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2021 05/25【 CB250R/NWJCツーリングマスターCompを大阪で楽しむ 】




最悪のタイミングで大阪府が緊急事態宣言発令、NWJC高田さんとツーリングの予定も、なん

と5月末まで大阪から出られなくなってしましました。


「くそー、腹立つなー」コロナ禍が一日も速く終息することを願うばかりです。


そんな中、NWJCのサイトを見ていると、高田さんとアツシさんは2回もツーリングに行って

いるではないですか、おまけに少し前ですが、高田さんと村田先生もツーリングに!!


「ええなー、楽しそうやなー」本当は自分も行くはずだったのに・・・・・。

羨ましいなぁー(笑)というほかなく、悶々と過ごす日々。


ブログを読んでいると高田さんとアツシさんとの1回目はSR500NWJCツーリングマスタ

ーとCB400SSNWJCツーリングマスターで出かけられ、2回目は高田さんがCL400

NWJCツーリングマスターを走らせているではないですか!


3台とも昔ながらの素朴な乗り味のまさにトラディショナルで、人車一体でライダーのスキルが

そのまま反映されて・・・・と、何とも羨ましいです。


トラディショナルと言えば僕にはトライアンフ空冷スクランブラーNWJC2014仕様があり

ますが、こちらも素朴で味わい深い大好きな1台です。


モダンクラシックの車両をツーリングマスターに深化させて、オールマイティ・バイクとして売

ることよりも楽しむための提案は、バイク屋でありバイク乗りとしての経験が求められることは

言うまでもありません。


SR400/500、CB400SS、CL400をNWJCツーリングマスターにして楽しむの

は本当にあこがれますが、雑誌などの車両販売やパーツ販売のための「いいね」の話題作りでは

ありません。

勘違いされることがありませんようお願いします。


SR屋だったからこそ本当によくわかるんです。


飛騨のアツシさんのように、旧くなったバイクを楽しんで居られるオーナー様に「旧いからこん

なものです。」ではなく、バイク屋の経験からグッドコンディションで蘇らせて、ツーリングマ

スターとしての新たなバイクライフの提案が目的です。


ヤマハSR400/500やトライアンフ空冷モダンクラシックシリーズなど、トラディショナル

モデルにお乗りのオーナー様への、まさに実体験に基づいた提案ですから、「こんなもですから」

とあきらめることなく何なりとご相談ください。同じライダーでありバイク屋として応援したい

と思います。


[ コロナ収束祈願に行く ]





SRをはじめ旧い空冷のシングルやツインは、ライダーとして大好きでとても素晴らしいことだ

と思い憧れますが、現行モデルで楽しめる、僕の超お気に入りのCB250R/NWJCツーリ

ングマスターCompをみなさんお忘れでは?(笑)


そんなわけで悶々とした気持ちを吹き飛ばそうと、平穏祈願にCB250R/NWJCツーリン

グマスターCompで出かけることにしました。


梅雨の間の貴重な晴れ間、距離に関わらず必需品の雨具、工具、パンク修理キットをボックスに

いれて、そわそわしながら(笑)準備です。


作業場から押して出ると、やっぱり軽い!60のおっさんには涙が出るほどありがたい軽量コン

パクトな車体。


エンジンを始動し少し暖めてスタートです。


ルートは高速あり一般道、ワインディングありのお気に入りを繋いで行きます。


うーーん、やっぱりこれもええなあ〜





駐輪場所にも困らず、大型バイクのように気負うことも持て余すことも無く、お気軽にどこでも

Uターンができるのもとても良いんですよね。



平穏祈願は前回トライアンフ空冷スクランブラーNWJC2014仕様でも伺った石切神社と、

風の神様として知られ、建立された際に流行りの疫病が静まった由来のある、龍田大社を参拝

してきました。


※現場で気付いたのですが、龍田大社は県境をわずかに超えて奈良県でした!コロナ収束祈願と

いうことでお許しください。








[ まだあるお気に入りポイント ]



若い時からいろんな楽しみ方をしてきて、今でもそれぞれカテゴリーに特化したバイクを持って

いれば問題ないんじゃないかと思われている方も多いかと・・・・・。


ワインディングをかッ飛ぶなら、スーパースポーツ、

オフを含めた長距離ツーリングなら、イメージとしてほど良い大きさのアドベンチャーだし、

林道やオフロードで遊ぶなら、ナンバー付きのエンデューロマシンですよね。

こんなふうに用途に合わせて1台ずつ持てれば良いんですが、でもそれは理想で現実的ではあり

ませんね。



複数台持てば、保管場所からメンテナンスなど費用や手間が大変です。ちなみに僕はNWJC2

014仕様トライアンフスクランブラーとCB250R/NWJCツーリングマスターComp

とカブ110NWJCコンプリートと3台持ってますが、こういう仕事ですが、それぞれ頻繁に

乗り、メンテナンスし調子よく維持するのは大変です(笑)


それに今までの経験から考えるとそれぞれにカテゴリーに特化したバイクって楽しみ方は限られ

て、大型では持て余したり、使い方や場所によっては苦痛でしか無くてストレス溜まるんですよ。


自分でもなぜこんなにCB250R/NWJCツーリングマスターCompが気に入っているか

ということをよくよく考えてみると、NWJCの高田さんが言うように、何かに特化することの

ない曖昧さと和洋折衷のような大らかさで、ライダーの意のままに扱える部分なんじゃないかっ

て思うんです。



その「ほど良い」曖昧さが、ワインディングもオフロードも長距離ツーリングも荷物を積んでも

それなりに楽しめてしまうオールマイティさを実現していて、どこを走っても楽しくストレスが

無い!


ここに僕自身が気付いたからだと思うんですよ。

1台だけならCB250R/NWJCツーリングマスターCompしかないって、超お気に入り

になったのです。



NWJCオリジナルのキャリアは荷物を載せたときの剛性感と車体のバランスが良く、今回のよ

うな必要最小限の荷物もキャンプに行くときのフル積載でも同じように、操っている実感に溢れ

たライディングを楽しめるし、NWJCオリジナルスクリーンのプロテクション効果は最高です。


こちらもNWJCならではのメンテナンスやモディファイにより、積載状態でも250らしから

ぬ素晴らしい直進安定性、大阪市内のノロノロ運転からワインディング、林道ダートまで、フレ

キシブルなエンジンと相まって、本当にマルチパーパスで楽しめるバイクに仕上がっています。



ABSはあるものの、それ以外のライダーお助け電子制御の無い、CB250Rをベースとした

CB250R/NWJCツーリングマスターCompは、マルチパーパスにライディングを楽し

める唯一の現行モデルです。


CB250R/NWJCツーリングマスターCompは、モダンクラシックやボバースタイルの

ツインショックよりも、路面追従性の高いモノサスの良さを活かして各所にモディファイを施し

て、一般道から剣山スーパー林道までカバーできるオールマイティ・バイクに仕上げるのも、比

較的安価で済みます。250ですから車検が無く、お財布に優しいのも魅力です。




[ あるバイクを見て疑問に思ったこと ]



SR500NWJCツーリングマスター、CB400SSNWJCツーリングマスター、CL4

00NWJCツーリングマスターのように街中のチョイノリからフル積載の長旅までオールマイ

ティに楽しめる、トラディショナルな味わい深いバイクは残念ながら現行モデルで該当するバイ

クは存在しません。


最近「いいね」の話題作りなのかGB350の記事をよく目にしますが、よく見なくてもベテラ

ンの方ならお分かりいただけると思いますがSR、CB400SS、CL400とは全く違うカ

テゴリーのバイクです。


雑誌、SNS等では同じとされているのは、外観のことなのかどうも不思議でなりません。


グローバルスタンダードなる言葉がいつごろからか定番のようですが、日本の道路事情では35

0という排気量も疑問が残るところです。車検もありますし。


昔のものを復刻するのであれば、350の排気量ならCB350となり、ツインエンジンになる

と思いますし、GBという名前であれば250/400/500のシングルであったと思います。


もともとインドでロイヤルエンフィールド350の対抗機種としてガワだけクラシック風にして

クラシックだと言っても、トラクションコントロールなど電子制御を装備して、質感やデザイン

などを見るとこれがクラシックに該当するとは思えないのですが。


高田さんの最近の記事で「機械式の腕時計とバイクについて」書かれていますが、興味深くなる

ほどなーと思いました。是非読んでみてください。

下のリンクからご覧ください。

↓文字をクリックです。
★バイク屋の備忘録 :「 Honda CL400&CB400SS 」


記事の内容以外に高田さんから聞いた話では、2010年ごろから機械式腕時計のデザインはク

ラシックが主流のようですが、外観のデザインはアナログ風クラシックでも中身は電波時計も多

いようで、バイクも同じで外観だけがクラシック風でも、感性で楽しむとその違いは歴然です。


なんだかこれってGB350やトライアンフ水冷モダンクラシック等と同じですよね。外観だけ

をクラシック風にするのは何か意味があるのでしょうか?流行でしょうか?


[ 僕とベストマッチのCB250R/NWJCツーリングマスターComp ]



250ccのバイクがこれほど楽しいとは夢にも思わず、乗るたびに愛着が湧いて手放せないバ

イクになりました。



バイク屋としての経験から、もて余すことも気負うことも無く、ダウンサイジングでマルチパー

パスに楽しめる現行スポーツモデルは、CB250R/NWJCツーリングマスターCompで、

これしかないと思います。



世間で言う「老人」のカテゴリー入りの年齢になり(笑)体力が落ちてきて、ビックバイクもぼ

ちぼち億劫になってきた自分にとって、ダウンサイジングすればまだまだ荷物をいっぱい持って

あちこち出かけて楽しめることを気づかせてくれたバイクは、カブ110NWJCコンプリート

とCB250R/NWJCツーリングマスターCompです。


自動車道も走れて一気に移動が出来て、ワインディングやダートでそれなりのスポーツライディ

ングでも、気負わずオールマイティに楽しめることを気づかせてくれたのはCB250R/NW

JCツーリングマスターCompです。


CB250R/NWJCツーリングマスターCompは、マルチパーパスにまだまだライディン

グを楽しめると、僕に自信を与えてくれた素晴らしいバイクです。





次回に続きます。






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