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2021 11/27【 RBRの仲間と行くキャンプツーリング 】
毎年この時期になると必ず、だれかれともなく「キャンプツーリングに行こう」と言い出し、皆で楽し
んだのですが、
コロナの影響でみんな揃って出かけることがなくなり、緊急事態宣言解除後も予定を合わせることがま
だまだ難しい状況が続いています。
早く以前のような日常になることを祈るばかりです。
そんな中、タマタマ予定の合った3人で出かけることにしました。
カブ110NWJCコンプリート仲間のHさんとGENさんです。
店前に集合したフル積載の3台、皆で顔を見合わせて「久しぶりやなー!!」(笑)
僕の今回の荷物は欲張って焚き火台のフルキットを積んだので過去一番の重量となりました。
お気に入りのワインディングと林道を繋ぐルートをフル積載のカブ110NWJCコンプリート3台は
ヒラヒラと右へ左へ。
バックミラーに映る2台もとても楽しそうです。
相変わらず、これだけ積んでも荷物を気にすることなく、こんなに楽しいなんて・・・・・休憩のたび
にその話になります。
高原を走る林道から見える素晴らしい景色。
あっちへフラフラ、こっちへフラフラしながら、どこも満員でやっとの思いで見つけた初めてのキャン
プ場に到着。
さぞ人でごった返しているだろうと思っていたら僕ら含めて2組だけ(笑)
今回もまたいっぱい話しました。
静かな夜におっさん3人のひそひそ話は遅くまで続きました(笑)
2日間天気にも恵まれて大満足の素晴らしい時間を過ごすことができて本当に良かったです。
[ カブ110NWJCコンプリート ]
Hさんは、
「まさかこんなに気に入って長く乗れるとはなー。仕事で乗っていたカブにまた乗ろうとは思わなかっ
た。RBRで試乗したJA07のカブ110NWJCコンプリートTypeTの衝撃はいまだに忘れら
れん。決め手はその試乗と高田さんが列島縦断されたことやね。」
キャンプ場で火を囲みながら、それぞれのカブ110NWJCコンプリートを見ながら、
「これを選んでよかった。」と皆が声をそろえて言います。
そして
「お気に入りの1台やからできるだけ長く乗りたいよな。10万キロを超えてもずっと乗りたい」
とみんなニコニコ。
確かにHさんはすでに5万キロ越え。
GENさんは最新のTypeVでもう25000kmとなり、BMWやカワサキの1400など様
々なバイクに乗ってこられましたが、カブ110NWJCコンプリートが一番距離が伸びていると
のこと。
考えてみると、今回参加できなかったNさんはもうすぐ6万キロ、Gさんは45000km。
10万キロを超えてその先もどんどん乗れる確信がみんなあるので言っているのです。
根拠はもちろんNWJC高田さんの「拘りのメンテナンス」
高田さんにお聞きすると10万キロを超えたカブ110NWJCコンプリートは何台もおられるとのこ
と。
RBRから届けたカブ110NWJCコンプリートは距離に応じて高田さんから教わったメンテナンス
を実施しています。そのたびに、みんな絶好調やと楽しんでくれています。
HさんもGさんも乗り換えの必要など微塵も感じないとも言っています。
みんなにとって価値ある1台となり、良き相棒として長く楽しむことができるのだと思います。
今はカブが大変流行っていて、どうも「カブ」「スーパーカブ」の名前だけが独り歩きしているように
思います。
どのカブを選んでも同じように楽しめると誤解を生じているようで、動画やSNSを見ると無責任な情
報があふれていて、真に受けると危険な場合もあります。
以前お話ししたようにキャンプ道具を積むバイク旅では100L以上は積みますから、なんでも同じと
いうわけに行かないのはお分かりいただけると思います。
実際にバイクに関わる業界人のほとんどがバイクを楽しんだことがない、または普段全く乗らない、と
いう事実が、誤った情報が流れる原因と思うのですが。
[ お気に入りの1台といつまでも ]
これまでの話はカブに限った話ではなく、カブ110NWJCコンプリート以外にも、お気に入りとな
った1台を長年楽しんでいる方が大勢います。
僕のもう一台の愛車NWJC2014仕様トライアンフ・スクランブラーの走行距離は88000km
になります。
NWJCでの定期的なメンテナンスで絶好調を維持していて、僕のお気に入りの1台です。
手放す気など毛頭なく、時間を見つけては近距離でも頻繁に楽しんでいます。
もうすぐ定期健診の時期ですので、近々NWJCさんに伺う予定にしています。
緑子さんのストリートトリプルはもう9万キロを超えて尚絶好調で元気に走り回ってます。
そういえばJADEももうすぐ8万キロでしたね。
MHさんのボンネビルも皆と同様にNWJCさんに持ち込んでメンテナンス後は絶好調となり飛躍的に
距離が延び7万キロを超えて、「買った当初ディーラーで散々不調を訴えたがどうにもならなかった頃
が懐かしい」と言われています。
ウチのサイトでアクセスの大変多いIさんのスクランブラーはNWJCさんに持ち込みメンテナンス後
の絶好調に大変喜んでいただいて、少し前に娘さんに中古で購入されたバイクもNWJCさんの拘
りのメンテナンスを受けることを前提に空冷モダンクラシックのボンネビルを選ばれました。
メンテナンス実施後は「やっぱりこうでないとね。格段に乗りやすくなって快調そのもの」と親子で楽
しんでおられます。
また、絶対に不調だとディーラーに訴えていたTさんのボンネビル。ディーラーで毎回何か作業をする
も解決せず、お金だけが飛んでいき、その後不調を訴えると「こんなもの」と言われたそうです。
これが最後と、RBRからNWJCさんに持ち込んでメンテナンス後に解決しただけではなく絶好調と
なり、あちこち出かけられ、これでずっと乗り続けられると喜んでおられます。
後でお聞きしましたがご両親の形見のボンネビルなのだそうです。
こんな風にコンディションを整えることにより、トライアンフ空冷モダンクラシックを良き相棒として
長年楽しまれる方が本当に多いのです。
[ Reuse(リユース) ]
世の中は、CO2削減などについての環境問題が取りざたされていますが、家屋なども取り壊して建て
替えよりもリフォームして廃材を出さない取り組みが求められているようです。
バイクも新型に乗り換えを勧めるよりメンテナンスでコンディションを維持できれば長く楽しんで使う
事で、消費という発想によりも、修理などして長く大切に使うことが主流になり始めています。
それが「リユース」というのだそうです。
NWJCさんのサイトも、ご覧いただければお分かりいただけると思うのですが、
NWJCの高田さんは、40年ずっと、売る事や乗り換えることよりも、より楽しむために自らもライ
ダーとして楽しみ、皆さんのバイクを拘りのメンテナンスで仕上げられています。
距離や年数が経過したバイクであっても、良き時間を過ごすための「価値ある道具」であり「良き相棒
として」長く楽しめるようメンテナンスでコンディションを整える姿勢は今も変わることはありません。
こうしてNWJC拘りのメンテナンスで、よみがえったバイクのオーナーさんは、距離や年数に関わら
ず、良き相棒として長く大切に乗り続けます。
ちゃんとメンテナンスすればまだまだ楽しめるよ!調子を整えて今まで以上に楽しめる提案は、正に自
らの実体験からのフィードバックによるもので、NWJCツーリングマスターように其々のバイクに何
らかの価値を付加できるバイク屋の姿が、本当にバイクの価値や魅力を理解している在り方だと思うの
です。
僕はこの姿勢に同じバイク屋として大賛成です。何かあれば乗り換えさせるのではなく、「古くなって
も、距離が伸びても、メンテナンスして楽しめますからこれからですよ」と言えるバイク屋でありたい
と思っています。
しかし、相変わらず多くのバイクショップ、特にメーカーがらみの立派な大型店ほど、距離もさほど出て
いないバイクでも「旧いから」とか「こんなものです」と老朽化や故障・不調をこれ幸いに乗り換えさ
せようとする成果主義の姿勢は、以前お話ししたH・Y戦争のころから何にも変わっていません。
ユーザー不在の旧態依然の台数を稼ぐやり方がまかり通っていて、売るために手段を選ばないのはバイ
ク業界を衰退させることだと思っています。
社会の流れが使い捨てから、大切に長く使うことに転換しているのです。新しく売るよりも、調子を整
えて「良き相棒」と共に長〜く楽しむことを提案したいと思います。
※「リユース」については検索してご覧ください
次回をお楽しみに。
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