]
普段、NWJC2014仕様トライアンフスクランブラーを楽しんでいますが
このスーパーカブ110NWJCコンプリートにも全く同じNWJCさんならではの拘りを感じます。
それは乗れば乗るほどに納得したり、気付いたりできるコンディションの良さであったり
オリジナルパーツでは、取り付け位置から吟味された使い勝手の良さや
装着する事による走行性能や安全性のアップ。
どれをとっても、NWJC独自の拘りが創りあげるコンプリート車両ですが、
実は、NWJC仕様すべてに言える事ですが、
高田社長がバイク乗りとして自ら楽しむために企画されるのが始まりなんですね(笑)。
オリジナルパーツはライダーとして走りこんだ実体験がベースで生み出されていますから
思いつくことも無ければ安易に形には出来ないものばかり。
一例ですがこのパーツは何かわかりますでしょうか?
NWJCオリジナルパーツで「シートスタビライザー」と言います。
シートの動きを抑制する部品で
僕も今回初体験でしたが、あるのと無いのでは大違いで驚いた部品です。
「とりあえず付けて試乗してきたら?」
と高田社長に言われて乗ってみると、
車体の剛性が上がったように安定して乗りやすくなりビックリ!!
今まで乗っていて全く気にならなかったのですが
走行中かなりにシートが動いていたのですね・・・・。
高田社長によると
「シートが動くので、ライダーが無意識のうちに動きをおさえたり、動くシートに合わせてライディングしていてこれが疲れや安定性の悪さの原因や」とのこと。
実際に乗っていなければわからず、乗りながらも相当な分析力が無いと作れない部品です。
同じバイク屋でも、乗っていても気付かず昔ボルトオンパーツを作っていた身としては恥ずかしい限りで頭の下がる思いです。
このような拘りが随所に活かされた「スーパーカブ110NWJCコンプリート」なのです。
[ RBRの「スーパーカブ110NWJCコンプリートを楽しむ」が始まります ]
高田社長から様々なアドバイスをいただいて、
その変化を楽しみながらバージョンアップしていく
RBRの「スーパーカブ110NWJCコンプリート」をこのサイトでご紹介して行きますので
NWJC2014仕様トライアンフスクランブラー同様よろしくお楽しみ下さい。
今回NWJCさんでは、アルミケース以外に高田社長のアドバイスでちょっと一工夫したりして帰りに効果を実感。
話は変わりますが、NWJCさんに伺ったとき、Sさんと高田社長がSL230のメンテナンス中でした。
カブ感覚で楽しめるSL230もお気に入りの高田社長が、ロングツーリングを楽しめるツーリングパッケージを企画されていたところ、
トライアンフスラクストンを楽しまれているSさんもSL230ツーリングパッケージ企画に大賛成。
SさんのSL230もツーリングパッケージへ深化中、そして駆け足で日本一周をされることになったようです。
お話によると、Sさんのレポートもブログでアップされていくそうで今から楽しみです
僕もSL230NWJCツーリングパッケージが欲しくなってしまいました・・・・(笑)
帰りは話し込んで遅くなったので来た道をそのまま帰ることに。
高田社長から慣らしのアドバイスをいただいて、実践しながらの帰阪です。
途中まで精神科医の村田先生のXR230と御一緒しました。
来た時よりぐっと乗りやすく使いやすくなったスーパーカブ110NWJCコンプリートで
月がきれいでとても気持ちの良い一般道を楽しみました。
知らない間に給油以外にノンストップで走り、3時間半あまりでRBRにつきました。
オーナー皆さんが「最強のツアラー」と言われる実力を垣間見た気分でした。
帰りの燃費は57.9km/Lで、行きよりも各ギアでひっぱる乗り方をしたにもかかわらず良くなっていました。
エンジンも軽やかになり良い感じです。
これからもRBRの「スーパーカブ110NWJCコンプリート」をよろしくお願いします。
次回に続きます。
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