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2021 01/14【 2021年さらに楽しみ、走り続けます 】
皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年は丸1年、今まで経験しなかったことに国中が巻き込まれました。皆さんも日常の大きな変化
に大変だったと思います。
普段のささやかな楽しみを奪われることも多い中、幸いバイクというアウトドアを個々で楽しめる
趣味があったおかげで、旅先に十分な対策と行動に配慮しつつ走ることが出来ました。
昨年を振り返ると仲間とともに様々な楽しみと新たな出会いがありました。
2月のカブ110NWJCコンプリートで行くキャンプツーリングは雪で極寒の中、焚火を囲んで
一晩中語りあいました。カブ110NWJCコンプリートのフル積載時の操縦安定性の素晴らしさ
と悪路でも取りまわしの軽さに助けられ、季節を問わずの使い勝手の良さを再確認しました。
[ 久々のSRにその良さを改めて実感 ]
3月は、SRのカスタムばかりをしてきた元SR屋の僕にとって、キャンプ道具などを満載したS
R500NWJCツーリングマスターで、大阪市内から瀬戸内を一周するロングツーリングでは目
からうろこで感動しました。
フルノーマルでありながら、NWJCの高田さんが拘るメンテナンスやオリジナルパーツによって、
フル積載でも軽快かつビッグシングルらしい味のある走りが楽しめて、SRは本来こう楽しむバイ
クだったのではと改めて思いましたし、休憩後の始動性の良さも抜群で驚きです。
[ ビッグの定番はトライアンフ空冷スクランブラー ]
5月、6月はトライアンフ・スクランブラーNWJC2014仕様で平穏祈願に大阪の神社めぐりと、
お伊勢さん巡りに出かけ、道中は「ああ、グッドコンディションのトライアンフの空冷モダンクラシッ
クは、やっぱりエエなあ〜」 と、トライアンフ最後の空冷スクランブラーの走りの気持ち良さを改
めて実感しました。
アナログバイクならではの楽しさとグッドコンディションを維持する拘りのメンテナンスが豊かなバ
イクライフに不可欠なのを最初に教えてくれたバイクです。ずっと乗り続けます。
[ カブ110NWJCコンプリートで行くお伊勢さん ]
8月はカブ110NWJCコンプリートでお伊勢さん巡りへ出かけました。お社を地図とナビで探し
ながらの道中には、カブ110NWJCコンプリートの手軽さと機動力に助けられました。
[ CB250Rの深化を目の当たりにして ]
9月10月はダウンサイジング第2弾、CB250Rを購入してメーカー出荷時のコンディションに
は落胆して、その後ロードモデルであるCB250RがNWJC/CB250ツーリングマスターC
ompへと劇的な深化を体感することができました。
本来はロードモデルであるCB250Rが、CB250ツーリングマスターCompへと深化してキャ
ンプ道具フル積載で剣山スーパー林道から四国を巡るツーリングでは、高田さんの言われる「速さよ
り心地よさで、何かに特化することのない曖昧さと和洋折衷のおおらかさ」で、過去に経験のない可
も不可もないマルチパーパスの良さを存分に発揮した素晴らしいバイクとの出会いを心から感謝しま
した。
[ カブで定番のキャンプへ ]
カブ110NWJCコンプリート仲間とはキャンプツーリングを楽しみました。
剣山スーパー林道のすぐあとに3回目のカブ110NWJCコンプリートでキャンプツーリングへ行
き11月に4回目のカブ110NWJCコンプリート キャンプツーリングを仲間と楽しんできまし
た。
[ 2020年の締めくくりは ]
愛車であるトライアンフ空冷スクランブラーNWJC2014仕様をはじめカブ110NWJCコン
プリートTypeUにCB250R/NWJCツーリングマスターCompが加わって、ダウンサイ
ジングとマルチパーパスにアナログで、3台それぞれの良さを楽しむことが出来ました。
12月はCB250R/NWJCツーリングマスターComp2台とSL230NWJCツーリング
マスター3台で木曽路の凍結ダートを楽しんだ後、CB250R/NWJCツーリングマスターCo
mp2台でキャンプツーリングを楽しみ2020年を締めくくりました。
[ ダウンサイジングとバイクライフ ]
カブ110NWJCコンプリートとCB250R/NWJCツーリングマスターCompの2台によ
るダウンサイジングを体験して、今までにない自然体での楽しさとバイクの素晴らしさを改めて実感
できたのはバイク屋としてもとても勉強になりました。
ざっと1年を振り返ると、普段の業務や通勤などで愛車を走らせていると、四六時中バイクに乗って
いるバイク屋と周囲に認識されて、ユーザーさんからの相談事も増えてとても幸せな毎日です。
こうした僕自身が実際に体験したことを、バイク屋としての仕事の柱にしていると、これからのバイ
クライフにとって大切なことは、ダウンサイジングとともに、僕のように良いバイクに出会うことで
あると思います。
[ アナログバイクとメンテナンス ]
僕が心から楽しめるバイクの特徴は「ライディングお助け用電子制御」の無いアナログであるか、現
代のバイクでもどこまでアナログに近いかがポイントです。
もちろんNWJCさんのように拘りのメンテナンスが行き届いていることが必須です。
NWJC2014仕様トライアンフ・スクランブラーもキャブとインジェクションモデルがあり、カ
ブ110NWJCコンプリートもインジェクションになっていますが、スロットルの開閉はワイヤー
ですから全く問題ありません。
CB250R/NWJCツーリングマスターCompのベースになったCB250RはABSがつい
ていますが、林道ツーリングでその使い勝手も納得できてスロットルの開閉もワイヤーのダイレクト
感が分かりやすく好感が持てます。
NWJCの高田さんが企画するツーリングマスターやコンプリートは、まずベース車が拘りのメンテ
ナンスとモディファイで仕上げたアナログバイクであることが、僕自身大変気に入っていて、高田さ
んの言われる「電子制御は人にやさしいわけではない」という意見に全く同感です。
「ライディングお助け用電子制御」はライダーを勘違いさせ、事故につなげる最たるものだと思って
います。安全と言われるABSブレーキが普及しても、バイクの事故が増えて減らないのは何故でし
ょうか。
ライディングスキルを経験とともに高めていく、できなかったことが少しずつ出来るようになる、と
いった、スポーツ全般にも通じる楽しさはアナログでないと味わえないものだからで、バイクを電子
制御通りに走らせるのならオペレーターでありライダーでは無くなります。
[ メンテナンスは重要ポイント ]
メンテナンスの行き届いたアナログバイクは、様々な情報を的確にライダーに伝えるだけでなく、経
験の浅いライダーには、ライダー自身の限界を早めに教えてくれるので無茶を誘発しません。
体調の良し悪しにあわせて走れますし、バイク側から体調が悪いこと教えてくれる時もあります。
僕が思う良いバイクとは、高田さんがいつも言うKeepBestコンディションでトータルバラン
スが整ったツーリングマスターであり、コンプリート車である理由がここにあります。
この話は様々な経験があるベテランライダーほどご理解いただけると思います。
[ 「バイクは買うまでが一番楽しい」のではありません ]
良く聞く話ですが、何かが間違っています。
バイクは乗り始めてから、楽しんで納得できることが大切なのです。
例えばコンディションを整えるうえでのバルブクリアランスは、国産の新車の狂いは少ないですが、
走行距離と年数と共に狂いを生じてきて調整しなければなりません。カブも例外ではありません。
トライアンフ空冷モダンクラシックは、組み立て精度の低さにより新車時から100%狂っていま
すので、経験豊富なNWJCさんに持ち込んでメンテナンスを行っています。
また僕自身が走りを楽しむことで、出てくる疑問で解決できないものはNWJCの高田さんに相談
することや情報交換も日常的にあります。
ユーザーに対して、わからないことをさも知っているかのように言うのは、高田さんが言う「売る
がため」の提灯記事と同じことだと思うのです。
[ 2021年もよろしくお願いいたします。 ]
昨年から引き続き、世間の状況は変わりませんが、そんな中バイクの良さが再認識されているのは
ご存知の通りですが・・・。
この時とばかりに1台でも多く販売するために、あの手この手の根拠のないメーカー系列のネット
情報や、流行りの動画では注目を集めるためや話題つくり等とんでもないものを沢山目にします。
カブ110NWJCコンプリート、CB250R/NWJCツーリングマスターCompをはじめ、
NWJCツーリングマスターシリーズ、NWJC2014仕様トライアンフ空冷モダンクラシック
によるバイク屋としての実体験は、そんなことに惑わされない素晴らしいバイクとの出会いの場で
あり、買うまででは無く、乗り始めてからのことをなによりも大切にするバイク屋RBRでありた
いと思っています。
また、こんなはずでは・・・と悩んでいるライダーの皆さん、お気軽にご来店ください。
こんな状況ではありますが、周囲の環境と時間が許す限り僕自身走り続けることでバイクの楽しさ
をお伝えしていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
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