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2026 10/02【 情報過多のバイクライフ
】

前回、CRF250Lツーリングマスター2台でTHさんとのキャンプツーリングの模様と、その際に感じたダウン
サイジングへの思いをお話ししました。
その中でもう少し思うところありましたので、お話ししたいと思います。
バイクのことやバイクを取り巻く環境のことで、僕の若いころは・・・なんてお話しするとジジイの昔話か、と思わ
れがちですが、49年バイクに乗っていてふりかえると、恐ろしいほどに変化していると感じています。
現代はとても「誰でも簡単で便利」な方向に進んでいるようで、バイク本体を含む環境も全体がそうなっています。
バイクはオートマチック・電子制御化で簡単、免許も教習所で簡単、そして知りたいことはスマホに問いかければ山
ほど類似した情報が得られ、これまた便利です。
ここで気を付けたいのは、だれでもどんな情報でもSNS、動画などで簡単に発信することができるということです。
[ 情報と現実の違和感 ]

先日、お客さまである、「レブル女子」のKさんがレブル250からジグザー250に乗り換えられました。
そのいきさつが丁度今回の記事を書くきっかけになりましたのでご紹介します。
少し前にレブル女子という言葉が流行った時に丁度免許を習得したKさん。他店で買われたレブルですが、ご縁あっ
てウチでメンテナンスさせていただいていました。
ある日、僕のCB250Rツーリングマスターを見て試乗してみたいといわれ半日ほど乗ってもらいました。

戻られて開口一番
「こっちの方が乗りやすい!!楽しい!!」
そのあとKさんはいろんな思いを話されました。
「原付スクーターには乗ってましたが、少し大きなバイクであちこち出かけてみたくて。
初めてバイクの購入で身内にバイク好きがいなかったので、SNS、You Tubeを見てGoogleで検索して、
結局ネットを中心に情報収集して、最終的にレブル250に決めました。
足つきが良くて取り廻しも楽、ポジションもツーリング向きで疲れにくく、荷物を積んで長距離ツーリングはもちろん
キャンプツーリングまで楽しめる・・・良いことがいっぱい(笑)。夢広がる話ばかりでレブルに即決しました。最初
は楽しかったのですが、しばらくするとなんかちょっと変な感じになりました。
1時間も乗ればお尻は痛くなるし、腰も痛い。曲がるのも難しくて速度が出ないカーブは急にハンドルが切れ込まない
ようにハンドルをしっかり握ってないといけないし、荷物を見よう見まねで積んでみると、乗るのも取り回しも急に難
しくなって、なんか怖いし疲れることばかり。
勤め先のバイク好きと話をすると、「バイクはそんなもんやし、250やったらなおさらや、そんなもんやで」と言わ
れました。
CB250R−TMで何百キロも走って翌日ピンピンして仕事してるRBRのおっちゃんは超人的な体力の持ち主に見
えました(笑) それで気になっていたCB250R−TMに試乗させてもらいました。
ビックリしました。こんなに楽しくて楽だとは思いませんでした。このスクリーンってホントに防風効果が抜群ですね。
後ろにボックスが付いてましたが、ぜんぜん気にならない。曲がりたい方へヒラヒラ。ベテランライダーになった気分(笑)
みんな同じやと思ってましたけど、全然違う。乗ってみないと分らないことばかりでした。
Kさんにとってレブルはネットの前情報では、通勤などの普段使いから長距離ツーリングも楽しめる一番オールマイテ
ィに使える自分に合った最高の一台のはずでした。しかし、結局良かったのは足つきだけだったそうで、予算の都合が
あり、程度の良いジグザーの中古車に乗り換えられました。
早速ツーリングに出かけられたあと、レブルとジグサーの違いなどRBRでお話しすると、
「CB250R−TMとまではいきませんが、やっぱり私にはこんな感じの方が乗っていて楽しいですね。乗り換えて
良かったです。バイクってネットで得る話とはずいぶん違うもんなんですね」とのこと。
ジグザーも相変わらずRBRでメンテナンスをさせていただきます。ツルシのままのジグザーがより良く楽しめるよう
に、相談しながらお手伝いできればと考えています。

[ 忖度情報時代 ]

一般ユーザーが自由に自分の経験や思いを発信できるようになって、素直な思いを発表する場であればよいのですが、
ある程度閲覧数が増えて広告収入が発生し収益が上がり始めると、メーカーやディーラーがらみの新製品紹介や試乗記
など、さらに収益を求めていくようになります。
メーカーも閲覧数の多い方なら良い宣伝と思っていますよね。
こうなると発表する側は必ず忖度をするようになり、中身は良いことばかりになります。
褒める根拠はメーカーの都合であって、実際に乗り手の長年の経験からくるものではありません。
こんなことですので、バイクに対する評価も、購入後からの本当に楽しむために必要な情報がどこにも見つからず、K
さんの様に乗り始めてから「こんなはずでは・・・・・」となる方が多いのではないでしょうか。
そして最近ネット上でもてはやされたバイクたちをめっきり見なくなったのは、妙な情報に振り回された結果、本当に
楽しむ事が出来ないままで、飽きたか嫌になったからではないでしょうか。
あくまでも僕の個人的な考えですけど・・・(笑)
[ ダウンサイジングでも ]

僕らと同世代で長年バイクを楽しまれてきた方々は、無理をすることなくいつまでもバイクを楽しみたいと、ダウンサ
イジングを考えられる方が増えています。
しかし、その中でダウンサイジングに踏み切れないか、ダウンサイジングしたもののこんなものかと、嫌になっている
方がとても多いのが現状です。
結局ネットで得た情報をもとにしているので、先ほどのKさんと同じことがダウンサイジングを考える方に起こっている
と思うのです。
例えば
踏み切れない方には、
所詮バイクは排気量などのスペックでね、今の大型は電子制御でね苦手な事はバイク任せでとても楽ですし周囲からも存
在が認められてますからね。
ダウンサイジングに後悔している方には、
250なんて走らないし、ツーリングに必要な荷物を積んだら不安定で走れたもんじゃないですよ。
そもそも250なんてそんなもんですよ、などなどこんな情報ばかり。
実はそうではないことは長年楽しんでこられたベテランライダーの皆さんならお分かりの通りです。

ダウンサイジングが流行れば、様々なバイクの購入を煽り、真に受けて乗ってみて、なんか違うぞ、と思えば「そんなも
んだ」といい、じゃあどうすれば良いのか、どこにも楽しむための話、情報がないのが現状です。
売れるものを売りそして大型車などに乗り換えを勧めることが仕事のようですから、情報を出す側の大元はメーカーであ
りメーカー系のディーラーですので、都合の良い内容になっています。
僕自身、NWJCの高田さんが企画して造るツーリングマスターに乗って実体験していると、楽しくてこれがベストの選
択であることが実感できるのですが、ネットや周囲の情報を得る皆さんには何故か具体的な楽しみ方の情報が皆無である
ということを実感しています。
CB250R−TM、CRF250L−TMなどツーリングマスターに乗って思うことは、過去に乗っていたR1100
GSでは考えられないほど自由度が在ることを思いだし、こんなに楽しめるのかと改めて実感できて、僕自身のバイクラ
イフがまだまだ安泰であることに幸せを感じています。

ツーリングマスターを走らせるとツルシの250では得られない一体感があり、楽しむためにはこうあるべきが、具体的
でいっぱい詰め込まれた車両に乗れていることが幸せでなりません。
僕が言うと怪しげな話(笑)かもしれませんが
2025年式CRF250L−TMを楽しまれているTHさんは、旅バイクとしての自由度は大型では比べ物にならない
ほどの拡がりを実感されて、仕事をリタイヤする来年は北海道ツーリングを楽しみたいとダウンサイジングしたCRF2
50L−TMに夢が膨らんでいます。

VTR250を楽しまれているYNさんは、足回りやシートポジションなど、弱点を補ってツーリングマスターへ近づく
進化を続けながら、あちこち出かけるたびに進化を実感されてこんなに楽しいのは初めてだと、VTR250でのバイク
ライフに価値を見出されたことは、RBRとしては嬉しい限りです。
[ バイクを買った後、楽しむための情報は意外に無い ]

最近大型バイクによる死亡事故をニュース等でよく見かけます。ある県では過去最多らしく、年齢も50〜60代が中心
とのこと。
受け取る情報によっては、今の大型車両はオートマチックにフル電子制御、勝手にバイクが何とかしてくれるから、子供
から女性、お年寄りまで免許があればみんな乗れるんですよ、と、言わんばかりです。しかし、バイクは危険な乗り物で
あることは昔から何も変わっていません。
真に受けて購入すると確かに簡単で速く限界も高い。普通、ライダーとして小さい排気量からのスキルアップを重ねて何
とか操る術を得ていくのですが、そこをすべて素っ飛ばして誰にでも乗れることが売りですから、オーバーペースが解ら
ずに気付いた時にはなすすべなく不幸な事故に逢ってしまう・・・。
加齢を自覚し排気量を下げようにも、楽しめるような話がなかなか見当たらないことも原因ですよね。
ずっと乗り続けてきたベテランライダーなら
おっさんになって大型の取り回しや大パワーを操るなどまっぴらごめん、250クラスへダウンサイジングしたツーリン
グマスターに出会えれば、その方がよっぽど楽しいと実感されることでしょう・・・。
僕の趣味はバイクに乗ることですが、歳を取っても持て余すことの無いダウンサイジングしたツーリングマスターを楽し
むことです。

少しでもこの楽しさを皆さんに伝えることができて、一人でも多くの方がバイクライフを楽しめるように、自分が体験し
て得たことをお伝えしていきたいと思います。
いつでもお気軽にご相談ください。
※久しぶりにNWJC高田さんの記事がアップされ、ダウンサイジングについて話されています。
是非下のリンクからご覧ください。文字をクリックです↓
★ダウンサイジングで楽しむ★

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