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2021 12/01【 セロー250NWJCツーリングマスターに乗る 】


(以下文中セロー250NWJC-TMとします)

さて、またある日のこと、NWJCさんにお邪魔すると前回のキャンプでご一緒したTさんはじめ、皆

さん集まっています。


どうやらまたグッドタイミングでお邪魔したようで、よくよく話を聞いていると、昨年と同ように「今

年最後となるかも」の木曽路にツーリングか・・・・・。


ん?待てよ、そう言えば丁度一年前にCB250TMで僕も一緒にいったではないですか。


すかさず皆さんの会話に割って入り、

「あきませんよ!去年行った僕も誘わんとダメやないですか!」


「しゃーねーなー、混ぜてやるかぁ(笑)」と高田さん。みんなも笑ってOKしてくださいました。

というわけで今回もまたお邪魔することになりました。(笑)


[ セロー快適ロングツーリング仕様との出会い ]





集合場所であるNWJCさんに到着したところ、高田さん含め皆さんSL230TMではないですか!




CB250TMだとちょっと浮くかなあ〜と思っていると、

「なんや、今日はみんなオフ車やぞ、それもエエけど、う〜ん、セローの試し乗りでもするか・・?」

おお、なんと前々から気になっていたダートフリークさんとのコラボによる「快適ロングツーリング仕様」

のセロー250に乗っていって良いという、またと無いチャンスを頂きました。


実は高田さんがいろいろやっているのを知っていて、いろいろ質問したんですが、高田さんは「ないしょ」

というばかりで、それにちっとも試乗させてくれんなー・・・・・。


そんなことだったので、前々からとても気になっていて仕上がったら是非乗ってみたいと思っていたのです。


何故これほど気になっていたかというと、このセローは、ダートフリークさんとNWJC高田さんとのコラボに

よる快適ロングツーリング仕様ということは、NWJCツーリングマスターとほぼ同じコンセプトの車両で

はないかと思っていたからなんですね。


まさかこのタイミングで乗れるとは。そそくさと荷物をCB250TMからセロー250NWJC-TMに

積み替えて、いざスタートです。




[ これ、セローなのか?? ]



セローは実際に所有したことはありませんが、以前、店に来たツーリングセロー250をチョイ乗りした印

象を思い出すと、驚くほど柔らかいサスペンションで車両から降りると、ぶわーっと伸び上がってサイドス

タンド側にコケるんじゃないかと思うほどで、エンジンはアンダーパワーでとらえどころがなくローギアー

ドで扱いにくさがありました。


マウンテントレイルとしてはこれで良いんですけど、バイク旅では100L以上を積んで走ることになりロン

グツーリングには不向きでとても無理だと思いました。


その時のお客さんによると、キャンプ道具を満載して走ると、後ろが沈み込んでフラフラと車体が安定せず、

高速で左右に振られて死ぬほど怖い思いをしたと言われていて、

タマタマなのか、セローオーナーに聞くとあんまり良いイメージがなかったので、

僕自身も全く興味が無かったバイクなんですよね。


持って行った荷物は、今回は山の中でランチにしようということでしたので、机や椅子、クッカーにバーナー

など、キャンプとの違いはテントとシュラフくらいですから、重いのはあまりかわりません。


過去の経験(笑)から、そーーっと荷物を積むと、

「あれ?ほとんど沈まずにサイドスタンドでしっかり立っている。」


セロー250NWJC-TMに用意されたスペシャルシートにまたがるとサスペンションは少しだけ沈んだ程よい

ところで止まり前後の高さが同じ。ここですでに僕の知っているセロー250ではない。



着座位置は少し上がって腰のある座り心地は、座ったままでも良いのですが、オフに入るとスッとスタンディン

グできるハンドル位置という、オフ車ならではの走りの楽しさも味わえるとても良いポジションです。


また、ダートフリークさんのスクリーンは林道を走るときなどには程よい取付位置となり最適ですが、この寒さ

となると林道よりも一般道をメインとして暴風雨効果の高いセロー250専用に作られたNWJC製スクリーン

が装備されていることを聞きしました。


細かい説明は全く受けていませんし、何を聞いても「ないしょ」と高田さんが笑っているときは、きっと何か良

いことがあるので、ワクワクしながらスタートです。


[ まさにNWJCツーリングマスターシリーズの1台 ]



ダートフリークさんのセロー250専用スプロケットでロングレシオになっているのにもかかわらず

低速はとても良く粘るし、空ぶかしと実際走っているときのピックアップが同じくらいで以前乗ったセローとは

比較にならないほどパワフルに感じられ、アクセルのオンオフがとても楽しくタイヤにしっかりトラクションが

かかっているのが手に取るようにわかるのです。




しかも驚くべきは燃費で、行きはワインディングなど活発に走ったにもかかわらず37km/Lで、帰りは信号と

交通量の少ない道を軽快に走ったからかもしれませんが、なんと46km/L!!計算間違えか電卓が壊れたかと

思いましたが何度計算してもこの数値になりました。


タンク容量が9.3Lですから満タンで約427kmの航続距離!!

エンジンコンディションとファイナルレシオがベストマッチするとこうなるのか・・・・・驚き以外何もありま

せん。


ハンドリングはとても自然でどこを走っても車体は全くふらつかず安定していて直進安定性抜群で、この荷物を

気にせず左右にヒラヒラと切り返せる!


ブレーキも抜群です。強めにかけてもフロントフォークがスッと少し沈んだところで止まり踏ん張りがきいてい

て、リアが浮くようなこともないですから、終始車体の姿勢は一定でよく効きます。


ワインディングで車体のコントロールとしても使えますから、これは乗っていて楽しい!

キャリパーやパッドを変えているわけでもないのに。

ダートフリーク製の足回りを煮詰めた効果が出ていてこれは凄い・・・・・。


路面のうねりや凸凹をしなやかにやり過ごすところは、足回りとフレームの剛性が上がったような乗り味・・・

・・僕の中では、このバイク、もはやセローではない(笑)


5速の各ギアのつながりも素晴らしく、以前4速5速が離れすぎている感じがあって、5速では力不足で4速に

すると今度は回り過ぎて走り難かったのですが、それが全く気にならず、2〜5速を使っていろんな走り方がで

きる懐の深さがあります。


NWJCオリジナルのスクリーンは寒い日でしたが冷気のブロテクションも効果抜群。

風の巻き込みもほとんどなくて上半身がそんなに寒くない!これ無しではどこにも行く気にならない逸品です。

風も強かったですがハンドリングに影響を及ぼすことは一切ありませんでした。


SL230TMに乗るS・OさんもSL専用のNWJCオリジナルスクリーンはこれからの季節は必須ですよ

ね、これなしでツーリングに出かける気になれないとプロテクション効果を絶賛されていました。


シートも素晴らしく、走りを楽しんだ330kmの間、お尻や腰が痛くなることもなく快適で、おまけに車両を

コントロールしやすいのでこの効果も絶大ですね。程よい硬さで空車状態では少しシート高も上がっているので

しょうが、足つきに全く問題はありませんでした。



NWJCツーリングマスターならではの「おおらかさ」は、バイクにせかされることなく、ゆっくりも良し、そ

こそこのペースで走るもよし、このバイクで走り続けている間は不安など微塵も感じることなく本当に良い時間

過ごしていると思えるところは素晴らしいと思いました。


そしてこの乗り味、僕の愛車である、カブ110NWJCコンプリート、NWJC2014仕様スクランブラー、

CB250TMと共通したところがあって、なるほどこのセローもNWJCの高田さんが仕上げたツーリングマ

スターなんだというのがよくわかります。


しかし、スタンダードのツーリングセローとセロー250NWJC-TMの違いがこんなにあるとは・・・・・ダ

ートフリークさんとのコラボ効果が遺憾なく発揮されて全くの別物になるんですね!


[ 生産を終了したバイクたちを大切に=「リユース」 ]



さて、今回のツーリングは、僕以外全員SL230TMという、ちょっと他では見られない集まりです。

みなさん、カブ110NWJCコンプリートに乗り、ビッグバイクも乗ってそれぞれの楽しみ方をしておられま

す。



すでに生産を終了してずいぶん経ちますが、高田さんの拘りの「欲張りなおっさん仕様」に仕上げたSL230

TMの体感フィーリングがとても好きで、ずっと乗り続けていたいと皆さんおっしゃいます。


今回のセロー250NWJC-TMもそうですし、以前試乗したSR500TM、NWJC2014仕様トライア

ンフ空冷モダンクラシックも、ベース車両はすでに生産を終了していますが、NWJC拘りのメンテナンスとモ

ディファイにより、操っている充実感に溢れていつまでも乗っていたいと思うのです。


最新では味わえない体感フィーリングの良さがあって、ちゃんとメンテナンスをするとこんなに素晴らしいバイ

クになることを改めてこのツーリングでも実感することができました。

まさにNWJCツーリングマスターシリーズ万歳ですよね。



余談ですが、見た感じもアナログ時代が好きですし、コンディションが少し悪いと「こんなものです」と、買い

替えを勧めることよりも、メンテナンスによりコンディションを整えることやモディファイでこんなに楽しく乗

れるなんて素敵なことですよね。


前回お話ししたように今社会の大きな流れになっている「リユース」にもピッタリ当てはまることですので環境

問題にも貢献できるのも、いい大人が趣味にする点でうれしいところです。


バイク乗りとしてバイクライフをより楽しむための提案ができるバイク屋でありたいと思うのです。


※リユースについて前回の記事もご覧ください




[ 楽しいとても良い一日 ]



気温は平均4〜7度、木曽路に入ると路肩には霜が降りてキラキラ光っています。

そんな中、時には高田さんの案内してくださるところで立ち止まり日本の歴史に触れたり、路面の良いワインデ

ィングを気持ちの良いペースで駆け抜けたり、川沿いの東屋で、みんなで賑やかにインスタントラーメンやおに

ぎりでランチをして本当に楽しい一日でした。



ランチの締めの高田さん特製ぜんざいが最高においしかったです。ごちそうさまでした。



キャンプでもご一緒した飛騨のアツシさんは、今回は雪のため峠越えができず参加できなくなったことを聞き、

次回はカブ110NWJCコンプリートで雪道をご一緒できればと思います。

※飛騨のアツシさんから写真をいただきました!




[ お気軽にご相談ください ]



しかしこんなに楽しいセロー250はウチのお客さんたちにも広めないとアカンので、高田さんに

「ないしょって言わずに、こんなに良くする情報をちゃんとくださいよー」としつこくしつこくお願いしたと

ころ、

高田さんから、

「えーっ!?もーー、しゃあないなあ〜〜〜〜わかったわかったわかったよ」

しぶしぶOKを頂きました(笑)

セロー250にお乗りの方で、これからセローでロングツーリングも楽しみたい等々、何かご相談事などござ

いましたら、なんでも結構ですのでお気軽にご連絡ください。


また冬は来るべき春に備える季節でもあります。

メンテナンスのご相談もお気軽にどうぞ。


次回をお楽しみに。






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